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途上国の賃金が上がりだしたらどうなりますか?
先進国の賃金は高すぎ、途上国は低すぎ。 同一労働、同一賃金という流れで 先進国の賃金は下がり続け、途上国は上がり続ける。 すると最終的には世界共通の賃金となる。 そうなると、今の先進国は困る。 まぁ僕らが死んじゃった後でしょうから、どうでもいいといっちゃどうでもいいのですが、 100年、200年後あたりには、こういう国際社会でしょう。 今より厳しい社会なのか、逆に今より楽になるのか。
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社会は格差によって成り立っているのです。国際社会も日本社会も同じです。資本主義経済が繁栄していますが、競争による格差が原動力です。みんなが平等になってゆくと考えるよりも、競争によって格差が広がると考えられるのです。なぜなら、みんなが楽になったら働かなくなるからです。 賃金とはその者が生み出す経済価値によって決まるのです。より多く儲けることができる者が多くの賃金を手にするのです。途上国は経済価値の小さいことをしているので、賃金が安いのです。機械でできることやコンピューターでできることを仕事にしているとそれらの経済的価値との競争になり、最後は仕事を失います。
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- princelilac
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第一段階 外国人労働者は本国へ帰り、労働力を国内で確保することになります。 現在、外国人が低賃金で働いている分野では労働力の不足が起こるでしょう。そしてその分野では賃金を上げなけばならなくなります。ですので、単純に先進国では賃金が下がるとは言い切れなくなるでしょう 第二段階 外国での賃金が上がれば、その国で作られる農産物や、産出される原料の価格が上がり、日本の物価が上がるでしょう。高物価を支えるためには高収入が必要になりますので、日本社会全体としては賃金アップの傾向が出てくると思います。
- photoslipper
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そうですね、なかなかそういった状況になるとは想定しがたいのですが・・・ とりあえず特定の企業などのことを考えず、国家全体的な話をすれば・・・ 日本や先進国としては、今より苦しくなるのは確実です。 途上国が、より正当な対価を得られるようになれば、彼らは今より生活が楽になっていくでしょうね。 先進国は、現在はいわば安く作らせて高く売って、人件費分だけ余分に儲ける方法で企業はより儲け、結果先進国は途上国よりより多数の税収を上げていると言えます。 途上国へ正常な対価を与えない分、先進国では途上国よりより豊かな経済が回っていると言えますね。 その人件費分の余計な儲けが、先進国の社会では回らず、途上国で回ることになるのですから・・・ 日本などの物作り主体の国家は、どんどん苦しくなりますね。 もう一つあるのが、ブランドの問題。 現在製造業のブランドは無数にありますが、ほとんど先進国のブランドです。 それが、最近韓国や中国のブランドが目立つようになってきました。 賃金分をより儲けているということのほか、途上国の製造業が自国でブランドを立ち上げられるようになっていき、より現在ほとんどのシェアを持っている先進国のブランドも、途上国のブランドにパイを奪われていくでしょうね。 先進国というか、とりあえず製造業、「原料を輸入して製品化して海外で売る」というスタイルで経済を回している日本や一部ヨーロッパはよりきつくなっていきます。 ただ逆に、資源国などは先進国途上国にかかわらず、豊かなのに変わりはないでしょうね。 日本人にとっては、今までのような贅沢は効かなくなり、途上国の人は人間的生活に近づける。そんな感じになるでしょうね。 ただ、すごいなんというか・・いろんな事を抜きにした話で、そうそうそういう世界になるとは想定しづらいですけどね。軍事外交関係とか、製造業以外の業種・ブランドは話が別とか、新興国に化けられるかどうかかなり疑問な国もあったりなど、様々な条件も絡んできますので・・・また、100年後200年後の世界の経済が製造業中心で回っているのかどうか?等々、一概には言えませんが。
- kia1and2
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途上国の賃金が低いから、生産拠点をそこにおくって考え、アメリカでは25年前に消滅しており、日本もそれに気づいて考えが変わってきています。粗悪品を作るのであれば、賃金の低いところですが、世界で通用するまともなものを作ろうとすれば、おのずから回答は出てきます。 工業製品って、沢山作ってこそコストが下がるものです。自国の居住者が品質的にも納得でき、より買い求め易い値段を求める。解決方法は、自国以外の工場拠点地の国民が、その製品の消費者になるのが絶対条件です。消費者になってもらうには、自国並みの給料を払う必要ありです。自国以外は貧乏だと、一番の被害者で困るのは自国民。政治だって安定し、治安も良くなってもらうのが願いです。自国民以外の国の人の教育も大事なこと。文化や習慣、宗教などを尊重しながら発展を望んでいます。それなしでは、自国民の発展もないと、過去の失敗で知りつくしました。 このような現実の動きを無視して、資本主義は労働者を犠牲に成り立つ、他国の労働者の搾取の帝国主義、など50年以上前の現実だけを見ているだけの、世間世間知らずで、しかも勉強不足の大バカ者となります。 世界中が共通の賃金になるのが先進国の願いです。これなしでは、現在から未来の資本主義は成り立たないようになってきています。
- hekiyu
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"先進国の賃金は下がり続け、途上国は上がり続ける。 すると最終的には世界共通の賃金となる。" ↑ そうはならないでしょう。 先進国の賃金が下がり続ける、なんて保証は何処にも ありません。 反対に、途上国の賃金が上がり続けるなんて保証も これまたありません。 特に途上国は政治的に不安定ですから、先進国 並の賃金になるまえに、ポシャる可能性もあります。 かつて、社会主義国は不況で苦しむ資本主義諸国を 尻目に、経済成長を続けていました。 このままなら、全世界が社会主義化するだろう、と 真面目に宣言していた学者も少なくありませんでした。 ”すると最終的には世界共通の賃金となる。 そうなると、今の先進国は困る。” ↑ 困りません。 途上国が豊かになれば、先進国だって輸出が増えるし 儲かります。 テロも無くなります。 ”100年、200年後あたりには、こういう国際社会でしょう。 今より厳しい社会なのか、逆に今より楽になるのか。” ↑ 一年先も判らないのに、百年先など誰にも判りません。 判ったら、世界一の大富豪になれます。
補足
日本ですら無差別殺人やオウムみたいのもおこるし、テロは一定数おこるでしょう。 イスラム国だって貧困だけが要因でないですから。 また、今の日本って100均、家電なども安い労働者がいるからこそ、 良い品を安く手に入るので、中国の人件費が高騰して、多くの企業が中国から撤退したように、途上国の人件費が高騰してくると、先進国は困るのでは?
お礼
とっても共感しました、ありがとうございました。