起業にあたって銀行口座は分けなければいけませんか?
昨年まで勤めていた会社を退職し、個人事業者として起業します。
事業は塾を経営する予定で、家族名義の空家があるため、そこを使用する予定です。他にも無駄な経費を使いたくない為、今、所有しているもの(携帯電話や車、パソコンなどなど)をそのまま利用しようと思っています。
そこで、質問なのですが、開業にあたり別途銀行口座を開設する必要はあるのでしょうか?
もちろん、別途、銀行口座を新たに開設し、その口座を通じて全ての資金のやり取りをするのが望ましいであろうということはわかりますが、塾の教室の光熱費は私の名義ではありませんし、今住んでいる家の一部を事務所としても使用するので、按分して一部を経費としたいなど色々な希望があります。また、上述したように現在既に使用している携帯電話の使用料などは、今保有している個人名義の銀行口座引き落としになっているので、全てを一つの口座に集約するのはとても大変なのです。
心配しているのは、今年度分を翌年に税務申告する際に、銀行口座などが分かれていたり、銀行口座の一部を事業用に使っていることで、経費が認められなかったり、煩雑になるのではないかということです。
もし、銀行口座が複数あったり、現在保有している個人名義の銀行口座の一部だけが事業用で一部が個人用であっても、きちんと数字(金額)を記録し、把握していれば問題ない、ということであれば、わざわざ銀行口座を新たに開設しないでおこうとも思っています。
質問が少し煩雑になってしまいましたが、何卒ご教授のほど、よろしくお願いいたします。