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CATVで速度に差があるのはなぜですか?

友達の住んでいる地域のCATVの下りの速度は3Mbなのですが、私の住んでいる地域のCATVは128kbで、友達のところは料金を上げると6Mbにできます。 プロバイダによって重いとか差があるのは回線の数の差がどうのこうのっていうのを聞いたことがあるのですが、プロバイダの広告には「下りの速度は○○kbで上りが△△kb」って書いてないのに、CATVの場合は明確に表記してあって、しかもCATV局によって、すごく差があるのはなぜですか?「□□ネットさんの協力を得ています」とか書いてあるのですが、友達の地域のCATVも私の地域のCATVも名前も知らないようなローカルっぽいところだったのですが。

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  • ベストアンサー
  • pen2san
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回答No.2

まずCATVの帯域ですが、現在450MHz、700MHz、770MHz(もう一つ記憶が定かではありませんが550MHzだったかな?)と言う帯域が標準で使用されています。どの帯域の回線を使っているかは各CATV局により異なります。 勿論、帯域が広い程最大チャンネル数は増加します。 その帯域(チャンネル)のうち、どれだけの部分をTVやFMラジオに割り当てるか、どれだけの部分をケーブルネットの下り回線に、どれだけの部分を上り回線に割り当てるかにより、最大のTVチャンネル数やケーブルネットの最高速度が決定します。 限られた帯域(チャンネル数)ですから、TVチャンネルを増やそうとすればケーブルネットに割り当てられる帯域(チャンネル数)は減りますし、450MHzより770MHzの方がゆとりが出てきます。 どの様に割り当てるかはCATV局のポリシーと営業方針により決定されると言えるでしょう。 その割り当てられた帯域を各家庭(端末)が共有して使用する訳ですから同時にアクセスする頻度が高い時(ゴールデンタイム時)は各端末当りの転送速度は低下します。 最高速度はケーブルモデムの規格により決定されます。 よって、ケーブルネットの場合はスペックの中で「最高速度」のみ記載されており、「最低速度保証」記載されていないのが一般的です。 また、上りと下りの最高速度の違いは、「どれだけの帯域を下り回線に割り当て、どれだけの帯域を上り回線に割り当てるか。」によります。 しかしながら、実際の転送速度(実効転送速度)は自分が加入しているケーブルネットの転送速度で決定される事はマレで、各CATVネット局とその上位局との転送速度(混雑度)や相手サーバーの能力(回線速度や処理速度)、アクセス度合いによる混雑度により決定されます。 自分が加入している回線速度が遅いのか、あるいは相手サーバーが遅いのかをある程度明確にした後、早い遅いの論議をしないと支離滅裂な結論になりますから要注意!! 自分の加入しているネット局のHPへのアクセスは早いが他のネットに接続されているHPへのアクセスが遅い場合、ある特定のHPへのアクセス速度が遅い場合、いつも(24時間中)アクセス速度が遅い場合等を調査し原因を想定した後、各CATV局の比較論議をはじめるべきだと思います。 なお、各CATV局とその上位局との回線容量ですが、10MBps 程度の所もあれば40MBpsを確保している所もあります。 私の経験で言えば、自局の回線速度より、上位局との回線速度で制限されている場合と、相手サーバーの処理能力での制限が多い様に感じます。 なお、上位局との回線速度の問題はケーブルネットだけの問題ではなく、通常のモデムでの接続やISDNでの接続でも同様な問題が生じます。 モデムの回線数は論議される場合が多々ありますが(電話が繋がらないとか繋がり難いとかの為直感しやすい?)、接続された後の転送速度はあまり論議されていない(?)様な気がします。

その他の回答 (2)

  • pen2san
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回答No.3

再びpen2sanです。 訂正です。 現在のCATV局が使用している施設には、450MHz、550MHz、750MHz、770MHz施設があります。 それと難視施設用として220MHz施設もあります。 以上、訂正でした。

toduki
質問者

お礼

大変詳しい回答をありがとうございました。 初心者なのですが、大変判りやすく説明してくださって、とても理解しやすかったです。 インターネット接続のみならず、CATVのことも 良く判りました。 本当にありがとうございました。

  • Ladder
  • ベストアンサー率26% (13/50)
回答No.1

CATVのインターネット接続は、最高40Mbps(下り)くらいまで可能なシステムです。これは同一の域内で、なおかつ理想的な状態の場合です。ユーザ同士の帯域共用や、ノイズの関係etc.でそれほどのスピードは出ません。また、ユーザ数とCATV局からの上位に接続する回線の速度にも関係します。 しかし、少数のパワーユーザが帯域を独占して他のユーザのスピードを低下させることがないよう、ユーザの速度制限を設ける局が多いです。 そのコースは1種類だったり、数種類だったりしますが、今のところ、ライバルのISDNと同等の128kbpsのコースからが一般的でしょう。 CATV以外のプロバイダでは、アナログ回線(普通の電話)で58kbps、ISDNで64kbpsまたは128kbpsと上限速度が決まっているため、表示されてません。 .........ということです。

toduki
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が大変遅くなってしまって申し訳ございません。 システム上は可能な速度を、いくつかの理由で、あえて 制限速度を落としているということですね。 詳しい説明をありがとうございました。

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