こういうときはやみくもに覚えるのではなく、「どうしてそうなるのか」という理屈をきちんと理解しましょう。
まず、1平方キロメートルってどのくらいの大きさか知っていますか。
1平方キロメートルというのは、縦も横も1キロメートルの正方形の面積のことです。「平方」というのは単純に言うと「2回かける」ということですから、縦1キロメートル、横1キロメートルの正方形の面積は1キロメートル×1キロメートルで1平方キロメートルということになります。あなたがその大きさの土地の周りを歩いて一周すると1時間くらいかかる大きさですね。
そこで、紙にちょっと大きめな正方形を書いて、縦と横に「1キロメートル」と書きましょう。
次に、この1キロメートルをセンチメートルに直しましょう。1キロメートルは何メートルか知っていますか。1000メートルです。だから、さっき書いた「1キロメートル」の下に「1000メートル」と書き加えましょう。
そうしたら今度はこの1000メートルをセンチメートルに直しましょう。1メートルは100センチメートルですね。だから1000メートルは100000センチメートルです(0を2個書き足せばいいですね)。そこでさっき書いた「1000メートル」の下に「100000センチメートル」と書き加えましょう。
これで1キロメートルが100000センチメートルに直せました。
最後に面積を出しましょう。平方センチメートルというのはセンチメートル×センチメートルですね。この正方形は縦も横も100000センチメートルなのですから、面積は100000センチメートル×100000センチメートルで10000000000平方センチメートルになりますね。