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どちらがいいでしょうか?
友達(男)とジムに行った時にランニングしていると話したら、ウォーキングを勧められました。 自分の身体の体質を研究してでのランニングでしたが、筋肉がついてしまうランニングよりかはウォーキングの方がいいのでしょうか? ランニングの方が運動強度が高いですし、ウォーキングよりか早く細くなると思っているのですがどうでしょうか?
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- nicofoto
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ランニングのほうが良いです。 速度が速いほうが長い距離を進むことになり、そのぶんカロリー消費量も大きくなります。例えば30分間、時速5kmでウォーキングした場合と時速10kmでランニングした場合、ウォーキングでは2.5kmしか進みません。ランニングでは5km。ほぼ倍のカロリー消費量です。ウォーキングのほうが痩せるとしたら、運動量が少ないほうが痩せるという事。様々な常識を覆す奇跡の理論です。 またEPOCと言って、細かい説明は省きますが人は運動を中止した後も脂肪の燃焼が続きます。運動後はゼエゼエ呼吸が荒く、身体が熱いままの状態ですし、運動を終えてすぐに安静時の状態になるわけではありませんよね。 より激しい運動ほど、この状態は長く続き、さらに多くの脂肪を燃焼します。(ただ、これはウォーキングとジョギング程度の比較ではさほど大きくはありませんが。) 一般的に、運動強度が増すにつれて糖質の消費割合が高まり、脂肪の燃焼割合が下がると言われています。これは事実です。しかし体脂肪の減少が目的なら、運動中に糖質を消費するか脂質を消費するかは関係ありません。例えば食事制限する時に、糖質を制限しても体脂肪は減るでしょう?どちらを消費しても、最終的に落ちるのは体脂肪です。 脂質を制限しても減りますね?昔の人は脂質を消費しないと脂肪が落ちないと思っていたのです。だから、ランニングよりウォーキングのほうが良いという話が出てきたのです。 普通の大手ジムにいるスタッフなどはバイトが多いですし、一般人が雑誌で仕入れているレベルの知識しかありません。ゴールドジムなどに行けば、ウォーキングのほうがいいですよなんて言われることはまず無いです。もちろん無理に走れと言われることも無いですが。 >筋肉がついてしまうランニングよりかはウォーキングの方がいいのでしょうか? ランニングでは筋肉は付かないと思いますよ。 スプリントなら多少筋肉は付けられるかもしれませんが、マラソンとかランニングとか言うような時速15km以下の長距離走じゃ、むしろ減って行くか筋肉が付きにくくなることが科学的に明らかになっています。 筋肉を付けるために必要な条件は、最大筋力に近いぐらいの強い力を発揮する事と、カロリーを余分に取ることです。ランニングは強い力を使いませんし、カロリーを余分に取るどころか、走れば走るほどカロリーを無駄に消耗します。その分のエネルギーは筋肉や脂肪を分解することで補われるわけであり、筋肉が増えるような余地はどこにもありません。 現実を言えば、運動の強度が高いほど体脂肪率は下がり身体が細く引き締まります。むしろ有酸素運動ばかりでは脂肪はそれほど減らず、身体が細くなるのに時間がかかりますよ。無酸素運動、筋トレを取り入れて始めて脂肪は優位に落とすことができます。 筋トレなどの無酸素運動には、運動中以外の安静時にも脂質の代謝を上げる効果がありますし、筋肉の分解を防ぐ効果があります。そのため脂肪だけを落とすことができるのに対し、有酸素運動はただカロリーを消費して、筋肉と脂肪の区別なく減らしてしまうためです。脂肪はそれほど落ちず、実際にはだいぶ筋肉ばかりが落ちます。 一般に言われているような、体脂質を優位に代謝するような効果は有酸素運動だけでは得られません。