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終身タイプの貯蓄型生命保険
終身保険の貯蓄型生命保険に加入し、ある程度年数がたてば掛け金が元本と同じかそれ以上に返ってくると解約払戻金というのがあると知りました。 その場合、解約時に告知義務違反などの調査は一切ないと見たのですが、それってなんか変じゃないでしょうか? それなら皆きちんと告知せずずっと置いておいて、元本 より得したら解約すれば確実に損はしませんし。定期預金よりもずっといい気がしたのですが…。 無知なのでよくわかっておらず、何故なのか教えてくださいくださる方がいればありがたいです。
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一時払い終身保険のことですね。 確かに、現時点では定期預金よりも高利回りが期待できます。今は銀行の窓口でも買えますから、保険と言うよりは金融商品のイメージの方が強いと思います。 但し、注意しておくべき点があります。 生命保険は、最初に経費を掛け金から差し引かれるので、最初の数年は元本割れになります。解約払戻金が元本を上回るには5~10年くらいかかります。これに対して、定期預金はどんなに早く途中解約しても、普通は元本割れにはなりません。このことは、今後長期金利が急騰した時に重要になってきます。今の長期金利は0%に近い状況で抑え込まれていますが、今後景気が回復すると、あっという間に数%くらいには上昇します。すると、今契約した一時払い終身保険の予定利率が1.5%(今の定期預金の利率は0.5%以下だからこれでもバカ高い)だとしても、数年後にはあっさり市場金利に追い抜かれてしまう可能性がある訳です。その時に解約してもっと有利な商品に預け替えようとしたときに、元本割れになってしまいます。 ですから、今、一時払い終身保険を買う人は、「今後10年くらいは、今のような超低金利が続くだろう」と思っている人になります。 で、正直言って、今は一時払い終身保険を買おうという人は減少していると思います。一番流行っていたのは2010~2011年頃で、その頃は、日本の不況はまだまだ続くと思う人が多かったので、購入する人が急増しました。しかし今は、アベノミクスの影響で潮目が変わっています。長期金利が将来上昇すると考える人も多くなってきており、長期間今の金利で固定されてしまう一時払い終身保険は敬遠されだしてきいてます。 以上のことを十分考慮されたうえで購入を検討されるのが良いと思います。
補足
いえ、一時払い終身保険ではなく、普通の終身保険を早期に数回に分けて納めて支払い満期にして置いておき、解約すると解約払戻金があると聞いたのですが、40年満期とかではない終身保険だと解約払戻金はなかなか元本が返ってくるまではいかないものなのでしょうか。 どちらにせよ定期預金ならいつ解約しても元本を下回ることが絶対ないのは確実ですね。