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「これ」に意味があるのか?
- 「これ」や他の代名詞や疑問詞の意味について考えています。これらの単語は辞書で調べれば意味がわかりますが、それ自体が実体を指し示すものではないため、意味を持つ可能性がありません。
- そういう語を含む文は不完全文と呼ばれます。「この本は分厚い」という文も不完全文であり、意味を持たないと言えます。
- 自己言及のパラドクスについても触れられています。この記事では、言葉の使い方についての警鐘を鳴らしています。
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>それとも、「この文」とは文Aでなければならないのか? 仮に自己言及パラドクスの例として文Aを挙げるなら 「この文」は文Aでなければなりません 自己言及パラドクスの例として挙げずに、脈絡もなく 文Aを提示したなら「この文」が指す文が何なのかは不明です なのでatomonadosさんの提示の仕方だと自己言及パラドクスの例として挙げている わけではないのでパラドクスは成立しないとの指摘は正しいように思えます が、突き詰めて考えると「この文」が指す文が文Aではないとは言えないのだから パラドクスが成立しないとは言えないんじゃないでしょうか またナンセンスであるという指摘もおかしいと思います というのも自己言及パラドクスの例として文Aを挙げますというふうに文Aを扱ったならば 「この文」は文Aを指すことになり意味が成立します つまりナンセンスかどうかというのは文そのものではなくどのような文脈で文を用いるかということで決まります そう考えますから、文Aがナンセンスだという指摘はatomonadosさんが文Aをナンセンスに扱ったために ナンセンスになっているのであって、そのナンセンスさは文そのもののせいではないと思います そのためatomonadosさんの主張には微塵も同感できません
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- 雪中庵(@psytex)
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「自己」言及というぐらいなのだから、指示代名詞では なく言及そのものへの言及だと言える。 「この」とは、「偽である」という言明なのだから、 「『偽である』は偽である」と換言できる(代名詞を 排除できる)。
お礼
いつもご回答ありがとうございます。 論理的には妥当ですね。同一律にかなってますから。 実はそこまで考察が及んでいません。直観的に、 「『偽である』は偽である」 これも不完全文でナンセンスすなのではないか。そう見えます。なので面白いとおもうんですが、この場合はどうだろうとか考えることをやめようと思うんです。 すなわち、「真」「偽」も機能語としてあるのであって、それ自体には意味がないという見立てができれば。 そして、目指すは「そもそも自己言及は不可能である」という地点です。自己言及という言葉があるために、ぼくもそうですが、そのことが可能であることを疑ってかからず、それを受け入れてしまっている。これはどうなんでしょう。ヤバくないですか?
- kosakatoshiko
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東大か京大で「存在論」、「論理学」を学ぶといいと思います。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 入学は諸事情によりできないので、 東大シケブリ「論理学」 http://todai.info/sikepuri/search/classdata.php?id=1153 こういうところを参考に勉強は少ししています。 自分の人生に役立つ、合理的な自己の見つめ方のようなものを、自分は探っているようなので、「存在論」「論理学」は的を得ているのかと思いますが、東大か京大というは、その必要を感じません。
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お礼
asisai888さん。ご回答ありがとうございます。 おっしゃっるとおりです。 「この文」が文Aを指すとなると、パラドックスになります。 ぼくがナンセンスだと意味づけしているので、ナンセンスになります。 つまり、パラドクスになるのもナンセンスになるのも、ぼく次第というわけで、ぼくはパラドクスに飽きたので、ナンセンスの意味を自ら生成したんです。 文Aには意味を生成する力はありません。文Aにはなんの責任もありません。 >「そのためatomonadosさんの主張には微塵も同感できません」 この文にも、意味を生成する力も責任もありません。 不快感はまったくありません。あなたの主張を尊重します。
補足
>そう考えますから、文Aがナンセンスだという指摘はatomonadosさんが文Aをナンセンスに扱ったために ナンセンスになっているのであって、そのナンセンスさは文そのもののせいではないと思います 論旨をよく読み、的を得た判断だと思います。私は「文Aがナンセンス」と言うべきではなかった。私の主張を根拠に矛盾をつかれたするどい反駁です。