※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:原状回復どこまで請求が可能か?)
原状回復どこまで請求が可能か?
このQ&Aのポイント
震災で避難中でも管理義務であり、動物に起因する損害も請求対象
ホッチキスで障子が穴だらけにされた場合、建具の作り直し請求可能か
ピンや画鋲の使用で発生した小穴の損害は請求対象か、修繕の手段がない個所はどう補償するか
物件概要
東北地方(フラで有名な被災地)の小さな港町にある7DK140平米の物件で
今年築41年になります。
遠洋漁業の甲板長こだわりの日本家屋で建具類は地元棟梁のオリジナル品。
作りの良さと住環境に惚れて購入。バス・WC・キッチンは今風にリフォームしたものの
諸事情で住めなくなり賃貸に出し客付が平成20年。
人が住んでくれれば建物は傷まないと思い、相場よりも安く(7.5万円)敷金礼金無しで
入居してもらいました。
そして今年11月末で退去、不動産屋も入居者と立ち会い、襖に破れがある程度との報告。
翌週、物件を確認に行ったところ…そこには変わり果てた日本家屋がありました…。
・サッシ戸ガラスにクリスマスステッカーと雪スプレーの後
・磨いた杉廊下には重量物を引きずった傷跡、しかも色違いの修正材で却って目立つ傷に。
・室内各所にはガムテープの貼った残滓が無数に。
・建具の全てが無残に変色劣化。
・風呂の床タイルに長さ1.5mのヒビ割れ
・床の間や欄間にはピンによる無数の穴。(百か所以上)
・障子には模造紙がボンドで貼付され、模造紙を剥がせば建具にはホッチキスの穴が無数。
・和室の造り戸棚のガラス戸にはハート柄の目隠しステッカー。
・畳は表が妙にズレ、ガムテープで1/5が補修されている。
・和室二室の柱にネコと思われる動物の爪の傷痕と畳の腐り。カーペットにはオシッコの痕。カーペットの下の畳は腐っている。
(カーペットは元からあり、廃棄OR進呈すると選ばせた)
早速事実関係を確認したところ、以下の返答。
・猫は震災で避難中にどこからか入った。ハクビシンやタヌキもいました。
・クリーニングには応じるが、生活保護を現在受給しているため金が無い。
・他は記憶が曖昧です。
・カーペットは元々あったもので畳の状況はわかりませんでした。
震災発生後の私(大家)の対応
・数度の訪問で不具合個所の聞き取りと修繕(玄関軒柱)を即座に実施。
・それ以外には問題ないと入居者から報告を受けていた(入居者を信じて建物内部には入らなかった)
・震災で失業し家賃が払えなくなった。避難所のボランティアを行うことで家賃免除とした。
入居時の約束
退去時、通常の生活で自然消耗する畳など新品ではないのでは請求しない。大切に住んでもらいたい。ペットは全てNG。
入居者のトピックス
世帯主:60代前半自営業だが現在は健康問題で生活保護受給者
配偶者:在日米人50年近く在日している。日本語は分かるが都合の悪い事になると通じないふりをする。
息子:入居当時同居していたが、連れ子のいる女性と結婚。現在は近くで別居。結婚当初、本物件で暮らしており、入居者数が変わった場合は報告する旨指導をした。
震災後、余震が頻発するので外観チェックをしに出向いたら、ダイニングのサッシから煙突が出ており、事情を聴くと寒いので薪ストーブを設置したとのこと。
「借家にそんなものは設置しては駄目ですよ」と撤去させた。
大家(私)の属性
サラリーマン大家です。青色申告5年目です。他に5物件あります。懇意にしている不動産屋に「情けなんか掛けては駄目ですよ。つけあがるだけです。貧乏人なんて」と度々言われている。(でも人は情だと思いたい)
…長々と書いてきて、心が折れそうになりました。
私の質問は以下の点です。
・震災で避難中とは言え、徒歩で行き来できる距離ならば当然物件の管理は義務であり動物に起因する損害も請求対象となるか?
・ホッチキスの貼りで障子を穴だらけにされた場合、建具の作り直し請求は可能か?
・ポスターやカレンダーなど社会通念上を遥かに超えた数のピンや画鋲の使用で発生した小穴の損害は請求対象となるか?
・欄間や柱など、修繕の手段が無い個所はどのように補償してもらうべきか?
アドバイスと共にサラリーマン大家として一喝していただければ幸いです。
お礼
御回答ありがとうございます。 >あなたにとっては大切な財産でも借主にとってはどこかのボロアパートと同じです。 >何の愛着もない。そもそも資産なんて持ったことも無い連中ですよ。 目からウロコが落ちました。資産を持てない人たちの精神ロジックが少しだけ 理解できたような気がします。 退去した借主はボロアパートに転居しましたが、自由気ままなで楽しそうでした。 修繕費請求は期待出来ないのが現実ですが、やるべき事はやっていこうと思います。 ありがとうございました。