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他動詞と自動詞の両方を持つ日本語はありますか
日本語の他動詞と自動詞の見分け方は 「~を」と目的語をつけるかどうかで判断できると思うのですが 英語には両方に作用する単語が複数あります。 (例:I moved by car. I moved the chair.) そこで疑問に思いましたのは、 日本語には他動詞と自動詞の両方が作用する動詞は 存在しないのでしょうか。 どうぞ宜しくお願いします。
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一般にヲ格(対格:目的格:客語 accusative )を要求するものが他動詞とされますが、運動に関してヲ格を取るものは自動詞と見なされます。 通過(運動)・・・空ヲ飛ぶ。野道ヲ行く。 分離(場所)・・・家ヲ出る。席ヲ立つ。 ニ格(位格 locative )やニ格(与格 dative )を要求する他動詞があります。 上役ニ噛み付く(食ってかかる)。犬が人の足ニ咬み付いた。 部下ニ噛み付かれた。犬ニ咬み付かれた。 また、ニ格(位格 locative )やニ格(与格 dative )を要求する自動詞もあります。 薄給ニ甘んずる。最下位ニ甘んじている。 このような自他動詞の判断とその「ゆれ」に関する事情を踏まえた上で、大方の辞書では自他両用であるとされている動詞の幾つかを上げてみました。特にサ変動詞には多い傾向があります。 仰ぐ、あがる、逸する、いつわる、運転する、くらいこむ、恋する、たたずむ、たてまつる、楽しむ、培う、取り乱す、張り込む、引っ越す、吹き出す、見入る、休む、割り込む。
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- bgm38489
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少ないけど、あるみたいだね。例えば、「開く」。「門が開く」と「門を開く」。前者は、門を擬人化して自動詞としての「開く」の主語にしているわけ。
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こんばんは。 ご回答をありがとうございます。 なるほど確かにそうですね。 でもやはりかなり少数なんですね。
- kaitara1
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一種の御用でしょうが、コンピュータを立ち上げるという言い方があります。正しくは立上げる(タテアゲル)立つと立てるの誤用。
お礼
こんにちは。 そうなのですか、全然知りませんでした。 ありがとうございました。
- trytobe
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いくつか可能性はあるのですが、 「私がイスを動かす」の意味で、目的語の物体を主語に置く表現の「イスの位置が動く」を認めると、 「私が動く」のように主体が私にも、目的語の物体にもできる、という受動態・能動態の相互変換の形で実現できます。
お礼
こんにちは。 早速にどうもありがとうございます。 少し難しかったですが、しかしそういうものもあるということはわかりました。 どうもありがとうございました。
お礼
こんにちは。 早速のご回答をどうもありがとうございます。 なるほど、やはり多少はあるのですね。 よくわかりました。 助かりました。