感想というからには、何か対象があるはずです。小説でも、新聞記事でも、教科書の中の文章でも、時には、絵画や音楽もあります。
まず、自分がそれに触れて(読んで、見て)何か感じたはずです。それを基に文章にします。
ただ、「面白かった」とか、「つまらなかった」とかではなく、自分が感じたこととか、それがきっかけで思ったこと、考えたことはあるはずです。そうでなければ、読んだり、見たりしたことになりません。
1) 感想文としては、まず対象が何なのかを書きます。
2) その中の何、どの部分、で自分が気になったのか、どう思ったのかを、例えば、いくつか書き出して見ます。
3) その後で、なぜ、自分はそう思ったのかを考えてみましょう。自分の経験や育ち方に関係あるかもしれません。それを書いてみましょう。
4) また、自分の好き嫌いで言えばどちらなのか、それはなぜなのか、を考えましょう。それも書いてみましょう。
5) さらに、自分にとって参考になった部分、役に立った部分を書いてみましょう。他の人にも勧められるなら、どう言って勧めますか。書いてみましょう。
6) 最後に感想文の題をつけましょう。「XXXについての感想」とか、「XXXについて思ったこと」、でも良いでしょう。学校なら、先生の指示があればそれに従います。
感想文の書き方といってもいろいろあります。迷った場合は、上のように考えてやってみてはいかがですか?