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土栽培とハイドロの育ちの違い
マンションのベランダにハンギングバスケットで植物を飾ろうと思っています。 使用ハンギングバスケットは、アイリスのパームで覆われたものです。 マンションのベランダなので、水遣りで土が排水溝に流れたら掃除が大変なのでハイドロカルチャーでの栽培を考えています。 また、出張で家を留守にすることもあるので、ハイドロだと水遣りも安心かと思っています。 そこで、ハイドロで育てた場合と土栽培で育てた場合、成長の差はあるのでしょうか? やはり土の方が成長が良いでしょうか。 また、アイリスのパーム素材のハンギングだとパームがフィルターの役目をして土が漏れることはないでしょうか。
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拙宅にもハイドロ鉢が1ダースばかりありますが、経験談を述べてみましょう。 ハイドロは水を溜めるから水持ちが良いだろうと考えるのは早計で、夏などのこの時期は(6~9月)はよく水を吸います。大体この頃の時期の給水頻度は2~3日に1回ですね。(水が完全にカラになってから給水します。) 水も無制限に入れて良いというものではなく、水位は植え込み材料の高さの1/5を基準とします。高くとも1/4までですね。これ以上水を入れると根が窒息する可能性があります。 まあ冬場は時たま暖房を入れる部屋で、1週間に1度ぐらいの給水頻度ですが。 ですから今頃の出張でしたら3泊4日ぐらいが限度でしょうか、閉め切った部屋だし、それ以上長期に及ぶと帰ればグッタリのシナシナ状態かもしれませんね。 それとハイドロは直射日光に当てられません。水が煮えてしまうからです。 したがって植物の選択も限られます。半日陰や日陰を好む植物、日当たりが好きでも十分耐陰性がある植物などです。 観葉植物がこの条件に適合しやすいので、ハイドロには多く使われます。 日光に当たらないと花などが咲かない植物は、ハイドロにはやめておきましょう。花が咲かなければただの駄木、駄草です。 ハイドロは底穴のない容器などを使いますから、普通の鉢に較べて根の成長の制限を受け易いです。植え込み時の根の大きさや長さによって、逆に容器の大きさがほぼ決められるという事です。 そういった意味では土栽培の方が成長に勢いがあり、また大きくなりやすいです。もっともハイドロの場合は、あまり大きくしたくない意向もあったりはしますが。 しかし根の発育が逞しい植物ならば、施肥(液肥)の加減(施肥回数や濃度)によってはかなり大きくすることも可能です。 ハンギングバスケットも地上高があり、また一般的には通風も良好で、かなり鉢土が乾き易い栽培方法です。 夏場の晴天時は、ほぼ毎日の水遣りでしょう。従って出張も夏は一泊二日が限度でしょうね。それ以上の滞在は、誰か代わりに水遣りしてくれる人が必要でしょう。 なお水遣りの際、土の微塵などが流れ出すのは植えつけて最初の内が多いでしょう。 この初期の間は下にバケツなどで水を受ける方が良いでしょうね。 もっとも確かにパームがフィルターの役割を果たし、微塵の量も普通の鉢よりは少ないとは思います。 またハンギングバスケットを軽量化するには、鉢底石の代わりに発泡スチロールを砕いたものを入れると良いです。 市販の土もハンギングバスケット用の軽い土が販売されています。 パーライトやバーミキュライトの軽いものが多目に入っています。
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- egg_moon
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「パームで覆われたハンギングバスケット」ということですね。 中の加工はどういう風に考えておられますか。 ハイドロカルチャーは、水栽培ですので、器の水密性が必要です。 またバスケット全体に水を満たすと相当な重量になりますので、このことも考慮する必要があります。 ひとつの提案としては、ハンギングバスケットの中にコップ状の器を入れてそこでハイドロカルチャー栽培することです。 器とバスケットの間は予備のパームを買ってきてそれと発泡スチロールなどを使って詰め物をします。 1さんのおっしゃるとおり、水温が上昇すると根痛みしますので、それも考慮する必要があります。 商品としては水耕栽培できるハンギングの器もありますが、高価なものですのでどちらかというと業務向きですし、個人で楽しむガーデニングということからは外れる気がします。 もっとも、ハンギング用の軽い用土を使えばそれほど土が流れ出ることはありませんよ。
お礼
こんにちは。 ご回答ありがとうございます! パームの内側にビニール袋をひいて、そこにハイドロボールを入れようかな、と思っておりました。 が、重さのことまで考えておりませんでした! 根痛みも怖いので、土栽培でやっていこうと思います。 ありがとうございます。
- x_jouet_x
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あくまで私の経験をもとにした回答です。 > ハイドロで育てた場合と土栽培で育てた場合、成長の差はあるのでしょうか? 私はポトスとパキラを、それぞれハイドロカルチャーと土栽培を行ったことがありますが、土栽培の方が成長が良いように感じました。 なお、ハイドロカルチャーで植物を育てる場合、直射日光の当たらない窓辺(室内)が主な置き場所になります。 直射日光が容器に当たると水温が上がり、根腐れの原因になるためです。 もしもハイドロカルチャーで育てたいのであれば、置き場所を室内にした方が良いです。 逆にベランダで育てたいのであれば、土栽培の方が良いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり土の方が成長がいいのですね。 先のことも考えて、土で頑張ろうと思います。 ありがとうございました。
お礼
詳しくありがとうございます! 難しそうですね、ハンギングでのハイドロは。 あまり日が当たらない場所ですが、昨今の東京の夏の気温ですと、 あっという間に水が乾いちゃいそうですね。 ハンギングバスケットの土、普通の植物用土と何が違うのか判らなかったのですが、軽さなどが考えられているのですね。 こちらの謎もとけました! 専用の土を使ってみようと思います。 ありがとうございました。