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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:老人ホームの表札への個人情報表示について)

老人ホームの表札への個人情報表示について

このQ&Aのポイント
  • 老人ホームの表札への個人情報表示について問題が発生しています。
  • 入居者の介護度や必要な介護の種類が明らかになる記号が個室の名札に貼付されています。
  • この表示は個人情報の保護法に抵触する可能性があります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34517)
回答No.3

結論から先に申し上げれば今回は個人情報保護法違反では【ありません】。 まず、個人情報保護法の対象となる「個人情報取扱事業者」というものがあります。この個人情報取扱事業者は、「5000件以上の個人情報を所有していること」と決まっています。おそらく、入居されている老人ホームは、5000件もの個人情報は有していませんでしょうから、仮に入居者や職員の個人情報をだだ漏れさせたとしても、「個人情報保護法違反」にはならないのです。 もしそうなったら、プライバシー保護違反ということになるでしょう。 また、「個人情報とは何ぞや」という定義になりますが、それは氏名、生年月日のようにその人であると「特定」できる情報と規定されています。 介護度がわかるシールというのは、「個人」を特定することはできません。「赤いシールは山田太郎さんである」と明確になっているわけではありません。「介護レベル2」が赤いシールであれば、介護レベル2の人は片っ端から赤いシールになるので個人が特定できるわけではありません。 ですから、個人情報保護法から見れば、今回の老人ホームがやっていることは何ひとつ法令違反をしているわけではありません。 次に、「プライバシー保護」という観点から考えてみましょう。プライバシーの保護、という観点からは抵触していると主張することはできます。しかし、老人ホーム側からすれば、事故防止のためにある程度の必要な措置というのは認められて然るべきです。必要な介護がどのようなものであるか明確にして、ケアが必要な人に対し、職員が目配りできる体制を築くことは「必要な措置である」と判断されて然るべきでしょう。 ただ、そのときに名札の横に「目が見えない。耳が聞こえない」と露骨に記載するのはプライバシーへの配慮がないといわれても仕方がないかもしれませんが、それを隠語やシールのような形で表現されるのは「プライバシー保護と必要な措置の現実的な折衷案」と判断されて然るべきだと思います。 最終的には裁判の判例ということになりましょうが、「安全」と「プライバシー」であれば、安全のほうが優先されるのは当然のことだと裁判所も判断すると思います。ある部屋から煙が出ていて、ボヤになっているかもしれない。しかし部屋の住人が鍵をかけて確認することを断固拒否した場合優先されるのはどちらでしょうか。その人のプライバシーを優先して火災発見が遅れ、他の人の生命や財産に危険が及ぶのはホーム側の安全体制に不備があると指摘されても仕方がないことだと思います。その場合は、強制的に鍵を外して職員が中を確認する権利は生じると思います。 ここから先は私個人の意見です。老人ホームのような施設で他人の世話になる以上、ある程度プライバシーが侵害されるのは「当たり前のこと」だと思います。大手の金融会社に勤める人は、自分はもちろん家族親戚の金融口座をすべて届け出る義務があるそうです。インサイダー取引を防ぐためです。そのことに関して質問者さんも意義はないでしょう。「プライバシーだから」と政治家の情報が一切隠されるなら、汚職し放題でしょう。汚職を防ぐために政治家のプライバシーが侵害されるように、老人ホームのような施設に世話になる以上、入居者のプライバシーはある程度は侵害されるのはやむを得ないと思います。それと(利用料の)引き換えに、サービスを受けることができるのです。 もっとプライバシーの保護を求めるのであれば、ホーム側はそれが可能なだけの人員を揃えるための施設利用料を求める権利があります。実際、そういう配慮が非常に行き届いた高額所得者向けの施設も存在します。専属のスタッフがつくようなね。ですから、質問者さんがそこまでの対応を求めるのならば、そのような施設を利用するべきなのです。1000円の定食でウニを腹いっぱい食わせろというのは無理な話です。 また、どうしてもそのようなプライバシーを侵害されたくなければ、そのようなサービスは一切受けず、自分ひとりで自分の生活は管理するべきだとも思います。「あれ?あの口座の通帳、どこにやったっけかな?」ということが自分一人しか分からなければ、誰にも侵害されません。

kaitahiro
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。 拙い、私の質問に詳しく答えて、さらに法的な問題も記載して頂きまして大変良く分かりました。 個人情報保護法が施行当時に拡大解釈されて、色々、誤解を読んだことを思い出しました。 プライバシーの保護の問題として捉えると分かりやすくなるのですね。 プライバシ―の保護としての立場から、今施設でやっている方法が最適なものかどうか、聞くことにします。 (その前に、インターネットで、介護におけるプライバシーの保護について、色々出ていますから  それらを少し勉強します) 詳しく丁寧なご回答に重ねてお礼申し上げます。

その他の回答 (3)

  • pupu5989
  • ベストアンサー率9% (3/32)
回答No.4

昨年亡くなった義理母の介護施設も同じように色分けされていました。 最初は何のシールなのかわかりませんでしたが 各部屋の名前の横に色々な色のシールが貼ってあり これが介護度のシールだと気が付きました。 義理母は介護5だったのですが 同じ色のシールが貼ってあるところは この人も介護5なんだなあ~ってわかりました。 介護度が一目見てわかるようにしても その人その人の介護方法があるので シール貼って意味があるのかなあ~って 思ってました。 老人施設って・・・みんなそういうシールとか貼ってあるものかと・・・ でも 違うんですね。 質問者さんの言いたいこと、よくわかります。 でも その施設が そういうやり方ならば お世話になっている以上 あまり強くは言えないと思います。 でも、個人情報まではいかないけど もし 自分の介護度を 貼られたら ちよっと嫌かなあ~。 どこまで聞いてくれるかわからないですけど・・・ もう少し工夫してほしいと言ってみてはどうですか? 季節の変わり目です。 お体をご自愛ぐださいませ。

kaitahiro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 よその施設でも同じようなところがあるのですね。 ご丁寧な説明をして頂き感謝です。 ある程度は、入居者として、いやだとしても我慢したほうが良いということですね。 もう少し工夫ができないかお願いしてみます。 法との関係が少しでもある回答を待っていますので、ベストアンサーにいないことを、お許しください。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1905/9108)
回答No.2

>これは、明らかに個人情報の保護法に抵触するのではないかと思います。 いいえ。 抵触するのは、個人が特定出来る情報です。 なので、そのシール、NHKが契約世帯に貼っていたシールと同レベルのものです。 言い換えれば、医療の『トリアージ(緊急度に応じて治療順位を決定する)』と同じ発想です。 間違い(ミス)の無い介護をするための『トリアージ』です。 個人情報保護法を持ち出すのは良いのですが、もっと勉強しましょう。 ネットで検索すれば、すぐに見つかりますよ。

kaitahiro
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 医療で「トリアージ」のような考え方があることは知っています。 個人情報保護法を持ち出しましたが、このQAは素人向けのものであり、法律のできた初期に個人情報について誤解が多く、いまだに、拡大解釈をしている人が多いので、そのままにぶつけたのです。 要は、個人の嫌がっていることを、平気でやる姿勢が納得いかないのです。 ホームでは、入居者の経歴、病歴、趣味から歳、入院した時の病院などなんでも、個人情報だからという理由で明らかにはしてくれません。 それなのに、個人の介護度を知らせる(結果としてそうなっている)のは許されることなのでしょうか。 保護法については、おっしゃるようにもう少し勉強します。

  • k205t
  • ベストアンサー率13% (345/2543)
回答No.1

色のマークは、個人情報とか関係ないのかなと思います。 老人ホームとは関係ありませんが、有名な大学病院でも色でその人の重度が看護師に分かる様にやっていますよ。 病院でもやっていることです。 色のマークの住所等が書かれていて、ある程度かかれているのなら、それは明らかに個人情報保護法になります。 お見舞いに来る人達には、まず色なんて分かりません。 1度入院をしている人なら分かります。

kaitahiro
質問者

お礼

素早い回答ありがとうございました。 確かに、病院と似ているかもしれませんね。 ここは、老人ホームですから、病院とは厳密には異なると思うのです。 赤いマークの数は明らかに、介護度を表していると思います。自分の介護度を知られて喜ぶ人はいません。 ご意見も参考にさせて頂きながら、もう少し皆様の反応を待つことにします。

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