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グリップのベタベタ、なぜ改良されない?
- カメラのグリップや、マウスホイール、電気製品のコードなど、ウレタンのコーティングは遅かれ早かれ加水分解を起こしてベタベタになる。
- ウレタンコーティングのない状態でも使用感に問題はなく、メリットよりもデメリットが多いと感じる。
- なぜメーカーは未だにウレタンコーティングを使用するのか?買い替えを促す意図があるのか、それとも改良される予定なのか?
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なぜコーティングをするか、から考える必要があります。 単純にいって、作業時にゴム手袋をする場合理由があるわけです。 自動車のクリア塗装に使う理由は、表面の寿命を延ばすためです。 日光の直射や、雨、土砂を含んだ風によって、表面は傷つきますから、ここにガラス繊維を混ぜ込んだウレタン樹脂を塗るんですね。 これによって、ボディサーフェスの耐用性が飛躍的に延びるわけです。 医薬品や電子部品、壊れやすい食品を運ぶ箱の内側にウレタンコーティングをするのは、対振動(音声振動含む)、箱の摩耗による不安定を避けるクッションです。 橋やガスタンクにウレタンコーティングをするのは、雨などの水による浸食とか、薬剤による破損の防止です。 ナップザックやテントにウレタンコーティングするのも、一種のクッションの役割でしょう。 ゴム手袋をするのは、薬品や汚水などで手に悪影響がおよぶことを避けるためです。 こういう話は、技術が進化したとか言う話とは別に、必要のあることです。 ただ、あらゆるものには寿命があって、ウレタンコーティングも、加水分解でボロボロになります。 雨から守るために塗ったものが雨で分解されてしまうのですね。 そぎおとしたら、とおっしゃいますが、そんなことをしないで、重曹を6グラム、1リットルの水で溶かしたもので拭けばきれいになります。 ただし、そのものを手で触って使用感に差がない、とおっしゃいますけど、それは汚染水も薬品もない状態で触っている感触ですね。 たとえば硫酸にひたしながら触ってみれば使用感に差は出ます。もっとも手のほうも溶けますけど。 コーティングをしたもの、していない状態のものに硫酸をぶっかけてみたらすぐわかります。 ウレタンでないカバー方法が発明されたら、それを採用するメーカーはいくらもあると思います。 質問者様の目のつけどころで、言いがかりと思うメーカーもいると思いますから言っておきます。 質問者様の指摘されたようなことはいままでなかったことではありません。 電球の時代に、電球の寿命を短くするというアイディアが某メーカーで採用され、発案者がボーナスをもらったという伝説があります。 有名なメーカーです。 このデメリットの提供をするために、価格を安くしました。 これは、当時絶対の必需品である電球の購買サイクルを早くし、次々に買うようにしたわけです。 価格を安くしましたから、暴利をむさぼることにはなりませんが、他社より安くなったから自社製品のほうが売れるようになったのです。 そりゃ、ボーナスものの発案です。 コーティング剤に関してはそのようなことはありません。 いずれにせよみっともない老化をすることが事実ですから、メリットがないのです。 ただ、1年でダメになる電線を5年の寿命にして、最後の5年目に自分自身が老化してしまうということであれば、全体的にはウレタンコーティングをしたほうがいいという判断はおかしくないということをご説明したくて本記事を書きました。 ゴム手袋も使い続けていると割れてきて、役に立たない邪魔なものになります。 でも、まだ元気な時には持ち主の手を守ってくれて、薬品でやけどもしないし、怪我もふせいでくれたのではありませんか。 今後この世界がどうなるかはわかりません。質問の最後はお答えできません。
お礼
そうですね。必要だからこそ使用するんですよね。 まぁ、物持ちの良い私の場合は、製品の寿命はまだまだのうちにコーティングだけボロボロになるケースが多いのですが。。 本当ですか?重曹は有効ですか!それは良い話を聞けました。 今まで色々なクリーナーなどを試したのですがどれも効果無く。。早速試してみます。 後は今後の技術改良を期待するばかり。 お時間を割いてご回答をして頂き、ありがとうございました!