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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:パリジャン、パリジェンヌ)

パリジャン、パリジェンヌとは?

このQ&Aのポイント
  • パリジャン、パリジェンヌは「田舎者、乱暴者」なのですか?
  • 「パリジャン、パリジェンヌ」という言葉の語源は「パリシイ(パリースィイ)Parisii」とされており、ローマ人による先住民であるケルト系部族の呼称です。
  • しかし、実際のラテン辞書やカエサルの『ガリア戦記』には「田舎者、乱暴者」という意味は記載されていません。この解釈はどこから出てきたのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
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回答No.3

「お礼コメント」と「補足コメント」をありがとうございました。 >今年もよろしくお願ひいたします。本年のスペイン語の質問の一番回答は、Nakay702さんかkia1and2さんかと注目してゐたのですが、SPS700さんが投稿なさつたやうです。 ⇒こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします。 「本年のスペイン語の質問」の件ですが、Capricho「気まぐれ」のなせる業でして…。 ちょっとそれますが、Rhapsodyのことを、スペイン語ではRapsodiaとも言いますが、Caprichoとも言います。「うべなるかな!」ですね。 >>ギリシャ神話のパリス(Paris)がその原義の起源と考えられます。 >黄金の林檎の物語は、ホメーロス『イリアス』『オデュッセイア』でもまとまつた形では登場してをらず、コルートス『ヘレネー誘拐』にたよることになります。 ⇒ご教示くださり、ありがとうございます。 ヨーロッパの古典や古典語に詳しいplapotaさんの方がず~っとよくご存知で、このご質問に私ごときが応えるのはおこがましいと思いましたが、ちょっとなつかしくなって一文啓上した次第でした。 >「石ころだらけの切り立った鋭峰の下で、若いパリスが父の羊に草をはませていた。」 >このあたりを読むと、「田舎者」といふのはうなづけます。さらにヘレネーをスパルタから連れだすときの描写は以下のとほりです。 ⇒昔のパリは「こういう話の舞台背景として実にふさわしいところであった」と考えられますね。というのも、ギリシャの地誌学者ストラボン某によれば、当時(紀元前1世紀のころ)のパリは、Lutetia(泥の地?)と呼ばれる「小寒村に過ぎなかった」そうで…。 >「パリスはヘレネーを、もてなし好きなメネラーオスの宮殿から、海を渡る船の甲板へはこび移した。彼はキュテレイアの約束によって、傲慢なまでに自信をもち、戦争の船荷を急いでイーリオンにはこぼうとしていた。」 >このあたりは「乱暴者」と解することができます。 ⇒なるほど、そうですね。引用とご提示をありがとうございます。 そういえば、ヨーロッパのケルト人はかなり早い時期からギリシャ・ローマ化が進んでおり、神話なども自前のものはほとんどなく、大半がギリシャ・ローマからの借用、もしくは自前と習合されたものだったようですね。 >>ギリシャ神話のパリス(Paris)がその原義の起源と考えられます。 >あとは語源的につながりがあるかどうかですね。もしくは、直接的につながりがなくても、類似した言葉として、さういふ意味をもたせたか、です。可能性は充分あると思ひます。 ⇒私の勝手な憶測ですが、圧倒的な文化位相差があったと思います。文化的上位者であったギリシャ・ローマ人が、Lutetia付近の高地に散在するケルト人を称して「ど田舎の乱暴者」くらいの軽蔑的な意味を込めてParisii「パリスのような奴ら」(?)とよんだのではないか…と空想を膨らませた次第です。(何の根拠もなしに、推測だけで申しあげてすみません!) 以上、再伸まで。匆々 「夢想を食って生きる」Nakay702より 追伸:最近、旧バージョンのInternet Explorerのサポートが切れてからというもの、大量のメモリ負荷のかかる「OKWaveの社長です。何か質問ありますか? Vol.2」への質問からはちょっとご無沙汰しております。またまた"Caprichosamente"ですが、その気になりましたら、改めてお邪魔させていただく所存でおります。

noname#214841
質問者

お礼

追加回答、感謝してをります。おしやべり好きなものですから、複数回答してくださる方をBAに選ぶことが多くなります。 >>Capricho「気まぐれ」のなせる業でして…。 >>ちょっとそれますが、Rhapsodyのことを、スペイン語ではRapsodiaとも言いますが、 >>Caprichoとも言います。 イタリア語のcapriccioですね。リヒャルト・シュトラウスやパガニーニが有名ですが、メンデルスゾーンやブラームスにもあつたやうに記憶してゐます。 おつしやるとほり、回答は無理せず、「気まぐれ」程度がいいのではないかと思つてゐます。あまり乗り気でない質問に回答すると、つい悪口を書いてしまつて、後悔することがあります。知識のあるなしよりも、内容に興味をもてるかどうかで、回答するかどうか判断することが多くなりました。 >>ちょっとなつかしくなって一文啓上した次第でした。 黄金の林檎など、トロイア戦争にまつはる話は大好きですので、ありがたく拝読いたしました。 >>ギリシャの地誌学者ストラボン某によれば、当時(紀元前1世紀のころ)のパリは、 >>Lutetia(泥の地?)と呼ばれる「小寒村に過ぎなかった」そうで…。 ストラボンは読んでゐません。Λουκοτοκίαと表記してゐるやうですね。カエサル『ガリア戦記』にはlutetiaがでてきます。昔の日本でも、京都から見れば、東京はそんなものだつたのでせう。 >>ヨーロッパのケルト人はかなり早い時期からギリシャ・ローマ化が進んでおり、 >>神話なども自前のものはほとんどなく、大半がギリシャ・ローマからの借用、 >>もしくは自前と習合されたものだったようですね。 このあたりの歴史はさつぱりわかりません。御教示ありがたうございます。 >>圧倒的な文化位相差があったと思います。 たしかにこれはあるのでせう。日本人の私があこがれるくらゐですから。 >>またまた"Caprichosamente"ですが、その気になりましたら、 >>改めてお邪魔させていただく所存でおります。 楽しみにしてをります。さういふ姿勢でしたら「ネット依存症」の心配はありませんね。しばしばこのサイトで、肩に力が入りすぎてゐる人を見かけます。Nakay702さんのやうな人が増えてゆくことを願ひます。御回答ありがたうございました。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
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回答No.2

>「田舎者、乱暴者」といふ解釈はどこから出てきたのですか。 ⇒ギリシャ神話のパリス(Paris)がその原義の起源と考えられます。狼藉者パリスは、トロヤ王プリアモス(Príamo)の子で、スパルタ王妃ヘレネ(Helene)を誘拐し、トロヤ戦争の原因をつくったとされています。 詳しくは下記をご参照ください。 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E7%A5%9E%E8%A9%B1+%E3%83%91%E3%83%AA%E3%82%B9&

noname#214841
質問者

お礼

今年もよろしくお願ひいたします。本年のスペイン語の質問の一番回答は、Nakay702さんかkia1and2さんかと注目してゐたのですが、SPS700さんが投稿なさつたやうです。 >>ギリシャ神話のパリス(Paris)がその原義の起源と考えられます。 黄金の林檎の物語は、ホメーロス『イリアス』『オデュッセイア』でもまとまつた形では登場してをらず、コルートス『ヘレネー誘拐』にたよることになります。 「石ころだらけの切り立った鋭峰の下で、若いパリスが父の羊に草をはませていた。」 (松田治訳 ちくま文庫 27ページ) このあたりを読むと、「田舎者」といふのはうなづけます。さらにヘレネーをスパルタから連れだすときの描写は以下のとほりです。 「パリスはヘレネーを、もてなし好きなメネラーオスの宮殿から、海を渡る船の甲板へはこび移した。彼はキュテレイアの約束によって、傲慢なまでに自信をもち、戦争の船荷を急いでイーリオンにはこぼうとしていた。」 (松田治訳 ちくま文庫 45ページ) このあたりは「乱暴者」と解することができます。 >>ギリシャ神話のパリス(Paris)がその原義の起源と考えられます。 あとは語源的につながりがあるかどうかですね。もしくは、直接的につながりがなくても、類似した言葉として、さういふ意味をもたせたか、です。可能性は充分あると思ひます。 御回答ありがたうございます。 「OKWaveの社長です。何か質問ありますか? Vol.2」への質問も、またお願ひします。楽しみにしてをります。

noname#214841
質問者

補足

出典をまちがへました。「ちくま文庫」ではなく「講談社学術文庫」です。

  • gouzig
  • ベストアンサー率25% (536/2078)
回答No.1

パリジェンヌ、パリジャンは、単にパリで生まれ育った女性、男性という意味でしょ。

noname#214841
質問者

お礼

今年もよろしくお願ひいたします。gouzigさんから回答をいただくのは、ひさしぶりです。お名前はしばしば拝見してをりますけれど。 >>パリで生まれ育った女性、男性という意味でしょ。 日本でいへば、「江戸つ子」のやうなものでせうか。「心意気」を感じさせてくれます。 『Dictionnaire de l'Académie française, 1935』によりますと、 「PARISIEN, IENNE adj. Qui a le caractere, l’air de Paris. Esprit parisien. Vie parisienne. Un evenement bien parisien.」 と説明されてゐました。 今後も御教授たまはりたく存じます。御回答ありがたうございました。