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軽土の種類

ベランダなどにプランタを設置し、植物を栽培しようと思っていますが、 できるだけ軽めの土を使いたいと思っています。 ホームセンターなどで軽土で探せば、どんなものでもいいのでしょうか? 何か気をつける点がありますでしょうか?

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回答No.1

まずお聞きしたいのは、運搬時にだけ軽ければ良いか、植物を栽培時も普通の土よりは軽めである方のどちらの土をご希望かと言う事。 もしも栽培中でも軽めである性質の土がどうしても使いたいのであれば、それに向く植物が結構限られてしまいますが・・・。 何の種類の植物を植えるかで使える土の性質は違ってきます。栽培中も軽めな土は水はけ良く保水性が低めな物が多いので乾燥に強めな植物なら問題なく育ちますが、もし保水性を好む植物に使えば元々向かない土環境なので育ちが良くなかったり萎れやすかったり弱ったりしやすく、そこを病害虫に付けこまれてしまうとハダニの様な虫が大発生したり、病気が簡単に蔓延してしまったりしやすいです・・・。 ホームセンターには、軽い土と謳って売っている数種類の土がブレンドされた製品がいくつか置かれていると思います。水で戻して使う様な小さめに圧縮されてある物もあります。これら製品は主に「購入時の運搬の時に軽く運べるように加工された物」で、水で戻せば以降はそこそこ重くなります。他の土とのブレンド具合によっては結構いろんなものに使える様ですが、100均ショップなどで安く買える様な物は質が悪くて育ちが良くない物もあるようです。ピートモス主体の物だと水で戻せば普通の腐葉土よりも重くなる物も結構多く(ピートモス=泥炭の一種。ヨシなどの水辺の草が堆積した物で保水性がとても高い)、ピートモスの使用量が多ければ保水性を好む植物向きです。ただ、使われているピートモスの酸度調整が良くない(ピートモスは酸性度が強め)と植えられる物が限られます。「pH調整済みピートモス使用」と書かれているか確認してみて下さい。 すでにご自分で育てたいと思っている種類があって、それが元気に育ってほしいのなら「土の軽い・重いは選べない」と思っておいた方が良いかもしれません・・・。できれば育てたいと思う種類を質問にお書きになられておいた方が、軽い土が使えるか使えないかもすぐに教えていただけますよ。 何かの都合で「どうしても軽い土(栽培中でも軽め)を使いたい・重い土は使いたくない」なら、軽い土向きの植物しか植えられません。 例えば乾燥を好む多肉植物やサボテンの仲間(ただし冷涼を好むセンペルビウムは除く)とか、タイムやローズマリーの様な水はけの良い土を好んで育つ物。 多肉植物の専用土はいろいろな種類がありますが、概ねほとんどの土が使用中でも軽めです(ただしサボテン専用土は砂主体の重い物もある)。これは土自体にあまり保水性を求めないため(植物の体内に水分を溜める機能があるため)。 タイムとローズマリーは元々有機物の少ない土壌を好む、植物自体にあまり水分が無い物。この2種は水はけの良い土や「ハーブ専用土」と言うブレンドされた軽い土に植えて育てればマンションのベランダと言う環境にも案外強いと思われます。他にも軽い土(水はけ・乾燥気味を好む)植物もいろいろありますが、中には高山植物系などの「暑さに弱くてマンションのベランダでの環境(特に温度)は向かない物」もありますのでご注意を・・・。 上に挙げた性質以外の一般的な園芸植物を植えるのなら、最初に書いた「運搬時だけ軽い土」での育ちはそれほど悪くないと思われますが、当然栽培中の土は重めです。そして水はけの良い土や多肉植物専用土を使ってもうまく育ってくれない物も多いです。 土と言うのは植物にとってかなり重要な物です。使いたい土に合わせて植える植物を選ぶ以外の、その植物には元々不向きな土に植えられてしまえば途中で不都合な事が起こりやすくなり正常に育たなかったり短命で終わってしまう傾向も強いです。私もマンションでのベランダ園芸の経験がありますが、植えたい植物の好みによっては運搬時でも栽培時でも重い土しか使えないという事もあります・・・。 それと初心者にありがちなのが栽培時も軽めな土の水遣り時に、土に吸収される量が少ないため(鉢底穴から結構多く水が出てくる)水の量が少ないのではと不安になり、鉢底皿に水を溜めたり水を与える量や頻度を多くしてしまい、かえって根腐れさせてしまったり蒸れさせてしまう事も・・・。 もし栽培時の軽めな状態を保ちたいのなら土の重さの方を考えるのではなく「ベランダ園芸」などのキーワードで検索なさってみて、全体を軽めにして栽培する工夫やコツ(軽量プラスチック鉢を使い込んだテラコッタ鉢風にペイントして使う・二重鉢にする・鉢底石の代わりに発泡スチロールを入れて少し重量を減らすなど)を調べて、土は普通の培養土など使い、工夫やコツの方で重さを軽減するのが良いと感じます・・・。

その他の回答 (2)

  • cactus48
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回答No.3

用土で軽めと言えば軽石、ボラ土、バーキュライトなどです。 僕も実証済ですから言えるのですが、別に腐葉土を入れなくて も植物は問題なく育ちます。 どうして軽くしないと駄目なのでしょう。持ち運び?。 確かに用土が軽いと鉢の移動は楽ですが、植物の種類によって は生育が悪くなる事もあります。 用土が軽いと生育途中に倒れたり、根張りが悪くなる事もあり ます。軽くさせる事ばかり考えず、ある程度の比重を持たせる 事も考えるべきです。

回答No.2

ホームセンターなどで「ハンギングバスケット用」として売られているものが軽い土にあたりますから、簡単にしたいならそれを買えばOK。自分で配合して作ることもできます。 自分で配合する場合、本当は土の役割や性質についてしっかりした知識を持ってもらいたいのですが、ちゃんと説明するととても長くなるので、端折って書きます。 ”とにかく軽い土”を目指すなら、いわゆる「土」を外します。プランターや鉢植えなどで最も一般的に使われる「赤玉土」、「鹿沼土」などです。また、根張りを良くしさまざまなミネラルも含む「堆肥」類も水を良く保持するので軽さという条件から外れてしまうかもしれません。これは水もちが良いという長所でもあるのですが、少しでも軽くしたいのなら仕方ありません。 市販の「ハンギングバスケット用土」の中身はバーミキュライト、ピートモス、ココピート(ヤシの繊維)、パーライトなどです。 バーミキュライトやパーライトが「土」の役割をし、ピートモスが「堆肥」に近い役割を果たします。一般的な草花ならこの三者だけでも大丈夫でしょう。割合は3:1:1、3:1:2、はたまた2:1:3くらいでしょうか。要はバーミキュライトとピートモスを主にパーライトを少し足すという感じです。面倒ならバーミキュライトとピートモスの等量配合でもなんとかなります。 最後に土のpH調整とカルシウムとミネラル分補給のために苦土石灰か有機石灰(消石灰は強すぎるので今回はNG)を少し加えます。よくある60cmプランター(土10Lくらい)なら軽く一握り。 これで用土としては一応完成です。後は必要に応じて肥料を加えます。肥料の袋に書いてある分量は大抵多めに記載されています(その方が儲かるから?)ので、その半分から7割で十分です。入れすぎると覿面に悪影響がでますから、”少なめ”を意識してください。 ちなみに、軽い土はとても乾き易いという性質を持っています。普通の土なら一度水やりすれば数日もつ場合でも、軽い土だと1-2日でカラカラになる事もしばしばです。水のやり忘れで枯らす事のないように注意してくださいね。 p.s. 対象の植物や状況、環境によっていろいろ変わりますが、かなり単純化しました。

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