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タンノイIIILZネットワークのコイル

IIILZ(2モニターゴールド)のネットワークにあるitem3139(0.62mH/12.2ohm)を壊してしまったので、現在はその部分に10Ωの抵抗を入れて使用しています。item3139の代替品を教えてください。また、IIILZにまつわる面白いお話があれば、聞かせてください。

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  • John_Papa
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回答No.1

こんにちは。 その回路は、ノッチフィルターですね。ノッチフィルターが断線しているとユニットの特性そのままでは6~7KHzにピークがあるのを押さえるのが目的でしょう。 モニターですから、できるだけフラットにしたいのでしょうね。 現在の処置では、インダクタンスが無しの抵抗成分だけになってますので、高音はロールオフして出なくなっている筈です。 0.62mHのコイルを、コンデンサや抵抗と直列に入れるのが対処法になります。 http://speaker.cart.fc2.com/ca40/255/ 抵抗も、あと1.7Ω足すと元と同じ特性になります。が、ここ(ノッチフィルター回路)は現在のユニット状態や好みで調整しても良いのではないでしょうか? ノッチフィルター無しの音も聴いてみたいですね。 海外ですが、参考になりそうな改造サイトを見つけましたのでリンクして置きます。 http://www.troelsgravesen.dk/Tannoy_IIILZ.htm google翻訳でもかなり読みやすいサイトでした。 オリジナル回路図も掲載されていて参考になりました。 私にはIIILZの記憶はありません。ただ国産箱TANNOYユーザーには、「中音が出にくい」と悩んでいる人が結構居ました。12dB/octなので、高音側を逆相にしてない為にクロスオーバー周波数で見事に打ち消されて深いノッチができるだけなのですが、その人たちには逆相に接続してみるという簡単な発想が沸かないようでした。

audiofanfan
質問者

お礼

ありがとうござました。大変参考になりました。今のまま(10Ωの抵抗を入れた)でも十分鑑賞に耐えられのですが、元のと比べると、やや潤いに欠ける硬質で元気の良い音です。ご教示に従ってコイルを購入し、試してみます。

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回答No.2

これはインピーダンス補正回路のコイルですね。 ツイーターが3.5kHzで共振していると思われます。 共振によるインピーダンスの山をこの補正回路で潰してます。 ツイーターの共振は潰しておかないとフィルターの特性が計算通りにならないんですね。 元気の良い音と感じるのは、3.5kHzの共振によるインピーダンスの山で、この辺りのレベルが上がるためかもしれないですね。 代替品は、0.62mHで直流抵抗が12.2Ωあるコイルという事になりますが、かなり特殊です。 コイルと抵抗を直列に接続すればいいんじゃないでしょうか。

audiofanfan
質問者

お礼

鑑賞に耐える元気の良い音と表現しましたが、聴き慣れてくると、面白味のない、飽きの来る音質のようです。特にクラシック音楽でそれを強く感じます。素人同然の私ですが、ご説明頂いたことで、納得しました。ありがとうございました。

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