今年もよろしくお願ひいたします。gouzigさんから回答をいただくのは、ひさしぶりです。お名前はしばしば拝見してをりますけれど。
>>パリで生まれ育った女性、男性という意味でしょ。
日本でいへば、「江戸つ子」のやうなものでせうか。「心意気」を感じさせてくれます。
『Dictionnaire de l'Académie française, 1935』によりますと、
「PARISIEN, IENNE
adj.
Qui a le caractere, l’air de Paris. Esprit parisien. Vie parisienne. Un evenement bien parisien.」
と説明されてゐました。
今後も御教授たまはりたく存じます。御回答ありがたうございました。
お礼
追加回答、感謝してをります。おしやべり好きなものですから、複数回答してくださる方をBAに選ぶことが多くなります。 >>Capricho「気まぐれ」のなせる業でして…。 >>ちょっとそれますが、Rhapsodyのことを、スペイン語ではRapsodiaとも言いますが、 >>Caprichoとも言います。 イタリア語のcapriccioですね。リヒャルト・シュトラウスやパガニーニが有名ですが、メンデルスゾーンやブラームスにもあつたやうに記憶してゐます。 おつしやるとほり、回答は無理せず、「気まぐれ」程度がいいのではないかと思つてゐます。あまり乗り気でない質問に回答すると、つい悪口を書いてしまつて、後悔することがあります。知識のあるなしよりも、内容に興味をもてるかどうかで、回答するかどうか判断することが多くなりました。 >>ちょっとなつかしくなって一文啓上した次第でした。 黄金の林檎など、トロイア戦争にまつはる話は大好きですので、ありがたく拝読いたしました。 >>ギリシャの地誌学者ストラボン某によれば、当時(紀元前1世紀のころ)のパリは、 >>Lutetia(泥の地?)と呼ばれる「小寒村に過ぎなかった」そうで…。 ストラボンは読んでゐません。Λουκοτοκίαと表記してゐるやうですね。カエサル『ガリア戦記』にはlutetiaがでてきます。昔の日本でも、京都から見れば、東京はそんなものだつたのでせう。 >>ヨーロッパのケルト人はかなり早い時期からギリシャ・ローマ化が進んでおり、 >>神話なども自前のものはほとんどなく、大半がギリシャ・ローマからの借用、 >>もしくは自前と習合されたものだったようですね。 このあたりの歴史はさつぱりわかりません。御教示ありがたうございます。 >>圧倒的な文化位相差があったと思います。 たしかにこれはあるのでせう。日本人の私があこがれるくらゐですから。 >>またまた"Caprichosamente"ですが、その気になりましたら、 >>改めてお邪魔させていただく所存でおります。 楽しみにしてをります。さういふ姿勢でしたら「ネット依存症」の心配はありませんね。しばしばこのサイトで、肩に力が入りすぎてゐる人を見かけます。Nakay702さんのやうな人が増えてゆくことを願ひます。御回答ありがたうございました。