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数学 大学の入試問題の作られ方

難関校の入試問題とかをみると、よくも毎年こんなにネタが尽きずに難問を作成できるなと感心してしまいます。 中堅大学くらいであれば定番問題を業者が作れるとして、旧帝大以上になると業者が作題するのなんて可能なのかなと思ってしまいます。 実際に、京大や阪大の入試問題ってどのようにして作成されているのですか?

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  • TANUHACHI
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回答No.3

 早々のレスありがとうございました。 >作成の委員に携わった方は数か月かけて作成したのに、ものの数時間で完璧に解かれたりしたら、悔しい気持ちになるか、はたまた逸材が入学すると思われるかのどちらかでしょうね    非常におもしろい質問ですね。でも実際に出題される範囲は限定されて(文科省による学習指導要領とのガイドラインに準拠するとの意味)いますから、そこから逸脱した問題を出題することは実際にはありません。  と同時に入試問題は「高校までの学習内容をどこまで理解しているかどうか」を判定するための試験ですから、自らの研究領域に基づいて出題することもできません。  そんなことをしたら、殆どが不合格になってしまいますから 笑 中には「この答案はいいな」と感じるものもありますが、採点では個人の印象を持ち込む事など厳禁です。最低でも三人の教員が一枚の答案に目を通しますから、Aという教員の判断だけが優先されるとの事象もありません。  僕も何度か試験委員を担当した経験はありますが、あれは実際に憂鬱なだけで何もありません。もし全部論述題だったならば、逆にこれほど採点基準を設けやすい問題もないのですが、それがないから逆にパターンとなって憂鬱で苦痛となってもしまいます。たまには歯ごたえのある答案にお目に掛かりたいものですね。

Paltaro
質問者

お礼

実際に携わられていた方なのですね。参考になります。

その他の回答 (3)

  • mitomito
  • ベストアンサー率40% (165/406)
回答No.4

あくまでも、作られていくプロセスで無く、作っている教官達の「配慮・留意事項」を『心理』というキーワードで、まとめあげた本があります。 (もう既にご存知だったら、すみません。) 『出題者心理から見た入試数学―初めて明かされる作問の背景と意図 (ブルーバックス)』 2008/10/21 芳沢 光雄 (著) 万分の一でも参考になれば幸いです。 但し一番肝心な >京大や阪大の入試問題ってどのようにして作成されているのですか? ほどのレベルまでは、一切、取り上げられていない著作だった記憶があります。

Paltaro
質問者

お礼

なんか面白そうです。その書籍は知らなかったです。 数学入試 伝説の良問 100 なら知っててひそかに解いていましたけどね。 ありがとうございました。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.2

 実際に受験問題の作成を担当するのは、大学内の入試委員としてその職責に当たる教員です。外部に委託したり丸投げするほどのFランレベルとは違い、これは他科目でも同じです。  ネットの情報にもデマは多々ありますので、そうした情報に惑わされないことをお勧めします。  追記 過去数年の問題をみればお解りになりますが、出題傾向に一定の規則性があります。それは出題する教員の専門領域が何であるかを雄弁に物語りもしていますよ。

Paltaro
質問者

お礼

ありがとうございます。 >それは出題する教員の専門領域が何であるかを雄弁に物語りもしていますよ。 でしょうね。自分の専門で作成するとなればいくら客観的にとはいいつつもなっちゃいますよね。 >実際に受験問題の作成を担当するのは、大学内の入試委員としてその職責に当たる教員 作成の委員に携わった方は数か月かけて作成したのに、ものの数時間で完璧に解かれたりしたら、悔しい気持ちになるか、はたまた逸材が入学すると思われるかのどちらかでしょうね(笑)

回答No.1

数オリやPutnam examなどからネタを拾ってるようですね。 似た問題を見かけることがあります。

Paltaro
質問者

お礼

数オリなんかは確かに問題作成の宝庫かもしれませんね。。。