• ベストアンサー

単元株と株式併合について

単元株と株式併合を比較して説明して欲しいと言われたのですが、この2つがどのような点で似ているのかいまいち分からず困っております。 この2つの定義と比較出来る部分がどこなのか教えて頂きたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Crusadess
  • ベストアンサー率57% (121/210)
回答No.1

こんにちわ。 単元は、議決権に関しての取り決めです。会社法188・189条です。 一株株主も立派な株主なので、当然に発言権があります。しかしたったの一株だけの小銭株主にまで発言権を与えたら、スケールの小さい話ばかりに華が咲いて、株主総会が無意味な座談会みたいになりかねません。そこで単元という発想です。「100株を1単元とする」との定款の定めがあれば、株主は100株持って初めて発言できるようになります。99株以下の小銭株主は発言できません。これにより、スケールの小さい株主を話し合いから除外でき、小銭株主は存在するが発言できない、という状況が作れます。 株式併合は、株式の両替です。会社法180条です。 1,000円札を10枚持っていたら、財布がカサ張ります。野口英世10枚を福沢諭吉1枚と交換すると、財布がすっきりします。これが株式併合です。株式併合をすると、枚数が減ります。ですので、お金持ちだけを株主にしたい時に使えます。例えば、1株1,000円ですと、5,000円あれば5株買えます。しかし1株1,000円の株を10枚集めてぎゅっと1枚10,000円に換えてしまえば、5,000円あっても1株も買えなくなります。スイカじゃないので「0.5株ください」というのはダメです。これにより、小銭株主がそもそも存在しなくなります。

関連するQ&A