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福祉施設の送迎形態について疑問
- 福祉施設の送迎形態について疑問を感じています。自分の車を使った送迎や保険の問題について知りたいです。
- 福祉施設に入社してから送迎の運営状況に少し疑問を感じています。自分の車を使って送迎する施設が多いのか、保険の問題はどうなっているのか知りたいです。
- 福祉施設の送迎形態に関して疑問があります。自分の車を使って送迎する施設が一般的なのか、保険の問題も気になります。
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質問者が選んだベストアンサー
普通じゃありません。 かなりまずいものです。 ガソリン代の話はちょっと置いておきましょう。 仮にそれがちゃんと支払われたら問題ないのか、という話で止めたくはないので。 出勤退勤時というのは、一応労災の適用範囲になります。 もし単独で退勤したときに事故を起こし負傷したら、それは労災と認められ、医療費の補助になる金額が支払われます。 しかし自働車で同乗者があって怪我をした場合、同乗者の怪我には労災が認められないことが多い。 もし隣の家に住んでいて同僚だと言うのであれば労災適用にはなりますが、同僚でなければその限りではない。 理由は、その人の通勤行動ではないからです。その人が労災に払い込みをしていないからです。 施設の利用者というのはこちらのほうになります。 ですから、万が一のことがあって、同乗者に怪我があったり、まさかに死亡した場合、労災保険は適用しづらい。 そのために別途保険に入っているという話なんでしょうけど、これ、団体保険じゃないでしょうか。 団体保険は、死亡しないと出ませんよ。 質問者様もおっしゃっているように任意保険でなんでも出してもらえるわけでもありません。 事故がおきて何かになった場合、民事訴訟で損害賠償が出てくる可能性もあるし、遺族は「金は要らない、生きた状態で戻してくれ」といって泣き叫ぶものです。 そのために、明確な業務内容にヒットした形の保険を相談し加入しておくべきなのです。 当然、その業務には専用の自動車がなければ、該当の事故であるという証明がしづらい。 架空の話ではおもしろくないでしょうから、違う業種の実例をご紹介します。 医療検査の会社があります。実際には日本には3つしかないですけど。 総合病院とか大学病院であれば、採血したものはその現場で分析をし、診断ができます。 しかし、街の医院とか診療所の場合は試薬がなかったり試験者がいるとは限らないから、医療検査の会社に依頼をします。 採血なんかは医者なり看護師がやりますが、試験官に入った「検体」は分析機関に持っていくのです。 検体というのは血液(じっさいには分離して血清とそのほかになっている)、尿、皮膚組織や手術して摘出した組織等のものです。 以前検査の会社の仕事をしていたことがあり、そのとき目撃したことをこれからご紹介します。 検査実務にかかわっている職員が、自分の出勤退勤の経路に客先の医院がいくつかあると言った。 だったら寄って検体を持ってきてはいけないか、と、何ら特別な悪意もなく申し出たのです。 どれだけ怒鳴られ怒られたか。 検体というのは、ウィルスがあったり雑菌が入っていることもありうる。 輸送上もしこれを落としたり破損したらどうするのか。すぐにウィルステロになってしまう。 事故ってお前が死ぬのはかまわないが、検査が遅れて検体の再取得なんかいっていたら患者の命にかかわるかもしれない。 だから、検体移送専用の小さなトラックが常に動いているのです。 こいつは3重に密閉されていて、横転したりしても中身が外に漏れ出たりはしない。 そして、場合によってはクルマの上に救急で使うランプを乗せ点滅させることができるのです。 場合によってはある医療機関に一日に何度も往復します。 手で持ってきたほうが早いじゃないか、ではないのです。 責任を引き受けろという話なのです。 検査技師はその責任を負う立場にはない。検査の責任を負う義務があるのである。 医療ではそれだけのがっちりした管理がなされます。 介護ではそれほどのこともないかと思われるかもしれませんけど、老齢とはいえ人の命です。 こういうことに準じた責任範囲の整理と、組織だてが必要だと思われます。 ただ、そんなことをここで言っても質問者様がそれを改善できる権限のある立場ではないと存じます。 ただ、おかしい、というだけで止まります。 それだけで文句を言って辞めるという話にもできないでしょう。 ただ、常に最悪のことがおきた場合を想定して責任をどう持てるかという議論があるのが望ましいと思います。 保険について、詳しく聞いて議論されたらいかがでしょうか。
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- ki2222
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ついこの位ならいいだろうと思うのがけいえいしゃ。いいことないです。 私物をつかわせるなんて。
お礼
さっそくのご意見ありがとうございます。 今回の質問にかぎらず、ついこの位なら‥との考えは陥りがちなんでしょうね。 ありがとうございました。
お礼
本当にタメになるお話しを有難う御座いました。 >そのために別途保険に入っているという話なんでしょうけど、 >これ、団体保険じゃないでしょうか。団体保険は、死亡しないと出ませんよ。 その保険の詳細はまだ聞いておらず解りませんが、単純に、自分の出勤と帰宅について・それと併用して他人(しかも利用者さま)を乗せている事・その状況下で事故った場合。各々が、おっしゃる内容から非常にシンプルに見えて来ました。 しかも、確かにその方法を変える権限が私に今は無いですが、私の車、任意保険、乗せている利用者さまの命、事故った際に誰に何が問われるかなど、洗い出しておきながら仕事を進めたいと思います。 でも保険適用・不適用のケースが職場にどのように内在しているか、職員同士でも良いので少し話してみたいと思います。 いずれにしても、「 よくある送迎形態 」では無い事だけは十分に理解しました。有難う御座いました。