これは一般的な話ですから、全部の会社がそうだという断定ではありません。
そのつもりで読んでください。
新卒の場合は、ある程度枠を決めてそこにうまくはまるかどうかを判断し、内定します。
要するに、営業の枠、とか、事務の枠、とか製造の枠、とか、です。
でも、そこで完全確定とはしません。
しばらくは試採用という考えかたをしますし、新卒の場合は研修期間という時期を設定して業務を教えます。
ここでは実際の業務をするわけではありません。
リーダークラスのひとたちが、講師になって教えてくれます。
習得状況とか、質問の状況を判断し、実際の配属について内部で判断します。
で、この人間は自分の課でひきうけようかというような話になるのです。
そこで、配属を申しわたされます。
本人に、この部署に行きたいという強い意思があるのであれば研修期間にアピールする必要があります。
でも、「やりたい」ではだめで「こういう能力があるからできる」でないとPRにはならないので注意。
ただし、営業でなければいやだ、と強情を張るようなことをするとマイナスです。
一旦配属されてしばらくして、ここに向かないようだから別の場所に、というようなこともあります。
会社というのはいろいろな仕事をする複数の人で構成しています。
1年目なんかは配属を言い渡されたところで経験を積み、社内にどういう役割の仕事があってからんでいるかを学習するのが一番です。