分からない原因は、多分、「プロセス」という言葉の意味と使い方があいまいだからです。
日本の官僚は企画・政策・戦略の文書によくカタカナを使いますが、元の英語(process)と同じ意味とは限らないのです。担当教員も、用語の厳密な使い方に神経を使わないタイプなのでしょう。
「プロセスについてその<対策を計画>」など意味が不明ですよね。おっしゃる通り、まったく日本語とは言えません。
おそらく、「プロセス」を、作業・仕事の段取りとか、手順、工場だと行程、といった意味で使っていると思います。結果を全体として振り返ってみると、進行の順序とか過程ということもできます。
あなたの場合に、具体的な例で考えてみましょう。
例えば、ある資格(弁護士)を取るとしましょう。
1)最初に何をしますか? 弁護士とは何かを調べます(すでに知っていることもあるでしょうが、より詳しく)。社会的な位置づけ、収入、将来、その他。
2)司法試験に合格するという目標設定をする。
3)要求される知識・経験を調べる。
4)必要な学習方法を調べる。
5)例えば、大学の法学部に入る。
6)司法試験を受け合格する。
7)司法修習を行ない修了する。。
8)弁護士会に登録して開業する。
これは単なる例ですが、上の全体がプロセスと言えます。
実際に、そのプロセスを実行できるかどうかはまた別の話ですがね。
ついでに、相手(日本人とは限りません)の日本語がよく分からない場合は、「それはこういうことですね。」と聞き返し、確認することが大事です。表現を変えてもらえば良いのです。話すことが相手に伝わらないとしたら、責任はすべて話し手側にあるのです。どんな場合でも、相手が理解できないと、話したことになりません。大学の教員には話し方に無頓着な人が多いですね。社会性が不足しているのかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変簡潔で個人的にもピンときやすかったです。 非常に助かりました!