本当は 呉服屋 だけで十分だと思われますが、それを文字通りに取ると 呉服 だけを扱っている店であるということになります。呉服しか扱っていないというわけではなくて、呉服と組み合わせで用いられるアクセサリーの類も販売している、ということをはっきりさせているのではないでしょうか。呉服店と銘打つと、呉服を誂える時にしか足を運ばない場所であるかのようなイメージを抱かせてしまうので、もっと手軽に買えるものもあるから気軽にのぞいて見て欲しい、という気持ちが入っているように思えます。
魚屋さんでも、普通は 鮮魚店 でしょうけれども、中には 鮮魚乾物店 という形で名前を出している魚屋さんもあるようですが、ちょっと似ているかもしれません。