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欧州経済の将来性
先進国全体の話ですけど、国際分業が進んで欧州経済も日本と同様に下降的な感じがします。 欧州でも、中欧北欧やフランス、イギリスなどは今後も(たとえば50年)経済的に先進国であり続けると思います。 でもスペインやポルトガルだと少し違うように思えます。 イタリアも将来度の位置が微妙なように思えます。 逆にポーランドより東の地域(中欧東欧)はこれから伸びる余地があると思います。 東の地域がどこまで伸びて、南欧などの地域がどこにいているのかどうなのでしょうか? なぜ南欧と中欧や北欧と差がでるんでしょうか? 将来の欧州経済ってどんな感じなのでしょう?
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ベルリンの壁があったころから、工業技術の仕事でヨーロッパ各国に出張で行っていた経験から回答すると、今後50年ほどでは大きな変化は無いように思います。ドイツの経済力は圧倒的でドイツ中心にヨーロッパは動いてゆくと思います。 東欧の国は経済的にはドイツの奴隷のようです。自動車部品などの下請けを行なっています。ドイツを凌ぐようなことにはならないと思います。南欧の国はイタリアを除くと工業生産が乏しいのです。発展できそうな産業基盤がありません。旧ソビエト圏の国はロシア経済から抜け出ていません。北欧の国は良くは知らないのですが、自動社産業をドイツや中国に取られているようでは望み薄です。 低位の国を応援する気持ちを持っておられるのかと思いますが、ドイツ、イギリス、フランスの中欧の国が海外にも多くの資産を持っているので居座り続けると思います。
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- OsatKaso
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ずばり、EUは崩壊寸前です。 PIIGSという言葉を知っていますか? ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペインという国々です。 これらの国はEUのお荷物と言われています。 ギリシャの経済崩壊は、日本のマスコミでも報道されましたね。 実はこれらの国が全てギリシャと同じような状態なのです。 (現在では何とフランスまで経済がガタガタです) これでは、ユーロ崩壊でしょう。 東欧は経済が伸びる気配すらありません。 北欧の経済は正気の沙汰ではありません。 (スウェーデンは公定歩合がなんと75%です。 ノルウェ-も最高税率が100%以上の人が発生しています。 これでは経済活動は不可能だ事は自明です。) ヨーロッパで経済がまともな国はドイツだけです。 EUのお荷物の国もドイツの援助でかろうじて成り立っている状態です。 「ヒトラーが銃剣を以ってしても制覇できなかったヨーロッパを、メンケルはユーロで制覇した」 ヨーロッパでよく言われる言葉です。 ただ、いつまでもドイツが支えられる、とは思えません。 世界経済を支えられるのは、アメリカと日本だけです。 それ故に、世界中が日本に大きな期待を寄せているのです。 あなたは、この考えをどう思われますか?
- m-m-mg
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もうEUは、ここ20年の日本 と同じようにならざるを得ないでしょう。デフレ不況の泥沼です。 そしてもしも国家を(あるいはEU全体を)「とある一家に例えた緊縮財政政策」の推進が行われ、緊縮財政推進派が主流になればEU恐慌なんて最悪の状況もあり得ない話ではありません。
- hekiyu
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マックスウエーバーをご存じだと思いますが、 彼は、宗教の違いによることを指摘しています。 つまり、経済的に成功しているのはプロテスタント、 それもカルバン派である、としています。 この宗教に基づく、質素倹約勤勉の教えが、 資本主義を成功させたのだ、というのです。 欧州危機で、問題になった国は俗に PIIGS、と言われています。 ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシア、 スペインの諸国で、これらの国はいずれも プロテスタントが少ない国です。 ちなみに、カルバン派ですが、この派は人間が天国に 行けるかどうかは予め決まっているとされています。 決まっているならサボりそうですが、実際は逆で、j おれは天国行きに決まっているはずだ、という安心感 を得るために、質素倹約勤勉になるのだそうです。