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株の損失分の売却タイミングについて
とある銘柄で200万円ほどの益が出たので売却したのですが、一方で、 他の数銘柄はすべてマイナスで、100万円ほど損失となっております。 それでも差引100万円のプラスとなるので良しとしていますが、このマイ ナス分はずっと持っているより、今年中に売却してしまった方が税金 対策になるのでしょうか。 1銘柄で200万円のプラスでどれほど税金がかかるのかが恥ずかしな がら把握していないので、もしもマイナス分とうまくそれが相殺される ようであれば検討してみたいと思いました。 ご教示いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。
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>今後一切株を買う予定がない前提… >今年に全て売り払ってしまった方が相殺で税金がかなり安くなるのか、それとも、例えば1年後に残されたマイナス分を同程度で売ってしまったとしても、前者とそれほど変わらない総支払額となるのか… 株価は常に変動していますので、【仮に】、「今後も現在の価格と同じ」と仮定して回答させていただきます。 また、いずれにしましても「仮の話」ですから、「所得控除」も除外して単純化してみます。 ***** ○平成26年中にすべての株式を売却した場合 ・平成26年中の損益+100万円 ・税額=100万円×20%=【20万円】 ***** ○含み損の株式を平成27年まで持ち越して売却した場合 ・平成26年中の損益+200万円 ・税額=200万円×20%=【40万円】 ・平成27年中の損益-100万円 ・税額=【0円】(損失のため課税されません) --- ということで、トータルで20万円税額が違うことになります。
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- 86tarou
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No.1です。 書き忘れてしまったことですので補足させていただきたいのですが、私が何を言いたかったのかというと、今後一切株を買う予定がない前提で、今年に全て売り払ってしまった方が相殺で税金がかなり安くなるのか、それとも、例えば1年後に残されたマイナス分を同程度で売ってしまったとしても、前者とそれほど変わらない総支払額となるのか、ということをお聞きしたかった次第です。> 一応、その条件で税金が半分になると回答したつもりだったのですが… ^^; 基本的に損益通算するのは1年(1/1~12/31)単位です(売った時点で課税)。なので、今年売れば損益を相殺した100万円の儲けに対して税金(約20万円)が掛かることになります。片や今年売らなければ、今年200万円の儲けに対して約40万円の税金が掛かり、来年損失で処分すればその年は税金は0円となります(合計約40万円の税金)。 この損失はその年以降3年間繰り越せますが(確定申告が必要)、その間に利益が出ないのであれば意味はありません。
Q_A_…です。 蛇足ながら補足です。 「持ち株の含み損益(評価損益)」、つまり、「確定していない損益」と「個人の税金」とは無関係です。 ですから、(言うまでもありませんが)「上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除」の特例も、「含み損」は無関係です。 『含み損益(ふくみそんえき)|株式用語辞典KYJ』 http://www.kyj-kyj.info/%E5%90%AB%E3%81%BF%E6%90%8D%E7%9B%8A.htm
>200万円ほどの益が出たので売却… >…100万円ほど損失…このマイナス分はずっと持っているより、今年中に売却してしまった方が税金対策になるのでしょうか。 はい、「今年中に売却すれば」税金は安く済みます。 理由は単純で、「個人の税金」は、「1月1日~12月31日」の「暦年(れきねん)」が一区切りだからです。 『暦年|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E6%9A%A6%E5%B9%B4 株の売買損益であれば、「年が明けるとそれまでの損益はなかったものとみなして、新たに損益を考える」ということです。 なお、「株の売買損益」は、「売買した日」ではなく「受け渡し日」で考えます。 『売買の手続きと注意点(7)決済 (1)4日目受け渡し|日本証券業協会』 http://www.jsda.or.jp/manabu/stock/level3/stock3_59.html >1銘柄で200万円のプラスでどれほど税金がかかるのか… 株式の売買による利益にかかる税金は以下のとおりです。 『株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税) |国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1463.htm >>平成26年分~ >>20%(所得税15%、住民税5%) つまり、 ・(株の利益-所得控除)×20%=(200万円-所得控除)×20%=税額 ということです。 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm >…マイナス分とうまくそれが相殺されるようであれば検討してみたい 同じ種類の所得の損益は通算できます(相殺できます。)。 つまり、 ・(株の利益-所得控除)×20%=(200万円-100万円-所得控除)×20%=税額 ということです。 ***** (備考) ※「少額投資非課税制度(NISA)の口座ではない」という前提での回答になります。 ※「損益の通算(相殺)」については、「取引口座の種類」「取引口座の数」など【その人の状況】によって、「何もしなくてよい」こともあれば「確定申告が必要」なこともあります。 ※「損失が出ている株」を「(売却と同時に)買い直すかどうか?」についてはご自身の投資方針でご判断ください。 ※「所得控除」については、「給与所得」などが優先的に適用されますので、「株の利益」からは差し引けないこともあります。 ※今回のご質問とは離れますが、「損益通算しても上場株式等の損失がある」場合は、「上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除」という【特例】を利用することもできます。 ***** (その他、参照したWebページ・参考リンクなど) 『確定申告|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2020.htm >>所得税の確定申告は、…1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金…などがある場合には、その【過不足を精算する手続き】です。 --- 『特定口座制度|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1476.htm 『上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1474.htm 『[PDF]特定口座に関するQ&A(改訂4版)平成21年11月|日本証券業協会』 http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/files/091102.pdf --- 『梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー流「NISAの考え方のキモ」 』(2013/12/15) http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-2413.html 『[PDF]NISA(少額投資非課税制度)に関するQ&A 平成25 年9月12 日 改訂|日本証券業協会』 http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/files/qa.pdf --- 『所得から引かれる「控除」、仕組みを理解して節税を!|All About』(更新日:2013年08月09日) http://allabout.co.jp/gm/gc/424898/ 『所得控除の方法・仕方―所得控除の順序』 http://shotokuzei.k-solution.info/2007/07/post_53.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
- barrel1979
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株の譲渡益にかかる税金は約20%。 200万の利益に対し40万。 100万の損失を計上すれば、利益100万で税金は20万。 現在手持ちの株に上がる気配がなければ、売って80万の利益を確定するが、 今後上がると思うなら、160万の利益+手持ちの株で現状維持。 税金はその年の取引全体の利益に対して課税されるので、 20万以上の利益が発生していれば、税金は0にはならない。
補足
ご回答ありがとうございます。 書き忘れてしまったことですので補足させていただきたいのですが、 私が何を言いたかったのかというと、今後一切株を買う予定がない 前提で、今年に全て売り払ってしまった方が相殺で税金がかなり 安くなるのか、それとも、例えば1年後に残されたマイナス分を 同程度で売ってしまったとしても、前者とそれほど変わらない 総支払額となるのか、ということをお聞きしたかった次第です。 もしよろしければ、ご意見お聞かせください。 よろしくお願いいたします。
- 86tarou
- ベストアンサー率40% (5093/12700)
それでも差引100万円のプラスとなるので良しとしていますが、このマイナス分はずっと持っているより、今年中に売却してしまった方が税金対策になるのでしょうか。> 今年だけで考えると、売ってしまえば差し引き100万円の儲けになるので、その分税金は少なくなります(200万円に比べて半分)。 1銘柄で200万円のプラスでどれほど税金がかかるのかが恥ずかしながら把握していないので…> 去年までは10%でしたが、今年からは20%に戻りました。細かくいうと、これに復興特別所得税も掛かることになります。 特定口座で源泉徴収ありを選択していれば、売却時に既に税金は引かれています。源泉徴収なしなら来年確定申告して納めることになります。前者であれば、特定口座内の損益は自動的に清算されますが、証券会社が違えば確定申告することになります。 https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1463.htm なお、今年売らなくても損失だけの申告も出来、以後3年間は繰越損失として計上することが可能です。配当の税金からも差し引くことも可能です。 https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1474.htm https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1331.htm
補足
ご回答ありがとうございます。 書き忘れてしまったことですので補足させていただきたいのですが、 私が何を言いたかったのかというと、今後一切株を買う予定がない 前提で、今年に全て売り払ってしまった方が相殺で税金がかなり 安くなるのか、それとも、例えば1年後に残されたマイナス分を 同程度で売ってしまったとしても、前者とそれほど変わらない 総支払額となるのか、ということをお聞きしたかった次第です。 もしよろしければ、ご意見お聞かせください。 よろしくお願いいたします。
補足
ご回答ありがとうございます。 書き忘れてしまったことですので補足させていただきたいのですが、 私が何を言いたかったのかというと、今後一切株を買う予定がない 前提で、今年に全て売り払ってしまった方が相殺で税金がかなり 安くなるのか、それとも、例えば1年後に残されたマイナス分を 同程度で売ってしまったとしても、前者とそれほど変わらない 総支払額となるのか、ということをお聞きしたかった次第です。 もしよろしければ、ご意見お聞かせください。 よろしくお願いいたします。