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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日本の建築物って何で耐用年数が少ないの?)

日本の建築物の耐用年数が少ない理由は?

このQ&Aのポイント
  • 日本の建築物の耐用年数が少ない理由について知りたいです。
  • 日本の建築物の耐用年数が短い理由について教えてください。
  • なぜ日本の建築物の耐用年数は少ないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.10

>その辺の明確な理由、御存じの方いません? いくつか理由があります。 1.戦後の日本は物が無く、材木でさえ60年生を待たずに30年生、40年生の若い木を伐採し、細い柱を使って急ごしらえの「仮住まい」を作らなければなりませんでした。1950年ごろの話です。 この安普請の「仮住まい」を基準にして工業化住宅(=所謂プレハブ住宅)が量産されました。1960年~1970年ごろの話です。したがって、1970年前後の住宅は30年~40年で建て替えが必要になるものが多かったのです。 2.戦前の住宅は三世代が住むように考えれらていたので、住人の世代交代があっても同じ家に住み続けることが比較的容易でした。戦後、女性が強くなり、舅、姑との同居を拒否するようになりました。そこで、座敷が8部屋ある家は無用の長物となり、核家族が住むための3LDKとか4LDKなどの小住宅を大量に建てるようになりました。8部屋の屋敷と比べると3LDKや4LDKの住宅は廉価に建築できるため、住宅は施主が一代で「消費」可能な耐久消費財となり果てました。住宅を大量生産の商品として、TVコマーシャルを打ちまくって、年間一万軒以上も売りさばく大企業があるのは日本だけの特徴ですね。その結果、親の家を引き継いだ子も、自分の代だけ利用出ればよいという発想で、費用負担の軽い小規模、量産型、短命住宅が大量に販売されるようになりました。 3.今後、経済的に豊かな人々を中心に、三世代同居の価値が見直され、また賢い女性が登場し、賃労働よりも家族に貢献する事に価値を見出す人が増えるにつれて、戦前の様な8部屋の大型住宅が見直されるようになるかもしれません。現代的な住環境を備えた8部屋の大型住宅が増えると、三世代同居が増え、また「自分の代で建て替える」ことよりも、末長く子孫に継承することに価値が見出されるようになると、欧米の様に100年住宅が増えると考えれられます。また大型住宅になればなるほど30年後の市場価値が高いという現実もありますので、多世代にわたって資産形成を考えるリッチで賢い人々は大型住宅を建設するようになるかもしれません。 4.100年住宅が少ない理由のひつとして「日本の住宅は木造だから」というトンデモ意見が見られますが、スウェーデンやフィンランド、ドイツ、スイス、カナダ、アメリカなどの木造住宅は100年以上のモノが多いです。 また、「湿度が高いと木造住宅は30年で駄目になる」などというトンデモ意見がありますが、シカゴやミルウォーキーなどは(少なくとも夏は)湿度の高い気候ですが、木造住宅で100年以上はあたり前です。 したがって、日本の住宅が30年、40年で解体される原因として「木造だから」というのは当たりません。 戦後の「安普請だから」、多世代住居を受け入れることが出来ない「小型住宅だから」というのが真の原因と思います。

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その他の回答 (9)

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.9

日本は地震が多くて、石材が少なく、木材が多い 国です。 だから、家屋は木造になりました。 木材だと耐用年数は短いし、火事で焼失します。 だから、家屋に百年もの耐久性を要求しないように なったのです。 根底には、こういう国民性があります。 フランスなどのマンションは、壁厚が60センチも70センチ もあります。 日本では、20センチぐらいです。 日本の生活も欧米化して、だんだんに耐用年数も永いのが 要求されるようになっています。 これからは、欧米に近づいて行くと思われます。 しかし、それがよいかは別です。 耐用年数が短い方が、時代に合わせることが容易 という利点もあります。 壁厚70センチで、どうやってエアコンの冷媒管を 通すのか、人ごとながら心配になります。 電気ケーブルだって旧くなれば、出火の怖れが 出て来ます。

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  • titelist1
  • ベストアンサー率25% (712/2750)
回答No.8

>22年経過すると建物には固定資産税が掛からないのです 正確にはゼロではなく、帳簿上の価値(簿価)が少し残ります。西欧では年数が長いので価値を持ち続けるので建物を補修して使い続けるのです。米国でも自分でペンキを塗りますが、そのことによって価値が落ちないのです。日本ではリフォームしてもさほど価値が上がらないので、お金をいれなくなるのです。伊勢神宮に式年遷宮で20年の建替えが関係しているのかも知れません。

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  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.7

・石造にすれば長持ちしますが、地震に弱いので日本では小規模なものにしか使えません。 ・日本は夏の高温多湿な気候が木材の腐りを早めるので、同じような木造でも西洋の半分しか持ちません。ただし、木造は部分的な補修がしやすい長所があるので、国宝などできちんとメンテナンスされたものは半永久的に持ちます。 ・鉄筋コンクリートは、日本のものは耐震化のため鉄筋が多いので、鉄筋がさびやすいです。鉄筋がさびると膨張してコンクリートにひび割れを作ります。ただ、日本では低強度のコンクリートが多く使われているため短寿命という実情もあります。低強度のコンクリートはコンクリート中にミクロの泡のような空洞が多く、水がしみこみやすくなります。 ・鉄骨も多少錆びやすいですが、これは西洋とあまり変わらないと思います。きちんと作られメンテナンスされた鉄骨は半永久的に持ちます。エンパイアステートビルも鉄骨造です。 これが一番大きいと思いますが、 ・社会的な要求として、日本は、わりあい短期間で建物を建て替える習慣があります。とくに商業建築(各種の店舗など)では、流行に合わせて、どんどん作り変えています。 しかし、この習慣は、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)が推奨されているので、今後、変わっていくことでしょう。

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  • IDii24
  • ベストアンサー率24% (1597/6506)
回答No.6

>欧米の築100年などのアパートとか、マジでスゲーなって思っちゃうんだよねー。 って住んだ事あります?とても日本人には住めない建物ですよ。水や電気関連とかめちゃくちゃ。欧米ってヨーロッパでしょうけど、日本の建築基準に適応できるような建物は少ないです。それに地震も少ないし。レンガでも十分なんです。 向こうのは老朽化してないのではなく、老朽化しても使っているだけ。安全面では低いです。 そもそも高層ビルでさえ40年もたてば立替えなのです。それって日本だからではないでしょう。他の国の事情ですよ。立ち退いてもらえないとか、住民が反対するとか。 コンクリートは40年から50年で崩れます。特に日本の場合は雨が多いので、中の鉄筋が錆びれば、その分膨張し、コンクリートが押し出され破裂します。一部分にそのような箇所があればそこから水がはいり他も駄目になります。 また高度成長期の建物は今の電力需要には対応していません。中の配線や電気施設をその都度増強するなら建て替えたほうが安いです。 鉄骨の建物であれば、壊すのは割りと簡単です。これも立替えた方がメンテより安いです。 つまり費用対効果ですよ。メンテより立て替えた方が安ければそうするのは当たり前なのです。

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  • titelist1
  • ベストアンサー率25% (712/2750)
回答No.5

日本における法定耐用年数は鉄筋コンクリート住宅が50年で、木造住宅が22年です。この年数は単に耐久性と言うよりも固定資産税との関係なのです。たとえば木造住宅が22年経過すると建物には固定資産税が掛からないのです。このことは税金の面では良いのですが、建物を売却する場合の価格も安くなってしまうのです。そのために日本では建物を大切にしなくなるのです。 鉄筋コンクリートは空気中の酸素で中性化が起るので、石材よりも耐用年数は劣ります。明治の頃に作られた石の橋などは現在でも問題ありません。ヨーロッパの宮殿やパリのマンションは石で作られているのです。その点で鉄筋コンクリートというのは安物の建築材料なのです。それでも材料進歩により30階程度の高層マンションは鉄筋コンクリートで出来ています。 最近の超高層建築物は鉄骨造です。キングコング映画で有名なニューヨークのエンパイアーステートビルは世界で始めての鉄骨造の超高層ビルです。しかも現在でも現役です。その点で現在建てられている超高層ビルは100年は持つはずです。 日本の寺や神社の木造建築物は一般の木造住宅とは作り方が異なるのです。神社は伝統的工法で、住宅は在来工法です。この方法で作ったら長持ちしますが、住宅ではそこまでの費用をかける必要が無いのです。

150715
質問者

お礼

>たとえば木造住宅が22年経過すると建物には固定資産税が掛からないのです すみません、ここに反応してしまいました! あと半分かぁ。。。 >日本の寺や神社の木造建築物は一般の木造住宅とは作り方が異なるのです。神社は伝統的工法で、住宅は在来工法です。この方法で作ったら長持ちしますが、住宅ではそこまでの費用をかける必要が無いのです。 やっぱりですかー。

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回答No.4

石で作れば100年でも200年でも風化でもしない限り持つ ただし、建てるのに莫大な費用と時間、人材が必要。 そして石造りは粘りが無いので、地震に弱い。日本みたいに、何かしら揺すってるとこには向かない。 日本の家屋は基本木だが、昔ながらのつくりをしていれば300年くらい軽くもつ。 いまの即くみ上げ、安いすかすかの合板にやたらに接着剤と釘使う工法じゃそりゃ持たんわな。

150715
質問者

お礼

効率そのものが、耐用年数やコストの面で妨げなんですね。

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回答No.3

石造りの建物なら100年以上持ちますよね。 でも地震が多く、高温多湿の日本では透湿性に優れた木造が殆どのため、耐用年数短いです。 お寺やお城等、太い丸太のままの木材使えば強いのですが!

150715
質問者

お礼

作りかたの問題という事でしょうか?

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  • Gletscher
  • ベストアンサー率23% (1525/6504)
回答No.2

そうですかね? 高山や京都では、民家でも築300年とか400年って建物ざらにありますよ。 我が家は60年保障と言われていますので、実質はメンテナンスすればその2~3倍大丈夫らしいです。

150715
質問者

お礼

>高山や京都では、民家でも築300年とか400年って建物ざらにありますよ。 築100年までは実際に見た事がありますが、300年400年にに実際に人が住んでいるんですか???それは驚きです!!是非探してみたいですねー。水道や電気はどうなっているんだろ?トイレなんかの近代設備はどうなっているんでしょうねー。

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  • manmanmann
  • ベストアンサー率12% (535/4296)
回答No.1

http://allabout.co.jp/gm/gc/29143/ ご参照ください。 また地震大国であることも関係しているはず。 建築基準がここ30年で変化しましたからね。

150715
質問者

お礼

なるほどー。

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