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国語です
(先輩が後輩に) 先生のご都合をお伺いしてくれ。 という敬語の用法が間違いであるか。という問題で 私は間違いだろうと思ったのですが模範解答はあっている と書いてありました。 Γお伺い」のところがすごく不自然な 感じがしますわかる方お願いします。
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通常の場合、これは二重敬語になりますので、あなたの感覚は正常です。 「伺う」は「聞く」の謙譲語1ですが、「お伺いする」も「お~する」という謙譲語1の形だからです。 たとえば、「手相をお拝見します」は、「拝見」がすでに「見る」の謙譲語1であるにも拘わらず、「お~する」という謙譲語2の形をとっているので間違った敬語表現です。 そのため、「手相を拝見します」と言う必要があります。 同様に、敬語の重複(=二重敬語)を避けるためには、「先生のご都合を伺ってくれ」または、「先生のご都合をお聞きしてくれ」などと言う必要があるわけです。 ただ、「お伺いする」は【習慣として定着している】という理由によって認められているので、特に問題のない表現とされています。 例外のない規則はない、というやつです。 詳しくは文化審議会答申<敬語の指針>30ページをご覧ください。 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/keigo_tousin.pdf 念のため、「先生のご都合を伺ってくれ」の場合についても一応触れておきます。 「伺う」は「聞く」の謙譲語1ですが、謙譲語1というのは、【自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。】です。(上記 URL 15ページ) 「自分側」というのは、自分を含めて、自分の身内、あるいは自分と同等の立場にいる者、といった意味。 先生に対する場合の後輩は、自分側の人物ということになります。 要するに、「都合を聞く」という後輩(自分側)の動作の向かう先が先生なので、その相手(先生)を立てるために謙譲語1を使って「都合を伺う」と表現する必要があるわけです。 「聞く」というのは後輩の動作ではあるのですが、【その向かう先】が敬意を示すべき先生であるため、敬語(謙譲語1)を使う。 これが要点です。 たとえば、「話す」という【自分の動作】について考えた場合、自分のお母さんに話す場合は「母に話します」と言うはずです。 しかし、先生の場合は、「先生にお話しします」と言うのが正しい敬語表現です。 【自分の動作の向かう先】に留意することが大事です。
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- fxq11011
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よく「お」をつければ良いというものでもないともいわれます。 敬語にしろ、尊敬語、にしろ、謙譲語しかり。 「ご」、「お」、「伺う」つければよいというものだはない、確かに直感しますね。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
それでは、既に日程が決まっているようで、先生を蔑ろにしている。 ご都合のよろしい日をお伺いして、が良い。
- hakobulu
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#3です。 訂正があります。 × 「拝見」がすでに「見る」の謙譲語1であるにも拘わらず、「お~する」という謙譲語2の形をとっているので間違った敬語表現です。 ○ 「拝見」がすでに「見る」の謙譲語1であるにも拘わらず、「お~する」という【謙譲語1】の形をとっているので間違った敬語表現です。
- dapitan
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あなたの回答が正しいと思います。 もし「先生『に』ご都合をお伺いしてくれ。」ならば、後輩に「『先生、ご都合をお伺いします』と尋ねて来い」となります。 しかし問題は「『先生のご都合』を聞いて来い」であるから正しくは「先生のご都合を聞いてきてくれ」です。 「伺う」は「聞く」「尋ねる」「問う」の謙譲語です。 問題の文章では後輩に命じるのだから「伺い」はおろか「お伺い」も正しくありません。
- gesui3
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生徒(目下)が先生(目上)の都合を尋ねるのですから、「お伺いする」(謙譲語)で良いのですよ。 つまり、生徒である自分たちがへりくだって先生の意向を伺うのです。 「お~する」(謙譲語)―――自分が下がる。 「お~なる」(尊敬語)ーーー相手を高める。 この区別は大丈夫ですね。