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「へっとがら」(食べ物の名前?)
昭和45年ころ長野県佐久辺りで食べられていたものですが、確か「へっとがら」と呼んでいたと思います。 たぶん豚の脂身を揚げたものだと思いますが、もしかするとラードを作った貸すかもしれません。 このことに関してご存知の方なんでも結構ですので教えてください。 ハンガリーでテペルトという食べ物があるそうですが、おなじものなのかな?
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こんにちは。 ヘットは、ドイツ語のFettまたは英語のfat からなまっ た言葉と思われる。 日本では牛脂のことをいう。(牛脂は英語ではbeef tallow だが) ラード (豚脂:とんし)よりは脂臭くなく、揚げ物の風味を 増し、濃厚な味になる。 揚げ物油 に用いる時には、脂身をそのままコーン油の中に 入れて溶かし出して用いるので、その時に脂の出た後を殻(がら) と呼びヘット殻となる。形態は色が茶色の天ぷらの揚げ玉カスの様。 日本へは昭和20年ごろ進駐軍によって持ち込まれ、日本の 食事文化ではトンカツを上げる時にビーフカツと良く合った 脂身と記憶して居ます。 テペルトとは牛脂の水煮のようですから違うのでは?
お礼
早速のご回答有難うございました。 ido-kawazu様のご説明に間違いないと思います。詳しくご説明いただきよく理解できました。 豚ではなく、牛だったのですね!! その頃は40cm位の大きな袋でいっぱいにしてもかなり安く買得たと思います。 ふと懐かしく思い出しました。