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名倉砥石の番手

名倉砥石について教えてください。 ・名倉は番手としてはどれくらいになるのでしょうか? ・名倉砥石そのもので研ぐとどうなってしまうのでしょうか? 天然10000番に使う名倉があったとして その名倉そのもので研ぐとその天然10000番仕上に対しての中研ぎ砥石としては使えないの?と思う次第です ・名倉砥石はなぜ小さいのか? そこまでこだわる必要はないですが小さい名倉でランダムにこすると厳密には(ミクロの世界ですが)平面おかしくなりますよね? 平均的な砥石のサイズの名倉で面合わせ(砥石同士を合わせこする)しちゃったほうがより全体的に均一平面がでて効率的なのでは?という疑問もうまれてます 名倉砥石なんてたいそうな呼ばれ方してますが仕上砥石とはギリギリ言えないような番手を細かく切って名倉砥石だ!なんて言ってるだけなのでは?と思うのです 要は天然仕上砥石用の面直しじゃないの?と思ってます。 間違ってますか?

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  • pastorius
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回答No.1

名倉は地名です。愛知県の名倉村(旧)で採れた砥石。いまの北設楽郡というところ。名倉中砥石と言われることもあります。中砥石。 南設楽郡で三河白砥石が採掘されます。いわゆる白名倉。細名倉とも言います。こっちは合砥。仕上砥ですね。 このほか、長崎県対馬の海で採れる対馬砥が、黒名倉と呼ばれています。これも合砥に分類されてます。 > ・名倉は番手としてはどれくらいになるのでしょうか? 白名倉が有名で、おそらく一番細かいですが、番手は何とも言えません。 白名倉は、おそらく石英が砥粒の役割を果たしていると思いますが、人造砥石の砥粒より柔らかいので、研いでいるうちに砕けて、緻密になっていくのが、天然砥石の特徴です。 黒名倉は、中仕上げ砥石という感じでしょうか。 > ・名倉砥石そのもので研ぐとどうなってしまうのでしょうか? それぞれ、もともとは、それ自体が中砥石や仕上砥石として使われているものです。 研げば、その砥石なりに、よく切れるようになります。 白名倉は刀剣の研磨で重宝されています。 中でも目の細かい細名倉は、刀剣研磨で砥石の傷を取る工程のほぼ最終段階で使われます。かなり細かい仕上砥石です。 > ・名倉砥石はなぜ小さいのか? 小さい名倉ならまだ求めやすいし数もあり、需要もあるので、目にする機会が多いのだと思います。 物理的に量が少ないため、とても高価なので、刀剣の研ぎ師以外では、わざわざ求める人がほとんどいないのではないでしょうか。 砥糞が出にくく、研ぎ出しが遅い、硬い天然合砥を使うとき、はじめに少し砥糞を加えてあげるために使われているのが、名倉砥石です。面直しとは役割が違います。 小さい砥石で面直ししようとしても、却って面が狂います。 いろいろ書きましたが、曼荼羅屋さんのホームページに詳しいことが書かれていました。こちらの方が正確だと思います。 http://www2.odn.ne.jp/mandaraya/5-tennen-nagura.htm (下の方の「純三河白名倉の話」が勉強になります。) http://www2.odn.ne.jp/mandaraya/kuronagura-aoto.html

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