不景気。本当に不景気?
私は経済に疎いもので、不景気不景気といわれてもイマイチピンと来ないのです。
「小泉内閣の景気対策には期待できない。支持率50%を割る!」等と言われても、別に小泉総理大臣が不景気を招いたわけではないでしょう。
構造改革にしても、歴代内閣が手をつけられずに放置していたことをやろうとしているのですから、周到な準備があってしかるべき。それを1年間で成果がないからダメだ、等と論ずるのはチと気が早すぎるのでは?
不景気不景気不景気不景気不景気といいながら、500万円以上する車が大ヒットしている自動車メーカーとか、歴代最大の利益を上げた電器メーカーとか、リピーターが殺到して濡れ手に粟のアミューズメント施設とか、儲かっている会社はあるわけです。
もっと言えば、今儲かっている会社は、バブルの時、バブルにおぼれず、研究・開発に力を入れていたわけで、逆に、今苦しいといっている会社は、バブルの時に、本来なら売れるはずがない品物が売れたことに浮かれて、そういった研究開発を怠っていた会社であるに過ぎない、といえば言い過ぎでしょうか。
バブル云々以前に、過去の乱脈経営が引き金になって経営破綻を招いている例も多くあります。
今は不景気ではなく、これが日本の本来の景気なのでは?
年端もいかない子供らまでが携帯電話を持ち歩き、巨人戦は相変わらず満員で、連休となれば海外旅行客で空港が足の踏み場もなくなる現状が、「不景気」とは思えないのですが、皆様の声はどうなのでしょうか。