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少年法で守るべきは
少年法で守るべきは、精々頑是無い子供のいたずら程度のモノ、万引きとかスカートめくりとかに限定すべきだと思います。 この程度であれば、お灸を据えれば十分更生の可能性があるからで、徒に将来を戒めるべきではないと思います。 逆に、凶悪犯罪には少年法の規定を適用すべきではないと思います。こういう奴等は、罪を軽減してみたところで更生の可能性が低く、また社会への迷惑の量も半端無いからです。 量刑が懲役以上(執行猶予含む)の場合は、少年法による保護の対象外で良いと思います。 みなさんは どう思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
少年法が「未成年を守る」法律になっているのは、質問者様もご存知のように「未成年者が未熟」だからです。ですから、判断が未熟で不適正なことをしても、それを正せばりっぱな大人になれる、という教育的配慮があるわけです。 逆に「少年だからといって、ある程度の年齢になれば判断力が無いわけではない。だから大人と同様の刑罰を科すべきだ」という意見はよくあります。 このとき「大人と同様の刑罰を科す」根拠は「少年といえども、判断力がある」ということです。 では、どうして酒・たばこを18歳にすること、いやそもそも18歳成人を否定する人が多いのでしょう。一説によると、少年法厳罰化に賛成の人は8割に上り、逆に18歳成人の否定は7割以上ですから、ほぼ同じだけの人が「少年法厳罰化には賛成だが、少年の権利付与は反対」と言っているのに等しいでしょう。 大人がなぜ刑罰を受けるかと言えば「判断力がある」とされるからです。心神喪失の状態では大人であっても刑罰を科されないこともあります。 ですので、少年法を厳罰化するなら、同時に18歳成人とか16歳ぐらいでも車が運転できるとか、そういう権利の付与も必要であると思います。 もし「いや少年に権利を付与しても、あぶないし、使い方が分からないだろう」というならそれは「(大人と同等の)判断力が身についていない」ということであり、少年法の厳罰化をむしろ否定すべきです。 そういう矛盾を解消しない限りは、これ以上の厳罰化は反対です。ま、これ以上厳罰化しても犯罪そのものは減りませんし、実際のところでいえば、年々少年犯罪は減少していて昨年は戦後最低を記録していますので、厳罰化はまったく意味がありません。 減少の根拠は http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hodouhogo_gaiyou_H25.pdf 警察庁の資料です(H25版)
お礼
回答ありがとうございます。 >そういう矛盾を解消しない限りは、これ以上の厳罰化は反対です。 多分、多くに日本人には 自分のことは棚上げして他人を厳しく咎める気質と 愛情よりも憎しみが勝るのと、虐待親や暴力教師のような支配者思想が 根付いているのだと思います。