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交通事故後遺症が残り痛みの原因が判らず困っています

1年前に信号待ちで50キロの速さで追突され、負傷しました。 加害者は任意保険未加入で物損分も払いません。 症状固定は7ヶ月後、後遺障害は被害者請求で14級9号でした。 そのときに後遺障害診断書で医師が書いた傷病名は頚椎捻挫と末梢神経炎です。 MRI上年齢相当のヘルニアが認められています。 受傷以来、左肩の痛み、左小指・薬指の痛み、麻痺、指が冷たい感じになやまされています。 そのため症状固定後も慈悲で脊椎外来と神経内科に数箇所通い、痛みの原因を探しているのですがさんざん高いMRIをとらせた挙句、わからない・治療法はないの一点張りです。 神経内科にいたってはてんかんの薬を処方してきました。 痛みで仕事ができず、職場での立ち位置も悪くなってしまいました。 指が冷たい(負傷したほうだけ)気がするのでサーモグラフィ検査などをうけたいのですがどこへ行ったらよいでしょうか? 左が利き手のため生活に支障がでているため、なんとか治療がしたいです。 こういう場合どうしたら原因をつきとめられるのでしょうか? 事故前はまったく病院通いと無縁の健康体であったためこの方面に不案内です。 同じような経験をされた方ご教示ください。 お願いします。

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回答No.1

 実は、誰でも、いつなるか分からない病気なのです。でも、知られていない病気!頸椎外傷の後、肩こりがするようになったという人のことを聞いたことがありませんか? もしかすると「線維筋痛症fibromialgia(通称FM、またはFMS)」かもしれませんね。日本では、ほとんど知られてはいませんが、海外では知られた病気です。日本では、病名すら知らない医師もいますし、病名だけしか知らない医師もまだ結構いるのではないかと思われます。・・・関係のない話から始まり申し訳ありません。  特徴的なことは、血液検査やレントゲンやMRIなどの画像に異常が見られないことです。しかし、痛みがあることです。その痛みも、リウマチの数倍の痛みが普通です。(だいぶ以前になりますが、元日本テレビアナウンサーの鈴木(大杉)君枝さんが、出産を機にこの病気になり、マンションから飛び降り自殺をしてしまいました。・・・ここまでの痛みになるのは、ほんの一部<ですが)冷感もこの病気の症状のひとつです。その他、色々な症状があります。  「線維筋津症ガイドブック」によると、頸椎外傷からの発症確率は20%を越えるそうです。  上記のように、医師にもよく知られていない病気で、数年ちょっと前に国家試験の試験範囲になった病気なので、診察している医師の数は異常に少ないのが現状です。基本的には、リウマチ科の医師が診ることになっていますが、診ようとしない医師がほとんどです。なので、お近くの難病連にお問い合わせてみると良いと思います。(「線維筋痛症学会」や「線維筋痛症友の会」の本部、または、お近くの支部でも良いと思います。)  「海外では、保険会社の人が、保険金の支払いに苦慮している」と何かの本にありました。早く日本もそうなることを期待しています。  あまり多くありませんが、線維筋痛症に関する本も出ています。まず始めに読むとすると「線維筋痛症がわかる本」(戸田克広著)がよいと思いますが、確か絶版になっているのではないかと・・・。この本によると「肩こりの人」も「線維筋痛症患者」に入る場合があるとあったと思います。こう言われると、上記の確率が、信じられるようになるのでは。  余計なお世話かもしれませんが、現在のところ、一生治らない病気です。裁判でなければ、損保会社は、損害賠償を認めようとしないと考えます。そうなると、大学の先生の診察を受けた方が良いと思います。東京に「霞ヶ関アーバンクリニック」というところがあります。完全予約制で、診察を受けられます。ただし、だいぶ先まで予約は入っていると考えた方が良いでしょう。  「線維筋津症ガイドブック」の本から、一部を転載します。 3.頸椎外傷  外傷の中で問題となるのは頸椎外傷である。整形外科外来の診療では頸椎外傷患者が日常頻繁に訪れる。初期の外傷が軽微であるにもかかわらず、頸椎の疼痛症状が遷延し、受傷した頸椎以外に腰痛、あるいは上肢痛、下肢痛、また、しびれ感などを訴える症例を経験する。通常、頚椎捻挫後遺症などという診断名により経過を観察されている。頸椎外傷患者の線維筋痛症の発症率は21.6%といわれており、下肢骨折患者の13倍の危険率を有する6)。  2003年までの5年間に当科で線維筋痛症と診断された症例182例中23例に頸椎捻挫の既往がみられ、それらの症例に対してアンケート調査を行った。調査時、線維筋痛症症状に関して、無症状の症例はなく、ときどき症状がでる症例が47.7%、症状が続いている症例が31.5%、かなり症状が強いという症例が21.1%であった。現職に復帰できたかどうかの質問では、84%が復帰していたが、11%は全く働くことができなかった。受傷時の疼痛範囲とアンケート調査次の筋骨格外症状では相関の傾向が見られた(図1---略)7)。  調査時の症状に関する回答では、精神症状として不眠が31.6%、憂うつ感が31.6%、不安感が36.8%とやや高く、身体的症状では頭痛57.9%、疲労感52.6%と過半数の症例が続いていた。その他、四肢の倦怠感と冷感が42.1%、眼球観想症状が77.8%、そして関節痛が57.9%であった。  事故が軽度であっても線維筋痛症を発症しており、力学的問題のみでは線維筋痛症の発症を予測することは難しい。頸椎外傷により線維筋痛症を発症した症例では、全例とも調査時に何らかの症状を有しており、初期の症状が広範囲である症例は筋骨格外症状が長引く傾向が見られた。  私の場合には、現在、太股や背中、指先などに痛みがあります。また、肩や他の部分にもコリがあります。私も、交通事故で、頸椎捻挫と診断されましたが、足のしびれが来て、それが冷感となり、痛みに変わりました。整形外科の医師は、おそらく「線維筋痛症」のことを知らなかったと思います。足がしびれたのをカルテに書いていませんでした。診断されたのは、交通事故から2年くらい経ってからでした。 

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