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在家出身の主人が、寺を継ぐことになりましたが・・・
私の実家は、お寺です。 そう大きな寺ではありませんが、門徒数はそこそこ多く、住職である父は毎日忙しく働いております。 しかし、私には姉が一人いるだけで、跡取りとなる息子がいないため、 お寺は父の代限りで終わりにする予定でした。 しかし今年に入っていろいろと事情がかわり、私の主人が寺を継ぐことになりました。 ちなみに主人は寺の出身などではなく、普通のサラリーマン家庭に育った人です。 仏教系の大学を出ているわけでも無く、宗教についての知識は今のところ皆無です。 主人はお寺を継ぐことに一生懸命になって日々努力していますが(得度も夏に済ませる予定)、 なかなか住職の期待通りにはいかないようです。 加えて、主人は人前で話すことがあまり得意ではありません。すぐに緊張していまうというか、何を話していいか分からないというか・・・。 お経の練習なども毎日頑張ってくれていますので、私としてはそばで心から応援していたい気持ちでいっぱいですが、 現実問題として、寺を継いで住職としてやっていく場合、 人前で話をしたり(法要で法話をしたり・・・)、お経を詠むのが上手でないと、 寺の経営というのは難しいでしょうか? 主人の人柄は、とても温和で礼儀正しく、いい人です。 寺院を経営するうえで一番大切なことなども踏まえて、アドバイスをいただけると幸いです。
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はじめまして。お力になれるかわかりませんが、アドバイスさせていただきます。 読経は、毎日拝読しておりましたら、自然に頭のなかにはいります。ですから、継ごうと決められたら、朝晩に読経してください。また、お話しは、無理になさらなくても良いと思います。お経や、教えを学ぶなかで、何かを人に伝えたいと思ったときに、それをお話ししてください。ご自身が仏さまの教え、救いを信じるすがたが、そのまま門徒さんに伝わっていくものです。ご自身に仏教への疑いなどがおありでしたら、伝わるものも伝わらなくなります。それとともに、お話しを聞く、聞いてあげるということも大切ですね。 私の友人のなかでは、寺院出身者よりも、在家の出身で僧侶になられた方のほうが、何ごとも真剣に取り組み、勤勉かつ優秀な印象を受けます。勝手な見方ですが。 とにかく、寺院経営というものには多大なストレスが伴います。発散方法をいくつか持っておいてください。
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- pecopocopon
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お寺とは関係のない一般人ですが最近祖母を亡くしお通夜、お葬式をしました。 うちのお寺の住職さんあんまり好きじゃありません。 お経を詠むのが上手か下手か1年に1回聞く機会があるかないかの私でもわかります。 はっきり言ってその方はうまくありません、ですが私がその住職さんの嫌いなところはお経を詠むのが下手だからではありません。 どうしても葬儀社さんに対する態度が好きになれません そういうちょっとした部分ででる人柄がすごくいやらしかったんです。 私の個人的な意見では人柄が一番大事だと思います。 それとちょっとはずれるかもしれませんが髪の毛のあるお坊さん苦手です(笑) なんだか兼業されてるかんじがしてダメなんですよね 全然アドバイスになってないんですけど最近身近でかんじたことだったので 若輩者の意見ですがついつい書き込んでしまいました。
お礼
お返事をくださって、本当にありがとうございます。 最近おばあさまを亡くされたとのことで、本当にお辛いでしょうね・・・。 お寺の住職といえども、所詮(?は言い過ぎかな)一人の人間ですから、その人その人で性格も違いますし、門徒の方々からすると、親しみやすかったり、あまり好きになれないタイプだったり、受け止め方はいろいろありますよね。 髪の毛のあるお坊さんが苦手なんですね(苦笑)。ちなみに私の主人は髪の毛があります(笑)。 住職は、年のせいで抜け落ちていますが^^;。 よく周囲の人(特に同世代の若い人や、こども)からは、「お坊さんなのに髪を剃っていなくていいの?」とよく聞かれます。 僧侶のイメージ、ってやっぱりあるんですね、きっと。 いろいろと率直なご意見をくださって、ありがとうございます。こういうこと、生まれたときからお寺の中で育ってきた私には、 まったく分からないことなのです。ですから、一般の方からそういうご意見を聞かせていただくのは、なんだかとても新鮮です。
- na_mama
- ベストアンサー率33% (76/229)
ほとんどお寺と関係無い一般人です。 お寺に姉妹二人しかいらっしゃらない時点で、門徒さん方は覚悟をされていたのでは、ないでしょうか。それがお婿さんが来てくれるなんて、ありがたくて、あなたのご主人を拝んでしまいそうになるのではないでしょうか。 私の地区の神社を担当してくれている神主さん(この地方ではたゆうさんと呼びます。)が、転職したいらしいと聞いて、みんな「仕方ないよなー」(ため息)です。 葬式などで、読経の上手いヘタって、感じたことないですね。よっぽど、近親者でない限り、ずっと聞いていないし。 家に来てもらってお経を上げてもらうときは、時間をみんな言ってますね。時間が短い、すぐ帰るって、義母や、伯母などはよく文句を言ってました。 ただ、心配なのは、お父さんとご主人の関係。それが、上司と部下の関係になるのですから、かなり難しいと思います。あなたが間に立って色々と気を使って差し上げてください。
お礼
na_mamaさんお返事をどうもありがとうございます。 お寺と関係のない一般の方からのアドバイスでも、本当に今の私たちには大変ありがたいアドバイスです。 私も主人もまだ若い(私は25歳、主人は28歳です)、半人前以下の^^;人間なので、いろいろな方からご意見を頂戴したいと思っています。 姉妹が2人しかいない時点で覚悟・・・。そうなのかもしれませんね。確かに、私の主人が寺を継ぐことになったことを、門徒のみなさんへお伝えした際に、特に年配の方々が大変喜んでくださって、皆さんでいろいろと支援をしてくださると、住職のほうに言っていただきました。 読経のうまい、下手は感じられたことがないんですね。・・・確かに納得です。一般の方は私共のように、毎日毎日お経を聞いたりしないですものね(笑)。 時間については、本当にそのお家おうちでいろいろなご意見があるんでしょうね・・・。私の父も、ほとんどのお勤めを一人でこないしているので、どうしても約束の時間とズレたり、なかなかゆっくりとお話しをして帰らないこともあると申していました。 主人ともよく話しているのですが、主人がお勤めに本格的に出るようになったらなるべく時間を割いて、ゆっくり年配の方々ともいろいろな話(本当にたわいもない世間話でも何でも)をしたいね、と言っています。毎月毎月、住職が来るのを心待ちにしていらっしゃる門徒さんが本当に多い(ありがたいことですね・・・、本当に)ので、そういった面を、私も主人もきちんと受け継いでいきたいと考えています。 私の父と主人の関係につきましては、本当におっしゃる通り、いろいろと難しい面もあると思います。今のところ、寺の仕事に関する指導を受けている時間と、それ以外のオフの時間の切り替えを、父も主人もうまくやりながら、本当にいい関係を保っていると思いますが、今後も私が間に立って、いろいろなフォローをしていかなければ、と思っています。 na_mamaさん本当にありがとうございます。 こちらでいろいろな方からアドバイスをいただいて、前向きな気持ちも増してきましたし、これから私たちが努力していかなければいけないことが、少しずつ見えてきている気がします。
- irukasandesu
- ベストアンサー率25% (8/32)
こんばんは。 私の知人もお寺の娘さんに惚れて住職になりました。 法話も大事ですが、まずは話の聞き方が大切でしょう。特に突然の不幸が襲い掛かった場合は心の中を何処に吐き出せばいいのか分からず、それを受け止めてもらう人が必要になりますし。 suzukaze03さんは他の法事に参加されたことがあるでしょうか?私の体験ではかなりそっけない態度と感じるお坊さんがほとんどでした。まぁそれぞれきっちりした檀家でなかったこともあるでしょうが。檀家さん相手ならそれぞれの家の事情も知る事が出来るでしょうし、心の籠もった読経が出来るでしょう。それには日頃から檀家さんときっちりお付き合いし、その人その人を心に刻んで亡くなった時に心に痛みを感じれるようにしておきましょう。自分の知り合いが亡くなった時の悲しみと同じ用に感じられるように。 また、初七日とかの儀式以外の日にふらっと立ち寄って遺族の方々の様子を見ては如何でしょう。とにかく檀家の方々に親しみを持ってもらうことが大事です。 なお知人のお寺ではその宗派の決められた仏事の時には儀式の後にいろいろとつまみを用意して飲み交わしたりしています。大晦日の時にもそうです。 また奥様も大変でしょうね。婦人会とかをしています。そこでは子供の事、学校の事、自分の仕事の事などいろいろなお話をざっくばらんに語り合っているようです。地域の繋がりのお手伝いにもなっていますね。 温和で礼儀正しい性格に、より人の痛みを知る心を持てば、いい仏弟子になれるでしょう。 どうぞご夫婦で檀家さん、そして地域の心の安らぎの場になって下さい。
お礼
アドバイスをくださったことに本当に感謝します。ありがとうございます。 私の主人のように、寺の出身でない方が住職になられる方もほかにいらっしゃるのですね!きっとその奥様の支えなどが、かなり大きかったでしょうね・・・。 私はよその法事には、一度しか参加したことがありません(主人の実家の法事で、他宗派でした)。ですから、よそのお寺の住職さんなどを、あまりたくさん見たことがないんです。このことも、私の中ですごく疑問に思っていた点でした。よそはどんな感じなのだろう??と。 檀家さんに親しみをもってもらうこと・・・。そうですね、それがとても大切ですよね。実は私のお寺は、一人暮らしのお年寄りが非常に多いんです(ちなみに田舎の方です)。ですから、住職が月に一度訪ねてくることがなによりの楽しみ、という方が多くいらっしゃいます。そういった意味で今の住職は、みなさんから親しまれていると思います。 私の主人も、そういった住職の姿を見て、うちのお寺を無くしたくないと思ってくれたそうです。 主人は住職に比べ読経があまりうまくなく(下の方のお礼に書いた通りです^^;)、私も主人もかなり苦悩しているところなのですが、そういったテクニック面以外で、門徒さんに親しみをもっていただけるような努力を、私も一緒になって頑張っていこうと思います。 本当に、暖かいアドバイスをありがとうございます。
- kumakuma2005
- ベストアンサー率0% (0/1)
アドバイスになるかどうかはわかりませんが・・・回答させていただきます。 私の実家もお寺なのですが、そちらは門徒ということで、浄土系のお寺であると思われます。 私は浄土系ではないので、はっきりとしたことはわかりませんが、それぞれの宗派でお坊さんになるための研修(修行?)あるはずです。まずはそれに行ってみられてはどうでしょうか? 私の場合、仏教系の大学を卒業した後にその道場に行きまして僧階を取得しました。 というか、うちの場合は僧階がないことには話しになりません^^; あと、お経なんかは毎日読むもで、自然に身についていくのでさほど心配する必要はないと思います。 あと、人前での説法などはやはり難しいです。これはやはり場数をこなしていくしかないかと思います。 それと、なるべくお父様が健在でいらっしゃるうちにさまざまな経験をしていくことが重要であると考えます。 寺院経営というものは非常に難しいです。いいうわさはあまり広まらず、悪いうわさは風のように広まります。(経験談w) あと、寺院は住職は言うまでもありませんが、奥様の存在というものも非常に大きいものがあります。このへんは二人三脚で頑張っていかなくてはいけないと思います。 とりあえずはこのあたりでしょうか。また何かありましたら、私でよければご回答させていただきます。
お礼
kumakuma2005さん、丁寧なアドバイスを本当にありがとうございます。 おっしゃる通り、私のお寺は真宗です。 真宗でも、得度をした後、教師習礼などの様々な研修があります。主人(現在28歳)も、ひとつずつ段階を経て身につけていく予定です。 そういった今後の計画を、住職と頻繁に話し合っております。今現在は仏教の基礎知識を学んだり、「大法輪」を読んだり(笑)、そして朝晩の勤行と、家ではお経の練習に励む毎日です。 お経については、いくつかのお経については暗記もし、スラスラ詠める様になってはいます。 kumakumaさんのおっしゃってくださった通り、自然に身についていると思うのですが、一つ不安要素がありまして・・・。 彼は、読経をしているうちにどんどんと音が狂っていくんです(重症^^;)。一定の音で、詠めないんです・・・。これもそのうち直るものと思われますか?なにかよりボイストレーニング法をご存知でしたら、教えていただけますでしょうか? このことにつきましては私以上に本人である主人が悩んでいますし、住職も頭を悩ませています。 実は、現住職が読経に関しては本当にすばらしいものをもっているんです。これまでも、門徒数がどんどんと増えてきているのですが、一番の理由は住職の人柄と、それから読経うまさが噂となって広まっていったことからでした。葬儀社から紹介されてうちの寺で葬儀をされた方は、ほとんどの方が葬儀社にお礼を言いにこられるそうです(自慢しているつもりはないです!)。「いいお寺を紹介していただいた」ということで・・・。そういった点で、父の後を私の主人が継いだあと、あまりの違いにうちのお寺から離れていきたがらないか・・・という点が不安でして。 葬儀社からの紹介が減ることも、収入などの点ではかなり困りますし・・・。 寺を継いで頑張りたいという姿勢は、本当に真剣に主人の姿から見られますし私も一生懸命、主人に負けないよう勉強して一緒に頑張っていこうと考えていますが、 今述べたような小さな(小さくないけれど^^;)不安要素がいくつか、主人や私、そして住職の中にあってひっかかっているのは事実です。 急いでお礼を書いているので文章がまったくまとまっていないのですが^^;、kumakumaさんはこの不安要素をどう思われますか?
人前で話すことは慣れの問題ですから、場数を踏んでいけば何とかなります。 またお経もご承知とは思いますが、暗記するものではなく詠む物ですから、これも繰り返すことで慣れてきます。 宗教家にとって一番大切なものは何でしょうか? テクニックではなく、思いやりの心と思います。 御仏を前に無言で拝むだけでも心は伝わりますが、絵空事を話してもむなしいのみです。 シビアなことを言えば、寺院の収入はおおよそ3分され、住職・家族の生活費、維持管理費、改修積立金などに分かれ、本山へのお金も必要。 収入は毎日の月参りや葬儀、駐車場を貸したりで、檀家が多ければそこそこ安定しますが、増やすために努力も必要です。 田舎ですとお経のお礼も安いですから。 こういったことはご家族で助け合い、ご主人が苦手な面はあなたが補っていけばよいと思います。 ただ宗教家としての心に欠けるなら、檀家に迷惑ですから継がないほうがよいですが、慈しみの心のある方なら問題ないと思います。
お礼
98Kinさん、アドバイスを本当にありがとうございます。 誰にも相談できずに悩んで(主人が頑張っているのに私が悩んでいてもいけないことですが)おりましたが、 こちらでいろいろな方からお返事をいただけで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 大切なのはテクニックではなく思いやりの心・・・。 そうですよね。こういった面で言えば、主人は現住職(私の父)にひけをとらないくらい、思いやりのある人間だと思います。私の父も、そういった部分を見てくれて、寺の跡取りとして頑張ってもらいたいと言っていました。 98Kinさんのおっしゃる通り、これからは家族の助け合いが不可欠ですよね。特に私はこれから一番、主人のサポートをしていかなくてはなりません。 今日も朝からお経を練習して、私の実家の寺で朝の勤行をしている主人の後ろ姿を見ていて、私も頑張らなくてはという気持ちになりました。 98Kinさんのアドバイスを読ませていただいて、前向きな気持ちがさらに強くなりました。 本当に、ありがとうございます。
お礼
tontaroさんはじめまして。お力になれるかわからないだなんて。本当に、ためになるアドバイスをありがとうございます。 読経に関しましてはtontaroさんが奨めてくださっているように、朝晩の読経をし、それに加えて、昼間も住職がカセットに吹き込んでくれたお経を繰り返し聞きながら一日に何度も練習をしています。その甲斐あって、いくつかのお経については暗記もし、スラスラと詠めるようになってきました。ただ、下の方のお礼に書かせていただいたとおり、主人はお経を一定の音で詠むことができません。音がすぐにぶれて、上がったり下がったりするんです。本人も悩んでいますが、何度練習してもなかなか上達しません。読経の声のすばらしさで評判の現住職と比べると、今後主人の読経がどのように門徒さんや、葬儀社の方々、またほかのお寺の方々に映るのかと考えると、一抹の不安があります・・・。 勿論、お寺をやっていく上で一番大切なことは、読経のうまさではなく別のところにあることを、住職である父から、幼いころから話を聞かされていて自分自身でわかっているつもりですが、しかし現実として、一般の門徒さんは、寺を評価する上で寺の規模や、住職の読経のうまさなどを見て決めるのではないかという気持ちがどこかにありんです・・・。 お話しについてのアドバイスは、大変心が動かされるものがありました。大切なのは、話の内容がどう知識豊富か、話し方が達者かではなく、やはり主人自身の「何か伝えたい」という気持ちや、まっすぐな信心なんですね。主人に、伝えてみようと思います。 寺院経営のストレス・・・。これは父の姿を幼いころから見てきた私が、痛いほど良く分かります。最初は、主人が寺を継ぐことに反対もしていました。寺で育ったことで、娘の私も大きなストレスを受けることもしばしばでしたし・・・。でも2人で二人三脚して将来お寺を継ぐと決めた以上、なんとか力を合わせて頑張っていこうと思います。主人にも、あまり頑張りすぎないよう、たまに息が抜けるような環境を作ってあげたいと思います。 tontaroさん本当にありがたい助言をくださって、ありがとうございます。