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戒名について
戒名は必ず付けなければいけないのでしょうか。自分の本名ではいけないのでしょうか。 付けなければいけないのならその理由も教えてください。
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- takuranke
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>戒名は必ず付けなければいけないのでしょうか。 仏式で行う又は旦那寺があるなどであれば、必ずではないですが与えてくれます。 断ることも可能です。 元は、出家修行者が受戒した際に授けられるもので、仏門に入った証であり、また、戒律を守るしるしです。 戒名は中国から始まり、日本に渡り、日本独自の死生観と相まって、 死ぬと成仏(仏に成る)すると考えられるようになってから、在家信者が亡くなると与えるようになったといわれています。 そして、戒名にも格があり、格が高ければ徳があるとされたので商売に結び付いたわけです(大雑把な説明) インドの例を出している人いますが、書かれているのはヒンドゥー教の葬儀のやり方、インド仏教のやり方ではないですが、インド仏教は戒名はありません(インドでの仏教はほぼ壊滅状態)。
先日、私が大学時代にお世話になった先生がお亡くなりになりました。 ご子息さんとお話しさせて頂きましたが、先生はマルクス主義者で頑固者(ご子息さんもそう言われてましたW)でしたから無宗教を死後も通すように言われたそうです。 ただ、ご子息さんが言うには「田舎から出てきてくださる高齢の方もおいでで、父の遺志をそのまま通すのは難しい。で、友人の僧侶にお願いして‘一応’仏式の通夜・告別式を行い、戒名は頂かない。遺骨は、母がキリスト教徒なので、教会の納骨室に納めさせていただく。」ということでした。 亡くなった者が世間の風習?に反して遺志を通そうとすると残された家族は大変苦労するということです。 質問者様が「戒名は付けない。本名で結構。」と言われても残されたご家族のことを考えればそうもいかないのが実情でしょう。第一、遺骨の‘持って行き場’にも困る。今は『海洋散骨』なんてのもあるらしいですからその辺の準備もしておかれることが賢明でしょう。じゃないと残されたご家族が可燃ゴミにでも一緒に出して大変なことになることもあり得ますよね。役所は亡くなった人が出た際には『埋葬許可証』を発行しますが、「どこへ埋葬しようと自由」ってわけじゃありません。
- chie65536(@chie65535)
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「自分の戒名」の場合、自分はもう「死んじゃってる」ので、どうでも良いです。残った家族の好きにさせましょう。 問題は「亡くなった家族の戒名」です。この場合は「まだ自分は生きている」ので、色々と問題が出ます。 戒名(法名)「必ず付けろ」と言う規則も法律も無いので、親戚や葬式の列席者からの視線さえ無視出来るなら、戒名(法名)は無くても構いません。 戒名(法名)が無いのであれば、お通夜やお葬式で、お坊さんは「俗名(本名)のみでお経を上げる」ことになります。 それを聞いていた列席者は、心の中で「大変ねえ。ここのお宅、戒名を付けるお金も無いのね」と蔑みますし、近い親戚であれば「けしからん。うちで金出すから戒名くらい付けろ」って文句を言い出すかも知れません。 それに、お坊さんも「アテにしてた戒名料が入ってこない」ので、お経なども「手抜き」になるかも知れません。 あと、人によっては「俗名(生きてた時の名前)のままでは、俗世との関わりが残ってしまって俗世に引っ張られ、成仏できない」って言う人も居るでしょう。 そういうのを、すべて聞き流せて平気で居られるなら、亡くなった家族の戒名は「無し」でも良いと思います。
kuma2931さん、こんにちは。 戒名は必ず付けなければいけないのでしょうか。……「戒名は必ず付けなければいけない」という「根拠」も「理由」もありませんし、「戒名がなければ成仏できない」と考えている人も少ないと思いますよ。それに「戒名もない」、「看取ってくれる親族も、坊主もいなかった」という人が「地獄に落ちた」という話も聞いたことがありません。 要するに、kuma2931さんの生きている間の「心のよりどころ」として必要だと考えるのであれば、「戒名をいただく」のに必要に費用などを準備しておけば良いことです。 ご質問は「戒名」ですが、宗派によっては「法名」というところもあるようですし、要するに生きている現世での「心のよりどころ」を求めるということですから、事前に準備をされるか、否かはkuma2931さんの考え方次第だと思います。ちなみに、生前に取得できる「名前」もあるようですし、やはり、死んでからの「お布施」によって、決まる「名前」もあるようですね。 「自分の本名ではいけないのでしょうか。」……「位牌になんと記すか?」ということでしょうか?最近は、「戒名」だとか、「法名」だとかにこだわらなくても良いという、解説もありますし、そもそもお墓の形式もかなり変わってきているようですね。 kuma2931さんの考え方次第です。ただ、「本名」と「戒名」は全く異なりますので、「戒名を決めないで本名を代用する」という性質のものではないようです。「本名の1字」が採用される例が多いとは思いますが。 いずれにしても「死んでから」のことですし、たいした問題でもないので、気にしないでも良いと、私は思います。残された家族に任せるという考え方もあります。(*^_^*)
- eroero4649
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本人は要らないというかもしれませんが、まあ本人は死んじゃってるから世間からなんといわれようと関係ないでしょうけれど、家族は生きていますから特に田舎の場合は親にちゃんとした戒名もつけてあげない親不孝者とかネチネチいわれることは避けられないと思いますよ。 ある地方都市に住む友人によると、やはり彼の地では人が亡くなるとご近所の爺ちゃん婆ちゃんが戒名をチェックして本家なのにあの戒名はないとか立派な戒名だとかどうとかこうとかいわれるそうです。 ご近所づきあいのない新興住宅地なんかならご本人さんと家族に信心がなければもうほとんど意味はないですよね。ああ、あと親戚筋に信心深い人がいれば「成仏できない!」とかどうとかこうとか言い出すことはあると思います。どちらにしても、本人がどうこうっていうより、残された家族がどうこうって問題ですわね。
- CC_T
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仏教系の信徒で無いならば、戒名なぞ不要です。 俗名に対して戒名とすることで、成仏、つまり仏となったって事を示すものです。残された者のケジメのため(と、お寺さんの生活のため)ですね。 そもそも人智を超えた力と情けを持つ仏さんが、俗名か戒名かなんて些事にこだわる事も無いでしょうし、俗名のままでもDQNネームのようにあの世で馬鹿にされるって事もないでしょう。何といっても浄土は争いがない所なんですから。
- dondoko4
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戒名は、宗教的なもの。よって、宗派がないなら不要。ただ、法事をやるとか仏壇とかあるなら格好悪いからつけたほうがいいよ。戒名は遺族がつけるものではありません。無料ではない。一字でも万円するんだから。居士、大姉の上の漢字は故人にふさわしいものを考えます。お布施次第ってとこかな。
仏教発祥の地インドではすぐに火葬に付しガンジス川に流します。墓も遺骨も戒名もありません。
補足
ご丁寧な回答を頂きありがとうございます。もう一点お聞かせください。 「遺骨の持っていき場所に困る」とのことですが、戒名がなければ埋葬はできないのでしょうか。そこらのことが良く分からないのです。