読む本を指定されていますか?
されていなければ、ハリーポッターの好きな本を選んで、感想を書いたらよいでしょう。
昔、高校生に裏わざとして教えたのは、本とビデオがでているもの、たとえば、「フォレスト・ガンプ」の小説を読んで感想文を書くことにして、実は、ビデオで読んだことにする。
読書感想文を書きたい気持ちにさせてくれる本なんて、めったにあるものでは、ありません。それと、人から書かされる作文は、いやですね。
ということで、提出物は、無難にこなしていきましょう。
本当に書きたい文章は、そのうち好きな人ができれば、書く機会もあるでしょう。
まず、原稿用紙5枚、2000字くらいの作文のとき、3枚以上をあらすじにあてて構いません。読書感想文を読む人が、「課題図書」を読んでいないことを前提に書くものです。この「あらすじ」は、本人が書いても、どこかの書評を要約しても、極端に違いはありません。ご両親が書いたら、少しまずいなら、ききとりで、あらすじをお子さんにはなしてもらいましょう。
それをききながら、メモして、わたしてあげればよいでしょう。
課題図書が指定されていないときは、理科や数学の難しい本の感想文を書くと、先生もお手上げです。
さて、あと2枚、800字になりました。お子さんが、気に入ったところを何箇所か、引用しながら、どう思ったのか、を書くと終わりです。
本当に感動して、書きたくなる読書感想文なんて、指導できる教員は、千人に一人、いるかどうか?まず、ひとりひとりのこどもに、「この本を読んでごらん」と手渡せる教員が、いると思いますか?ひとりひとりに、このとき、この本でなけばならない、たった1冊の本。
私は、人生で何人か出会うことができました。昔は、そういう教師がいました。
お礼
ありがとう御座います 参考になりましたm(_ _)m