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京成のAE100形はなぜ通勤車化改造されなかったの

京成電鉄の2代目スカイライナー車両であるAE100形ですが、3代目のAE形が登場してからは廃車が始まりました。 初代のAE形(1972年登場)は、機器を流用して通勤車の3400形に改造されていますが、なぜAE100形はそのような機器流用による通勤車化改造は実施せず、あっさりと廃車にしたのでしょうか?

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回答No.2

こんばんは、 他社ではありますが、電車運転士をしており、 京成線の車両は触ります。 >初代のAE形(1972年登場)は、機器を流用して通勤車の3400形に改造されていますが、なぜAE100形はそのような機器流用による通勤車化改造は実施せず、あっさりと廃車にしたのでしょうか? 初代AE⇒3400形更新の頃とは時代背景が異なります。 一緒にするのは違います。 初代AEを3400形に更新する頃は、京成線の状況は、 ○少しでも低コストで車両を揃えたい。 ○8両組成のクルマが欲しい。 ・・・という本音がありました。 北総線の高砂延伸と、京成本社の債務過多による財務悪化の状況でしたから・・・。 初代AE形は、界磁チョッパ車で3600形と兄弟車なのですが、 ノンストップ特急車として設計されていたので、定速制御を重視し、永久並列回路で制御器が組まれていました。 その結果、回生ブレーキの打ち切り速度が時速45キロでした。 加速する、定速を維持するという点は重視していたのですが、停める事に関しては重視しておらず、 その点が3400形の問題として現在にも残っています。 今、AE100形の車体を更新して、どのクルマに使うのでしょうか? 全ての問題はココに起因します。 3500形⇒セミステンレス車であり、早々に廃車したいのが本音です。更新車に関しては費用が掛かり過ぎてしまった為、まだ使いますが、これ以上の投資はしたくない。 3600形⇒今さら、GTO素子の制御器など要らない。更新するか、そのまま廃車するか、まだ検討中であること。 AE100形の制御器、せいぜい兄弟車である3700形のパーツ取りにしからなないのです。 だから廃車という動きなのです。

noname#253211
質問者

お礼

初代AE形が3400形に改造された背景には、京成の財務悪化の中、低コストで8両編成車を増備したい事で、それで初代AE形に白羽の矢が立って通勤車化改造されたのいう訳なのですね。 一方、AE100形はその必要性がないことから、3代目のAE形に置き換えられて廃車の運命にあったのですね。 登場してから20年くらいで廃車にするはもったいないと思いますけど、成田スカイアクセス開業による最高速度160km/hの3代目AE形登場と「シティライナー」の激減を考えたらそれは仕方のないことですね・・・。

その他の回答 (1)

noname#211632
noname#211632
回答No.1

その必要がなかったから。

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