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なぜパイロットが足りなくなるのか
パイロットって男性の憧れの花形職業ではなかったですが?なぜ今の若者のパイロット志願者数は減ってるんですか。
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新聞の記事で読んだことがあるのですが、「身体条件がクリアできない若い子が増えている」んですって。何百人もの命を預かる仕事ですから、頭脳明晰、語学(少なくとも英語)堪能でなければなりませんし、いくら頭が良くても文系ではダメです。分数の割り算ができないようなのは困ります。 そういう頭の条件を揃う子を集めてみたら、視力検査や体力検査で引っかかる子が続出して業界関係者は頭を抱えたそうですよ。いくら頭が良くて語学も堪能で数学が得意でも視力が悪いとアウトですからね。 視力だけじゃなくて、体力も基準に達さない子が結構いたそうですよ。もやしっ子に命を預けるのも嫌じゃないですか、こっちからすれば。 宮崎だかどこだかにある民間向けパイロット育成の大学で、関係者が志願者を全国から苦労して集めたのに、身体検査で不合格者が続出したことがあったんですって。 「男の子の憧れの職業」っていうけれど、1970年の新聞社の調査ではパイロットは第4位でしたが、2012年の保険会社の調査ではトップ10から落ちていますし、新聞社の調査でも最近は9位とかそのくらいみたいですから、昔ほどの「憧れの職業」ではないみたいですね。 ちなみにその1970年の調査のときの女の子の憧れの職業ナンバーワンが「スチュワーデス」。今はキャビンアテンダントと名前を変え、飛行機に色を添える華やかな職業から、肉体労働者へと変わってしまいました。
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- Mokuzo100nenn
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高等学校の進路指導教諭の視野が狭いからだと思います。 高等学校の進路指導の教諭は、成績がそこそこの生徒にはことごとく文科省配下の大学への進学を勧めます。 航空大学校や防衛大学校、消防大学校など他省庁の管轄の高等教育機関への進学は眼中になく、前途ある高校生の選択肢を狭めております。 結果、商業機パイロットを目指す青年は、文科省配下の大学を卒業した後に、4年も5年も勉強せねばならず、他の職業と比較して、収入開始年齢が著しく遅くなるのです。 これでは、”夢をあきらめる青年”が多くなって当然です。 旧聞に属する事でありますが、私が高校生の時に進路相談した教諭は、私が「将来は森林レンジャーの様な仕事について、日本、ひいては地球上の森林保護の仕事に就きたい」と申し上げたのを一笑に付し、「お前は物理が得意なのだから、林学なんかよりも物理学にすむのがよい。物理の教師などが向いている。」と仰ったのです。 高校で林学を学んでいないのですから、物理学と林学のどちらが得意か、どちらが好きか、など不知なわけでえあって、青年の夢を打ち砕くのが目的だったのではないかと訝しく思い出します。 自分が「物理の教師」だったからですかね?
お礼
やっぱり聞いてみるもんですね。スッキリしました(-^〇^-)ありがとうですそっかー。なるほどですね。考えさせられました。進路指導が狭いって訳ですね。
日本のパイロットへの道が狭き門で限られているか、明確になっていないのでは。 私は海外ですが、国立大学にパイロットになるための学部があります。ですから最終的にそれにならなくても、学士として管制塔に勤めたり空港のマネジャーや養成教育に回ったり方向転換が可能です。他の理系へのクレジット移動も可能です。国立大学ですから奨学金も借りられます。学生数は全く減っていないと思います。訓練も含まれていたと思います。(実地の費用は別かどうかは知らないですが) 日本はどうなのでしょうか。その大学自体の知名度がいまいちだったり、養成が一般に使える学歴がつかないものだったり、それしか生き方が選べない、駄目ならそこで終わり、つぶしがきかないとなれば応募者は減るのではないですか。更に給与です。危険を冒して更に長時間、それに見合った手当てが出るかどうか、年金、保証、選ぶ側も闇雲に憧れだけでは選ばないでしょう。パイロットは最後までパイロットしかできないとなれば、最初から行きません。 やはり万が一途中でなれなかったらどするか、学歴職業としての価値、その後の仕事内容と給与の釣り合い、保障、プランBがあるかどうか明確になっていればもっと志願者が増えるのでは。そして少子化から親の干渉など(危ない)もあるでしょう。それを乗り越えるだけの魅力がなければ、パイロットに限らずどんな職業も志願者は必然的に減っていくのではないでしょうか。やはり好きだから、だけでは無理です。ほとんどがお金を稼ぐために一生使える職業を選び、そのために学生時代から長い長い努力をするのですから。
お礼
質問した甲斐がありました。非常に為になりました。ありがとうです。やっぱり聞いてみるもんですね。スッキリしました(-^〇^-)ありがとうです。今の学生さんの意見かつ海外の事情までありがとうございました。
志願者は、減っていないと思います。 空の自由化で、パイロットはいっぱい必要になりました。 それに反して、若者は減っている なので、志願者が減っているように感じる。 のでは、ないでしょうか? パイロットは、誰でもかれでも連れてきて訓練すればいいか? ではなくて、お金もかかるし 厳しい資格条件が求められます。 新規採用は、簡単なことではありません。 大学のパイロット要請過程は、お金がかかる。 日本は、海外よりも基準が厳しいです。 パイロット派遣会社は、日本にはありません。 日本のLLCよりも海外のLLCのが、待遇がいい。 自社訓練したり 自衛隊パイロットに、航空会社への転職を促す制度を再開。 国土交通省は、奨学金制度を拡充してパイロット教育を支援。 など、なにもしていないわけではありません。 若者のパイロット志願者が減った・・・とするまらば お金がかかるから、かな?と、思いました。
お礼
すっきり解決嬉しいです!いやあありがたい回答でした。やっぱり聞いて大正解でした!すっきり解決嬉しいです!少子化や自由化など絡んでるんですね!
- parts
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Q/なぜ今の若者のパイロット志願者数は減ってるんですか。 A/理由は次の5点でしょう。 日本をはじめとした先進国では、戦争が近年減少していることと、徴兵制ではなく志願制の軍人または自衛官が多く、退役後に空軍や海軍で取得したパイロットの免許を民間で使う人が減少したことがまず1点。(この場合は、国が資格取得を後押しし、給与も入るためコストが掛からない) 2点目に、航空機パイロット云々より、そもそも自動車などの資格でさえも取得者が減少しており、乗り物を操縦する。運転するということそのものに若者があこがれなくなっているという2点目。 3点目、それらの資格取得には相当な時間と費用が掛かること。 4点目は、LCCの登場でパイロットの労働時間に対する報酬が減っていること。 5点目は、資格をとってもペイするには時間が掛かること。 これらが複合的に合わさっています。ちなみに、私は航空機パイロットにはどう頑張っても、なれないかな。生まれつき視力が足りない(各眼が裸眼で0.7以上)ので・・・なりたくてもなれませんけど。最近はPCやスマートフォンが普及したこともあり、こういう人も多いかもしれません。 また、航空機(商用)パイロットは、各種資格取得基準が厳しく設定されており、セスナなどの個人機体操縦とは異なります。まあ、自動車なら2種免許のようなものです。 さらに、航空会社や国にもよりますけど、原則として運用する機体毎にパイロット研修が必要となることが多いです。どうしても、機体によって計器類の配置が異なっていたり、操縦桿もジョイスティックタイプや、ハンドルタイプなどいろいろありますから・・・。 だから、飛行時間も大事ですけど、地上でのフライト訓練も一定程度行わないと、パイロットとしての搭乗はできません。 尚、民間航空会社のパイロットなら、男性に限らず女性でもなることは可能です。 国内の戦闘パイロット(F型戦闘攻撃機のパイロット)は、女性は不可なはずです。
お礼
こころからお礼をもうしあげます。助けて頂きました!いくら考えても答えが思いつかなかったので、なるほどなと思いました。スマホの普及で視力が落ちて身体検査引っ掛かるって時代ですね。
新規で航空会社が次々と参入するから不足すんねん。 パイロットの取り合いみたいな。 あとはテレビでもよく報じられるベテラン機長達の一斉退職。10年15年後にはベテラン機長達が一斉に退職して不足する。
お礼
めちゃくちゃ助かりました。これでスッキリです!参考にします(^O^)質問した甲斐がありました。非常に為になりました。ありがとうです。10年後がめちゃくちゃ怖いですね。
- lv48
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パイロット志望の若者が急増 – NHK http://syu-katu.jp/syukatu/sibou/84996.html 増えてますよ。 単純に少子高齢化問題。 http://blogos.com/article/75449/ 団塊の世代がいっぺんに退職すれば一気に人手不足。 人材育成には時間がかかり追いつかない。 その上、少子化で絶対数が少ない。 パイロットに限らず、全ての職業が外国人頼みです。 http://jiro824.seesaa.net/article/401704485.html
お礼
色々な意見があるんですね!考えさせられました。志願急増とは知りませんでした!
- mrst48
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パイロット資格者数は、減ってはいないとのこと。が、 航空会社が決めた規則に当てはめると、 その人数が足りない、足りなくなりそうとか。 航空会社が「安全」に運航している現状や将来の拡大のための 運航できる体制において、パイロットが足りないと言うことでは。
お礼
参考にさせて頂きます!為になったので、コピーして保存しました!光が差し込むような回答でした!視界が開けました。ありがたいです
- nankaiporks
- ベストアンサー率23% (1062/4473)
他の方も書かれてましたが、要請機関に行かせられる資金がありません。 セスナのライセンスを取得するのでも、お金がかかります。 旅客機ならもっと多額になるでしょうね。 それと確かパイロットならどんな機体を操縦しても良いという訳ではなく、機体ごとに操縦ライセンスが必要だったと記憶してます。 どんなベテランでも、最新機のライセンスがなければ、飛行させてもらえません。 各社飛行路線の拡大、最新機の導入。 そんな理由からパイロットは足りなくなるんじゃないでしょうか?
お礼
回答役立ちました。視野が広がった気がします。ありがたいです(^O^)やっぱり一人で考えても答えはでませんでした。回答ありがたいです!
- k205t
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簡単に言えば給料でしょうね。昔と違い安いのでは。
お礼
なるほどストンと理解できました!聞いて良かったV(^-^)V
- kuma56
- ベストアンサー率31% (1423/4528)
若者の家事自体が減っている LCCの設立・就航数が増えても、養成機関がそれに追いついていない。 養成機関に行くにも費用が掛かる。 単に養成機関を出た段階では、エアラインパイロットの機長としてフライトできるわけではない。 などなど・・・
お礼
なるほどストンと理解できました!聞いて良かったV(^-^)V頂いた回答で知識が増えました!丁寧にお答え頂き頭が下がります☆
お礼
助かりました。回答ありがとうございます。とても勉強になりました。めちゃくちゃ助かりました。これでスッキリです!参考にします(^O^) 身体検査で落ちるってリアルに体力落ちてるんですね!