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世襲しない寺

寺院(元)住職の方で子供を継職させなかった方に伺いたいのですが、世襲を選択しないに至った理由は何でしょうか?又、門徒総代方の反応はどうだったのかお知らせ下さい。

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回答No.1

寺関係の者ではありませんが、歴史的には「世襲はしない(と言うか、出来ない)」のが普通だったんで、世襲じゃなくても何も問題はありませんよ。 明治に「僧侶も妻帯して構わない」と法律が出来るまでは、僧侶は「妻も子供も持てなかった」のですから(妻帯すると破門されるのが普通だった)、世襲なんて考えられなかったのです。 住職は、弟子の僧侶の中から、次を任せられる優秀な者を次の住職にするのが当たり前だったんです。 明治以降、僧侶も妻帯が可能になって、結果、世襲も出来るようになりました。 しかし、世襲が出来るようになってしまってから、住職一家が寺を私物化したり、経も読めないような「住職の子」が跡継ぎになったりして、弊害の方が多いようです。 当方は「寺を潰さないような優秀な人が跡を継ぐのであれば、世襲である必要はまったく無い」と思います。明治以前は「妻を持てないから世襲なんか不可能だった」んだし。 本山での「免状を出す条件」を厳しくして「住職の子ってだけでは住職になれない」って事にすれば「世襲のボンクラ住職」が減ると思うんですけど、どうでしょう?

noname#223196
質問者

お礼

貴重な意見有難うございます。回答者さんの意識が今や大勢的であることに反論の余地はありません。私は親に請われて寺を継いだ(自嘲でなく)ボンクラ世襲住職です。社会のため、民のため仏教者としての発意に燃える優れた人に後を譲り私はいずれ家族を連れて寺をでます。覚悟はできてます。

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