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憲法解釈はアメリカ人に聞くのが一番?
極論であるのは分っているのですが、無視できない発想かと思われますので ・・・ 日本国憲法条文の解釈については、憲法学者や内閣法制局の見解が最も権威があり、妥当性を持っているように思うのですが、日本国憲法って終戦直後GHQに勤めるアメリカ人が作ったのですよね? となれば、日本には (憲法では明文化されていない) 自衛権があるか、ないか、という論争や、その他の解釈上の問題は、何の事はない、憲法を作った本人に 「これは、どう解釈すればよいのか?」 と、直接聞けばいいじゃないか、という疑問が以前からあります。 まだ健在の方も多くおられると思うし、わけの分らない法律論争などせずに、その人の回答を聞くのが一番正解ではないでしょうか? たとえば、論文などの意味や解釈は作者に聞くのが一番ですよね? このような考え方は今までなかったのでしょうか?
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マッカーサー草案について出ていたので調べてみました。(本当は学生の頃なら短だけど記憶があいまいで)参考URLのとおりです。 戦争の放棄は8条だったんですね。 原案に無かったのは「前項の目的を達するため、」の部分ですね。他の目的なら使えるようにしたかったみたいです。
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- abcdef1234567890
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聞いたところによるとマッカーサー案の原文には9条第2項が無かったらしいです。
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ご回答ありがとうございました。 例の陸海空軍その他の戦力の保持禁止と、国の交戦権を否定したところですね。 原案に無かったんであれば、元々は日本国は軍隊を持てる、交戦権もある、というマッカーサー元帥の考え方だったんでしょうかねえ ・・・
- ily-timtam
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個人的な意見なのですが憲法9条ができた当時には自衛権はなかったと思います。アメリカが9条を作ろうと要求した一番の理由が「報復を恐れたから」という事だと思います。もっともその当時の日本にそんな余力はなかったでしょうが。参考URLを3つ載せておきますのでそちらもご覧ください。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95+%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB+%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9+%E8%A7%A3%E9%87%88&lr= http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist3_7.htm
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。そうでしたか、マッカーサー元帥は自衛権も持たせない事を想定していたのですか ・・・ では、その考えを基に作成された日本国憲法では、我が国には自衛権は存在しない、という解釈が一番正しい、という結論になりそうなのですが、作った張本人がそう言っているんであれば ・・・ 複雑な気がします。
- yoshi170
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いろいろ意見はあるでしょうが、私見を述べます。 1907年10月18日にハーグ陸戦法規と呼ばれる国際条約が締結されました。 その中の第43条に「占領地の法律の尊重」というものがあり、敗戦によって国土が他国に占領され、国家(敗戦国)の権力が占領者(戦勝国)に移った時には、占領者は絶対的な支障が無い限り、占領地の現行法律を尊重しなければならないとうたわれています。 第2次世界大戦終戦当時、占領者(GHQ)の絶対的な支障があったとは思えません。したがってGHQが作成したとなるとこの国際条約違反となり、日本国憲法は無効ということになってしまいます。 そのようなことがあるので、表立ってアメリカが作ったといえないのでしょう。
お礼
なるほど、そういう規定があったのですか ・・ それではアメリカ人に正面きって 「この条文は、どう解釈すればいいんですか?」 なんて、バカな質問は当然できませんよね。 ご回答いただき、ありがとうございました。
- ranx
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憲法は、最終的には大日本帝国議会における議決を経て制定されました。 憲法の草案起草者に制定の権限があったわけではありませんので、 起草者の思想より議決の方が優先されるはずです。 また、議員全員が同じ思想を共有していたわけでもありませんので、 制定後は当時の議員一人一人の思想よりも条文そのものの方が 優先されるはずです。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。起草者の思想なんて、二の次ですよね。 分ってはいたのですが、何となく素朴な感覚をもってしまったのですから。
お礼
ご回答ありがとうございました。 おもしろいですねえ。 現行憲法は紆余曲折を経て、現在のような条文になった事が分りました。 参考になりました。