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水道水中のトリハロメタンおよび塩素除去について

浄水シャワーヘッドを購入思案中です。 OKWebでいろいろな角度で調べていましたが、 塩素=次亜塩素酸ナトリウム トリハロメタン=クロロホルム とわかりました。(あってます?) 各社から発売されている浄水シャワーヘッドの原理を見ると、 ・アスコルビン酸や亜硫酸カルシウムを使用し、  次亜塩素酸ナトリウムと反応させて脱塩素を行うものと ・活性炭を使ったもの と二分されます。 前者は化学反応式上では確かに次亜塩素酸ナトリウムと反応するようですが、 ●シャワーヘッドを通過しただけで塩素が抜けるのか、 トリハロメタンまで除去されるのかが疑問。 ●後者は「脱塩素」とうたっているものの、ある回答では 濾過だけでは不純物しか取り除くことはできないとありましたのでその効果がわかりません。 以上の疑問にご回答お願いします!

質問者が選んだベストアンサー

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  • zep1100
  • ベストアンサー率41% (127/309)
回答No.3

こんにちは、zep1100です。 ご質問の内容に関しての私の感想では、 理論的には理にかなっていてもシャワーの様に 流速の早い状態での塩素及びTHMの除去率は それ程期待できるものではないと思います。 THMを完全除去させるためには、30分ほど沸騰させるのが一番です。 それとは反対に、それら問題物質の除去性能が高ければ高いほど シャワーヘッドという限られたスペースにある制約から すぐに除去限界点に達してしまうことでしょう。 これ以上除去出来ない状態になってしまうことを 専門用語で破化(はか)と言います。 とりあえず、ウソ八百の商品ではジャロに訴えられてしまうため(笑) どの商品にも「それなり」の性能はあるとは思います。 そこで、最大限効の果を狙うのなら 出来るだけ高性能なものを頻繁に交換するのが一番ではないでしょうか。 そうでなければ、タダの濾過装置となりはてるでしょう。 #1の方の補足と言った感じですが、蛇足です。 まず、THMは揮発性有機化合物と呼ばれている化合物のうち クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、 そしてブロモホルムの計四物質の総称を言います。 それぞれが含まれる割合は市町村の水道によって違いますが。 揮発性と言われるだけあってそのままにしておいても飛んでいきます。 ただ、水道水には細菌の繁殖を抑制させる目的で塩素を含有させていますが、 酸性条件下で残留塩素が一定量含まれる状態では 水道水中の有機物からTHMが生成してしまいます。 これをTHM生成能と呼びます。 最後に、私はエ○アンの回し者ではありませんがヒトリ言。 市販の「美味しい水系」にもTHMは大なり小なり含まれます。 その中で最もTHMの含有量が少ないと定評があるのがエ○アンです。 0.2PPBとは1リットルの水にTHMを0.2マイクロg(=0.0000002g)溶かした時の濃度ですが 私の経験上、エ○アンには最大でもこのような高濃度が出たことはなく、 通常その1/10もありません。 ちなみに、他の美味しい水系は知りません。

Shirotanz
質問者

お礼

すごく詳しい説明ありがとうございました。 やっぱりシャワーヘッド内だけでは 完全に除去できないんですね。

その他の回答 (2)

  • nyannmage
  • ベストアンサー率24% (201/821)
回答No.2

炊いたご飯を長く保温しておくと黄色くなります それは トリハロメタンの性だという事です 電気ポットの中のお湯は長い間加熱保温の状態で置いておくとどんどんトリハロメタンが増えるそうです 一般的に 水道の蛇口に取り付けるお手軽タイプの浄水器ではトリハロメタン迄除去するタイプはない様です メーカーにより異なりますが高い~~タイプでないと駄目みたいです ちなみに シーガル○ォーは、有害成分を除去というより 有効な成分を残しつつ有害成分を無益に変えて浄水するタイプでお勧めらしいです

Shirotanz
質問者

お礼

シーガル○ォーはOKWebを調べているうちに知りました。 なかなか良さそうなのですが、 飲料用ですね。。。。 覚えておきますね。ありがとうございます。 蛇口に取り付けるタイプは 完全にトリハロメタンを除去できないんですね。

  • nobizou
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回答No.1

トリハロメタン=THMは、クロロホルムを含む4項目の総称です。基本的にクロロホルムは、市販されているエ○アン等にも最大0.2PPBくらいは存在することがあります。(水道水より、はるかに低い数字ですけど・・・) 水道水源の水を次亜塩等の塩素滅菌時にそのTHM類が生成されてしまうためで、塩素濃度などによって生成量が変化します。(トリハロメタン生成能といいます) 前後しますが、THMになかでもクロロホルムは自然環境中に一番存在しますし、100%の除去効果は期待できないと考えた方がよいと思われます。 また、表記の物質で一次除去も可能だとは思いますが、通さないよりマシな程度であることとコスト面から考えても後者の方がよいのではないでしょうか? また、THMは有機塩素化合物(VOC)でもありますので、そのVOCをまんべんに除去できる活性炭仕様の方がオススメであるように思います。大きさによって破化の問題もありますけど・・・

Shirotanz
質問者

お礼

トリハロメタンの正体がわかりました。 市販されているミネラルウォーターにも含まれているとは驚きです。 それほど気にすることはないということでしょうか・・・ 「まんべんなく」有機塩素化合物を除去というのは妥当ですよね。 ありがとうございます。

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