こんにちは。
アドバイスとして、自画自賛ではあまり意味がありませんが、最終的にはご自身でやり方を見つけることです。自分でやってみて、これなら覚えるなという確信を持てるようになれば確実です。私自身、試行錯誤でやっと見つけましたが、人にはお勧めしていません。
>単語帳を見てる時は意味は即答できるが、長文読解中だと思い出せないことです。
私自身は、現在は、そのような経験はありません。つまり以前はあったのです。たぶん、単語自体がこなれていないのだと思います。私は、期間は、だいたい3ヶ月間で、100~300語を10回以上は繰り返しています。高校生の場合は、私が掛けた時間の半分で覚えてしまうはずです。
日本語の訳にこだわりすぎて、その意味をきちんとイメージできていないのが原因だと思います。そうした場合は、言葉を分かりやすくして覚えるとよいです。ただ、英単語の暗記は、私自身は、純粋には、英語の勉強とは思っていません。長文読解は、別の次元です。
例えば、単語学習とは、食事に対するビタミン剤のようなもので、本当に栄養になっているのか、それとも、体外に流れ出てしまっているのか、分からないのです。ただ、長期に続けていると確実に栄養にはなっていることが分かる時が来ます。
・巷の英単語の記憶法
英単語の覚え方|6000語レベルの単熟語を最速で覚える方法
http://ty-method.com/word-idiom
ここのようなやり方は、一部の人にしか有効ではありません。
池田和弘さんの「英単語こうすれば速く覚えられる!」(絶版?)
和文脈に英単語を埋め込む方法
http://kazuhiroikeda.com/?p=783
受験生にはよいかもしれませんが、人によって好みが分かれます。
著者は、通訳学校で、6ヶ月、6,000語覚えたそうです。定着率がどのぐらいかは書かれていません。
例:私は、英語を (study) する。
というような方法です。
総体的に人の記憶について書いておきます。
単語の暗記には、大きく分けると、人には「3つの記憶型」があって、必ずしも、人の勧めるものが、適当ではないことがあるからです。また、学習サイクルとして男性型と女性型の違います。だから、皆が同じ方法だとは限らないのです。
記憶型
・視覚型
・聴覚型
・イメージ型
学習サイクル
・男性型
・女性型
純粋の視覚型だけはちょっと別格で、過去から現代まで、多くの語学の達人さんたちの記憶は、視覚型です。驚いたことに、その人たちの記憶の配置図があって、2次元であったり、3次元だったりするそうです。一般の人は、1次元です。2次元レベルでも、辞書を全部暗記してしまうそうです。私はやってみましたが無理でした。2次元の配置図を忘れてしまうのです。ただ、英単語というのは、聴いて覚える単語だけではないことは、言うまでもありません。聴いて覚える方法に頼ると、必ず限界がやってきます。
多くの人は、視覚型と聴覚型の複合スタイルが多いです。私自身は、聴覚型とイメージ型を合わせています。イメージ型は、100単語あれば、その内、1割程度は、一目で覚えられます。ある意味では英英辞典などを使うのもイメージ型ですが、あまり一つの型にこだわる必要はありません。
イメージ型は、抽象単語は覚えられないという人もいますが、それは間違いです。巷で宣伝しているようなイラストや漫画を元にするのではなく、その周辺情報などを合わせて覚えるので、必ずしも、具象化する必要はありません。
学習サイクルとして、女性と男性とジェンダー(gender)分けしましたが、別に実際の男女の違いがあるわけではありません。女性型は、1日を一定量、例えば、20単語を復習と合わせて覚えていく方法で、男性型は、一気に、1日に、100単語を学習し、その中で覚えたものを減らしていく方法です。私自身は女性型です。そうした方が、生活の中で単語暗記の時間管理がし易いからです。週間で、学習時間が、極端に上下が出るのは、私自身は好きではありません。ただ、実際に、男性と女性の覚え方の方法には、ある程度の傾向があるそうです。
どのようなスタイルがよいのかは、自分が見極める必要があります。
私がお薦めしない方法:(批判的な人もいるかもしれません)
・語呂合わせ (関係のない発想が多い)
・語源 (巷でいうのは、意味のこじつけに近い)
・多読で辞書を引かずに覚える (覚える単語が量的に少ない、読んでいる最中は、キーワードの意味は分からない)
・単語の例文自体を覚える (単語は例文から思い出す必要はない、効率が悪い)
・難易度の高い受験単語を覚える (高校レベルまでの単語に抜け落ちが発生する)
以上が、大まかな話です。後は、飛ばしても結構です。
なお、定番のコロケーションというと、例えば、presumed innocent(推定無罪)や、preemptive attack(先制攻撃)などです。絶対の組み合わせというものもあります。コロケーションというのは、意外に奥が深く難しいので、かなり意識して覚えないといけないように思っています。
抽象名詞で、日本語と一対一の対応ができる単語、例:defamation(名誉毀損), decadence(退廃)などは、単独でも良いです。実際は、受験単語には、そういうものが多いのです。ただ、個人的には、単語だけや、コロケーションだけというのは、抵抗や不安があります。個人的には、短文でよいので、文から覚えたほうがイメージ的には記憶に残るようです。文章自体はほとんど覚えていませんが、結果的には、なぜか単語の定着率が高いようです。
なお、私自身は、すでに市販の単語帳は使ってはいません。すべて自作です。
>2000単語近くのカードを作るのは効率悪いかと思い気が進みません。
私は、フラッシュカード(単語カード)を1,000語近く作ってみたことがありますが、かさばって不便なので、ついに断念しました。もちろん、作るのは悪くありませんが、枚数は、2,000枚にとどまらず、5,000語、10,000語となると、管理はともかくフィードバックも思うようにいきません。また、英単語と日本語訳だけのフラッシュカードは、完璧とは言いがたいものです。市販のもの、例えば、旺文社の『英単語ターゲット』などには単語カードがあるようですが、どの程度のものかは知りません。
私自身は、しかたがないので、パソコンのアプリに移し替えました。一時期、市販のものも使ってみましたが、"Vector"(ダウンロードサイト)などで選んだもののほうが自由度があっていいです。たぶん、いろんなアプリも出ているはずです。
現在、私の使っているアプリ自体は健在ですが、教材づくりなどの周辺作業は、エクセルなどを使い、かなり手間や時間が掛かるので、私の方法は、受験生には、あまりお勧めできません。私の方法では、1,000語の単語暗記リスト作るのに、1ヶ月近くは掛かります。例文、意味、発音記号を、自分で入れなくてはならないからです。
お礼
ご回答ありがとうございました! 簡単な長文問題冊子でも購入して少しずつ頑張りたいです!