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プラス面だけなのでしょうか
森林伐採やごみ問題とさまざまな環境問題があり、その対策が行われていますが、逆にその対策のデメリットとは何かを教えていただきたいです。どのようなものでも構いません。お願いします。
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>その対策のデメリットとは何か メリット・デメリットということになりますと、何に対する、或は誰に対するデメリットかということになります。 環境問題の難しさというのはこの点にあります。 自然環境というのは、その都度バランスを取るように変化するという性質があります。 外来魚であるブラックバスが在来の魚を駆逐してしまうことから、駆除が進められています。、 ブラックバスを駆除した結果、餌となっていたアメリカザリガニ(エビガニ)が増えてしまい、アメリカザリガニによる直接の被害だけはなく、アメリカザリガニが餌としてヒシを食べてしまい、湖面に浮かぶヒシを生活の場としていたトンボが減ってしまうということが起きています。 或は、野良猫が小鳥を採るのでいかん、ということで駆除したことがあります。(海外での事例) 猫がいなくなった結果野鼠が増えて、鳥の卵や雛を食べてしまい小鳥が減ってしまった、ということが起きたことがあります。 日本でも鳥獣保護で鹿や猪の狩猟を制限した結果、増殖して森林や農作物の食害で農家の生活が脅かされています。 コンクリートのダムは自然破壊だから作りませんといった政党や政治家がいました。 その結果、下流域の人達は、洪水に脅かせて河口までの堤防を全てかさ上げ又は改造する必要に迫られました。 流域の環境破壊に繋がります。 原発の停止も同じ理論で、停止状態が続いています。 結果として原油の輸入量が増えると同時に一酸化炭素の排出量が増えています。 発電に直接使われるだけではなく、原油や重油の輸送に大量の燃料がエンジンの中で燃やされています。 温暖化の原因が一酸化炭素であるとするのであれば、日本国内は安心でも地球規模では災害を呼び起こしていることになります。 温暖化による海面上昇で国家そのものが消滅する危機にさらされている国が沢山あります。 温暖化によって北極海の氷が解けて、ロシアの沿岸を安全に航行できるようになりました。 結果として日本とヨーロッパとの間の海上輸送は従来よりも時間の節約になると同時に燃料も節約できるようになりました。 (現在ロシアが中心となって実用航路の開発を進めています) 一方北極海の氷を生活の場としていたホッキョクグマやセイウチなどの海獣の生活が脅かされています。 プラスチック廃棄物は水分の多い食品廃棄物を燃焼処理する際の助燃剤として使われています。 プラスチック廃棄物を減らすと焼却用の重油が必要となります。 杉や檜の伐採処理も、伐採のための道路の整備や伐採費用、伐採後の樹木の処分が必要になります。 現在、山林が放置されている一方で輸入材が増えているのはこのためです。 太陽光発電と言っても、それに必要な装置の生産や保守管理に火力発電所でつくられた電気エネルギーを使っていたのでは何をやっているのか分かりません。 燃料自動車といっても必要な水素を原油から取り出していたのでは一体何をやっているのか、ということになります。 火力を止めて水力、となれば巨大なダムが必要になり山林を破壊した上に、河川の生態系を破壊してしまいます。 以上のように誰の何のためのメリットか?ということになります。 環境が人間にとって都合がよくなれば、人口が増えます。 結果として大量の食糧を生産するために、山林や原野を破壊して耕作地にしてしまいます。 生きて行くために大量のエネルギーを消費します。 人間の為か地球の為かという究極の選択を迫られることになります。 環境保護だ環境対策だと言って軽々な行動をとると、それこそデメリットだらけになってしまいます。
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- ryuzin
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>森林伐採 日本では治山治水という形での保全が行われて来ました。 これのデメリットとしては (1)人間用のメリットが主体(2)人手が必要(3)花粉症(4)人工のダムの増加。があります。 (1)は主に商用樹を植えて人にとって利用価値のある森にした事が上げられます。 森としては保水力の低下、植生及び生態系の多様性の損失、地形の変化が観られる結果に。 水源森とされている場所も限られており、その保水力も年々失って来ています。 因みに日本の約8割の森は既に人の手が入っています。 (2)商用である以上手を入れ続けなければ森は維持出来ません。 単に放棄してももう元の原生森に戻れるだけの余力すらもうその森には無いのです。 何故ならその根元は人が手を入れる事を前提とした一種の砂漠化が進んだ状態だから、手を入れなければ荒れていくだけ。 (3)商用に植えられたのは杉等の針葉樹がメインなのも理由の一つです。 本来は花粉が飛ぶ前に手を入れて花粉が飛び散らない様にすべきなのですが年々人手不足で後手に回り気味。 機械化も予算の都合や輸送や維持管理の点で余り進められないのが原状です。 (4)保水力が低下した森では水を貯めておけるだけの天然のダムとしての効果は余り望めません。 さらに近代化によりより大量の水を直ぐに使いたい人間側としては天然の森のダムでは消費が追いつかない。 よって水源としてのダムが必要となる訳です。ですが人工であるが故に土の流出を止めるだけの能力が足りない。 結果的に土砂災害が増える要因の一つとしてダムがデメリットを増加させる要因にもなりうるという現状があります。
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回答ありがとうございます。もう8割も人の手が入った森があるとは・・・
- kofusano
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アレルギーと寄生虫の研究があります http://atopyintestine.blog.fc2.com/blog-entry-33.html 近年(50年ほど前から)アトピーなどのアレルギーが問題視されるようになりました 昔の日本や、後進国は今の日本ほどアレルギーは無かったのです その原因の一つに寄生虫の駆除があります 清潔な環境は確かに感染症などの病気の発生頻度を下げますが、多少は弊害もあり、自己免疫作用が逆に人体に影響を及ぼしアレルギーを引き起こす場合もあるのです
お礼
回答ありがとうございます。清潔すぎるのあまりよくないことなんですね。
お礼
回答ありがとうございました。人間のためか、地球のためか・・・これからはどのようになって行くんでしょうかね