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エリートの再生(空気的なもの?)
- 日本のエリートは従来は家柄や学歴に基づいて特権階級的な世界を歩んできたが、近年はフラット化が進み、評価基準も変わってきた。
- 最近の企業では厳しい環境下でトップの資質が問われ、勉強した人がトップに立っている。
- 日本では早期選抜制度による機関車役育成には問題点があり、平等を尊重する文化とのバランスを考える必要がある。
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”日本では平等を尊重する文化ですが、逆にそのような層を 維持すべきなんでしょうか?” ↑ エリートは必要だと思います。 エリートといっても、エリート意識だけがある高慢ちき な人間、という意味ではありません。 エリートだから、我が身をなげうっても、国家、人民の ために尽くす、というエリート意識を持っている人間 のことです。 自分の利益しか考えない、というのが普通の人間です。 日本全体の立場にたって物事を判断する 層の存在は貴重です。 ”日本で機関車役(キャリア官僚的やトップ)ものってどう 育成すべきなんでしょうか?” ↑ 新しく育成するてのは現実的ではありません。 私は、官僚がその役を担うべきだと思っています。 かつて官僚は誇り高く仕事をしていた。 政治家などは選挙区の代表に過ぎない。 俺たち官僚こそ、天皇の官吏として、日本全体の 利益を図る集団である。 その官僚の頑張りが、今日の日本を築いた。 (久米郁男 放送大学客員教授,早稲田大学教授) ここで「天皇の官吏として」という部分が重要です。 今時天皇でもないだろうと思う人もいるでしょうが、 官僚達の天皇に対する思いは相当に深いとの話です。 天皇を有効活用すれば、エリートが育成できるの ではないですか。 刑法の権威「団藤重光博士」は次のような指摘をして います。 「汚職が蔓延するアジアにあって、日本は比較的 清潔であった。 それは汚職は天皇に対する犯罪だから許されない とする意識が強かったからである」
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- eroero4649
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官僚ってのは本来はいわれたことを忠実にやる人たちであり、彼らが国をどうするかを決めるべきでは(本来は)ありません。 機関車の役割は、政治家の役目ですよ。そしてどの機関車を選ぶのかを選挙で決めるというわけです。 それでね、確かに今は機関車を必要とする時代だと思うけど、そこで機関車になるような人というのは、昔の長野県知事の田中さんとか橋下さんみたいな人なんですよ。良くいえば、決断力と実行力がある。悪くいえば、独裁者。これはもう世界中どこでもそうです。才能が優れていて決断力がある人は独裁者になるんです。 橋下さんがそうだけど、決断力はあるけど人の話しは聞かない。まあ橋下さんからするといちいち人の話しを聞いているからいつまでたっても決断ができないんだとなって、それはそれで正しいのですけれどもね。 あとね、機関車的な人物というのは、育てて出てくるものではないと思うのです。あえていえば、若者にチャンスを与えればそこから頭角を現す人物が出てくるでしょう。でもそれは、口でいうより難しいです。秒速で1億円稼いで秒速で破産に向かっている若手実業家がいましたが、彼みたいなちょっとうさんくさい若者が玉石混交となって出てくる世の中が機関車的人物を生み出すでしょう。ただそういう世の中は、若者たちが地道に努力するより一発勝負の一獲千金を狙う世の中ですから、それはそれでどうなんだってことにもなりますよね。 スティーブ・ジョブスは教育や本人の努力でなれるわけではないのです。彼は生まれながらにしての天才なのです。あえていえば、まさにジョブス本人がそうでしたが才能が突き抜けている反面人間性のバランスを著しく欠く人物が頭角を現すことを受け入れる世の中であるかどうかです。
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アリストテレスで3×2の政体があると。そのうちのトップの話ですね。 最近はむしろ、トップで独断でどう引っ張るかが昔より出てきたというのは最近の現象かもしれません。 ご回答ありがとうございます。
お礼
私もエリート層が重要なのかと思います。 国家国民何かしっかり目指すものがあって、良識で引っ張っていくという層というのは、本当に大事かと思います。 ご回答ありがとうございます。