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翻訳 添削|小説 the piano tuners wives
- 彼にとってそれは簡単なことではないとわかっていた。彼らはこの場所にやってきた。なぜなら彼は他に知らなかったから。彼らがついた頃感情が変わった問題について説明する前に彼は気づいていた。
- ヴァイオレットはいった。秋の太陽は冬にもそのひかりが満たすだろうと。それを彼にみせ、少ししてから彼は言葉を発した。なにをするのか言おう。戻ってきたとき、テレビを手に入れよう。
- あ、でも君が。。君は私に言うだろう。と彼はいった。
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何とも、めちゃくちゃむつかしい文章ですね! 文学的な文章はむつかしくて手に負えないのですが、あえて挑戦して、私なりに解釈したものも示してみます (ただし、見当違いをしている可能性はあります)。 > She knew it wasn't easy for him. > 彼にとってそれは簡単なことではないとわかっていた。 * 申し分ないです。 → それが容易でないことは分かっていた。 > They had come to this place because he knew no other; he was aware before they set out of the complication that might develop in his eomotions when they arrived. > 彼らはこの場所にやってきた。なぜなら彼は他に知らなかったから。彼らがついた頃感情が変わった問題について説明する前に彼は気づいていた。 * この部分はむつかしいですね。ささいな事ですが、「ついた頃」 は 「着いた頃」 とした方が読みやすいです。 → 彼が知っている場所はここだけだったから、ここに来たのだ。ここに来ればややこしい感情が自分の中で大きくなるかもしれないということは、二人が出発する以前に彼には分かっていた。 > She had seen that in his face, a stoicism that was there for her. > 彼女はその時の彼の顔をみた。ストア哲学とら彼女のためにあって、 * a stoicism を 「ストア哲学」 と訳されては、読む人はひっくり返ってしまうのではないでしょうか。「己れを律する態度」 のようなニュアンスだと思います。 * 非常に文学的な文章の書き方がされているので、訳すのは至難の技みたいな気がしますが、that was there for her の for her は 「彼女に見せる態度」 のようなニュアンスだと思います。 → ベルは彼の表情の中にそれを見た。厳しく己れを戒めているかのような表情を。 > Privately, he bore the guilt of betrayal, stirred up by the smell of the sea and seaweed. > 彼は罪の裏切りにうんざりしていて、海や海藻のの匂いによって引き起こされている。 * bear the guilt は、おそらく 「罪の意識を抱いた」 ということだろうと思います。betrayal は妻以外の女性のことを思ってしまったということでしょう。 → 彼は内心密かに、妻を裏切っているような後ろめたい気持ちを覚えた。潮の香りや海草の匂いを嗅いだことで、そういう気持ちが起ったのだ。 > The voices in the boarding-house were the voices Violet had heard. > 下宿屋でのその声は、ヴァイオレットに聞こえていた。 * 「ヴァイオレットに聞こえていた」 声というより、「ヴァイオレットが聞いた」 声では? すると、その場所は海に近いようですから 「潮騒」 の音のことではないでしょうか。 → その家で聞こえる音は、かつてバイオレットが聞いた音だ。 > For Violet, too, the scent of honey-suckle had lingered into October. > ヴァイオレットにとってもスイカズラの匂いがなかなか消えない。 * いいと思いますけど、October が訳文から抜けてます。回想してるのですね。 → バイオレットもそう言っていたが、10月に入るまではスイカズラの香りがしてたな。 > It was Violet who first said a week in the autumn sun would set them up for the winter: that showed in him, also, a moment after he spoke the words. > ヴァイオレットはいった。秋の太陽は冬にもそのひかりが満たすだろうと。それを彼にみせ、少ししてから彼は言葉を発した。 * あえてそうなさったのかもしれませんが、first と a week が訳文から抜けています。 * that showed in him は、彼の心の中に、ある場面が回想されたことを表しているのではないでしょうか。 * a moment after he spoke the words は、彼がある言葉を発して、その後という意味では? → 秋の日差しが1週間も続くと、やがて冬が来るということを忘れてしまう、初めにそんなことを言ったのはバイオレットだった。また、彼があることを言った時の、その後のことも思い出された。 > ‘I 'll tell you what we'll do,’ he said. > なにをするのか言おう。 → 「こうしよう」 と彼が言った。 > ‘When we're back we'll get you the television, Belle.’ > 戻ってきたとき、テレビを手に入れよう。 * 今二人は海に近い家に来ていて、それは一時的な滞在でしょうから、we're back というのは、本来の住居に戻った時に、という意味だと思われます。 → 「家に帰ったら、テレビを買おうよ、ベル」 >‘Oh, but you-' > あ、でも君が。。 * これはおそらくベルのセリフでしょう。「あなたは見ることが出来ないでしょうに」 と言いかけたのかも。 → 「でも、あなたは ・・・」 >‘You'd tell me.’ > 君は私に言うだろう。と彼はいった。 → 「そういうだろうと思った」
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- Him-hymn
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女は、あいつにはそれが簡単でないことを承知していた。 やつらがここに来たのも、あいつが別の場所を知らなかったからだ。 やつらが来て、感情がたかまり複雑な事態が展開しはじめることなど、あいつはわかっていた。 女はあいつの顔に、自分にむけられた沈着冷静なる表情を見て取った。 個人的に、あいつは海と海藻のにおいで呼び覚まされた、裏切りの罪を負っていた。 下宿屋のざわめきを、ヴァイオレットは聞いていた。ヴァイオレットにとっても、スイカズラの匂いは10月にも残っていた。秋の日差しが一週間つづけば冬に向かっていくと、はじめに言ったのはヴァイオレットだった。 「おれたちがどうするか伝えたい」とヴァイオレットは言った。「戻ったら、君にテレビを買ってやるよ」 「でも、あなたには. . . 」 「買ってって言ってくれればいいんだよ」 以上でいかがでしょうか?