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アメリカ不景気時に円安が好ましいってどういう理屈
アメリカが不景気な時に円安が好ましいってどういう理屈ですか? アメリカの景気状況が悪く需要が落ち込んでいる時に、円安政策を主張する人の話がよくわかりません。何かヒステリックに円安信仰のようなものを唱える人ばかりで、理路整然とした話を聞いたことがありません。 アメリカが好景気の時には日本が円安であると日本に優位になる論理は解りましたが、アメリカが不景気の時まで日本円が安くあるように主張する人は、どういう論理、どういう経済の仕組みから、日本経済にとって円安がプラスに機能すると話ししているのですか? ご解説をよろしくお願いします。 (私が知りたいのは、アメリカが不景気で輸出需要が大きく落ち込んでいるときでも円安であるべきという人の論理です。そういった人を批判したり馬鹿にしたい訳でもありません。正しい間違っているではなく、どういう理屈なのかが知りたいので、そのあたりお詳しい方にご解説をいただきたく思います。)
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- Broner
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日本が、米国債を大量に買った、その見返りに、円安にして貰った。 去年の8月21日の日経新聞に、ゆうちょ銀行25兆円、かんぽ生命保険1.6兆円米国債を買ったと、書いてある。 これは、巨額の円売りで、円安要因となる。 オバマ大統領は、大喜び、安倍ちゃんと親しくなった。 米国債を大量に買う事で、米政府の財政破綻を支えている。 米国債も、日国債と同様、返しきれないほど、国債残高が大きい、 米国債の残高は、1,800兆円?、日本国債の残高は、1,200兆円? です。 日本政府の税収は、48兆円。返せない額です。失業保険、年金、健康保険、支払いがありますから。 詳しくは、「官製相場の暴落が始まる」副島隆彦著、祥伝社出版による。
- ga111
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>デフレがまして輸出企業の調子が悪くなるなど聞いたことがありませんし、どう考えても2009年ごろはアメリカが不景気で需要が落ちた結果として日本の輸出企業の調子が悪くなっていたと観るのが正解です。 2009年ごろはアメリカが不景気で需要が落ちた結果でもいいのですが(1)、そのあと2010年半ばから急激な円安が始まります。この後、2012年の終わりまで、それは続きます。これは日本のデフレ脱却方針が非常にまずく、円高をひきおこし、それが輸出企業の成績を悪くしたといわれています。 これに加えて、その前から、失われた15年とか20年とか言うのを聞いたことがあると思いますが、2013年に失われた15年とか20年が終わるまで、ずっとデフレで、それによる慢性的な円高状態、それによる輸出企業の成績の不振があったのです(2)。ですから、(1)と(2)は排他的なものではなく、重なっておきていたのです。論拠は前に示したとおり(リンクに飛べば、文献付き)。
- ga111
- ベストアンサー率26% (247/916)
身近な事例ですと、2009年ごろですかね。アメリカの景気は悪かったです。サブプライム問題が原因です。これはアメリカの問題で日本にとっては最初はあまり影響ないだろうということでした。 しかし、このころから、日本が超円高になり、次第にデフレが増していき、輸出企業などの調子が悪くなり、全体の景気も悪くなってしまいました。つまりアメリカが不景気のときにも適度な円安が良かったわけです。白川前総裁の失策といわれています。具体的には以下。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D%E6%96%B9%E6%98%8E#.E4.BB.96.E3.81.AE.E4.B8.BB.E8.A6.81.E5.9B.BD.E3.81.AE.E4.B8.AD.E5.A4.AE.E9.8A.80.E8.A1.8C.E3.81.A8.E3.81.AE.E6.AF.94.E8.BC.83
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7982)
バブル時代、円が安かった頃に、米国に大量に自動車が輸出されて失業者が増えた為にジャパンバッシングが起こったのを忘れているのでしょう。 このまま円安が続けば、米国が苦境に陥り、日本国内は消費が回復しないまま株高だけが進行するスタグフレーション下のバブル経済になって、国内と海外から袋叩きになる結果になりませんかね。 消費が増える政策をやらずに、株だけ上げても効果が無いと思いますね。
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書き込みありがとうございました。 質問文を読んでから回答いただきたかったです。
何故輸出が落ち込んでいるかと言いますと,円高で自動車産業や輸出企業は 生産拠点を海外に持っていきました,現在もメキシコやブラジルで工場建設中です。 円安になれば,国内で生産して輸出しても収益が出てきますので,国内回帰する企業が 出てくくるので日本経済にとって円安はプラスになります。 すでに円安による国内回帰の企業があります。 日産 国内生産10万台国内で生産して,輸出しても収益増が見込まれる環境に変わった。 キヤノン 国内生産比率4割りから5割りに引き上げる。 パナソニック エャコン・IH調理器具の一部を国内生産に切り替える。 アメリカは,不景気でありません日本の車は月間100万台位売れています。 円高で,現地に工場つくて生産していますので,日本からの輸出が少ないだけです。 日産などは、日本では駄目ですがメキシコでは日本の3倍生産販売しています。
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書き込みありがとうございました。 質問文を読んでから回答いただきたかったです。
- wakaranyo2
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自分の立場が解ると納得できますかね。アメリカは、金貸しが増え生産物が乏しくなっているのです。敗戦国に補充を要求して来るのです。それには、買える値段にしろという事です。
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書き込みありがとうございました。 、、、、、
- lv4u
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単純に、円安であれば、輸出製品の価格が下がる。 アメリカが不況でも、製品価格が下がれば、日本からの売り込みがし易いから、っていうだけでは?
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書き込みありがとうございました。 、、、、
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> しかし、このころから、日本が超円高になり、次第に > デフレが増していき、輸出企業などの調子が悪くなり、 > 全体の景気も悪くなってしまいました。つまりアメリカ > が不景気のときにも適度な円安が良かったわけです。 「デフレが増していき、輸出企業などの調子が悪くなり」とはいささか無理がありすぎるかと。 デフレがまして輸出企業の調子が悪くなるなど聞いたことがありませんし、どう考えても2009年ごろはアメリカが不景気で需要が落ちた結果として日本の輸出企業の調子が悪くなっていたと観るのが正解です。 私の知る限り、アメリカの不況期に円安推進をする人でも、そのような無理なロジックを唱えていた人は居ませんでした。