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大学の就活対応に疑問を感じています
- 大学の対応に疑問を感じている就活に対する大学側の対応について、疑問を感じています。大学では就職活動よりも授業が優先されることが当然とされていますが、学生としては就職は将来を決める重要なものであり、学内の授業や指導が盾にされることに疑問を感じています。
- 学生としては就職活動は重要であり、企業との面接や説明会に参加する機会を奪われることは職業選択の自由に反するのではないかと考えています。大学側も就職活動を行うための必要な欠席に理解を示すべきではないでしょうか。また、養成課程の大学としての責任もあると考えられます。
- 大学では就職活動のような個人的な欠席を行った場合に単位を与えないという対応をしていますが、これが適切なのかどうか疑問です。就職活動は将来を決める重要なものであり、学生に対して優先を強要することは適切だとは言えません。大学の対応について教えていただけるとありがたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
大学は教育機関であり、また資格取得のような何らかの仕事に従事する人を養成する課程も含まれ、しかし意外と学生は軽視しがちなのですが、研究機関という側面もあります。 教育≒養成≒研究 どれも微妙に異なります。決して同じではありません。 つまり、就職までの前段階と質問者さんは大学のことを捉えているかもしれませんが、大学としてはあくまでも研究機関であり、その研究の一環に学生を関わらせることで教育を行っている、という感じで考えていると思います。 その過程で、国家資格などが取得できたりするのであって、国家資格取得などが大学の使命ではありません。 大学の使命としては、社会に役立つような研究を行って行く場所、またそうした研究を行う人材を育成する場でもあり、その過程で、研究自体は続けないが高度な学問を修めたとして、卒業などの資格が学歴として与えられるのです。 つまり、就職活動などの社会に出る準備というのは、あくまでも学生が自主的にやることで、学生の就職は大学の使命とはそれほど関係がありません。 さらに言うと、大学を出たら社会、と思っているかもしれませんが、大学などでの研究も世間一般とは少し壁があるものの、社会のうちのひとつ。 学生だからまだ社会に出ていないし、社会に出るための就職活動を重要視しないなんておかしい、と考えることが、大学からすればおかしいことなんです。 もっとも、就職実績によって大学側の受験生からの人気度が変わってくるので、大学もある程度バランスを図っているとは思いますが、仮に有名企業に何人もが就職しようとも、大学としては研究実績がなければ評価は上がりません。 これは特に難関大学になればなるほど顕著で、研究実績が国際的な意味での大学の評価に繋がります。就職率が高いなど、学生集めのエサに過ぎず、大学としては研究実績をあげることが使命なのです。 大学と質問者さんとでは、そもそも見ている世界が違います。 本来であればこうしたことを分かって大学に入学すべきで、就職までのワンステップ程度の感覚で大学に来てしまったことが大きな間違い。 そういう学生が日本には非常に多いです。 他の国の同世代の大学生などからは笑われてしまいますよ。「それなら、なぜ職業訓練校とか専門学校に行かなかったの?」って。 質問者さんがお金を払って大学に籍を置いている状態で、大学内での学業を優先にされたことを理由に「職業選択の自由に反する」と訴えるのは間違いです。 就職活動が学業により妨げられてしまうので大学を辞めたいが、大学側が退学を受理してくれない、となったら「職業選択の自由に反する」と訴えられると思いますが。 「就職活動のような個人的な欠席を行った場合は単位を与えない」というのは、大学だから「許されている」対応なのではなく、そもそも大学とはそういうところなのです。 企業側は、優秀な学生を早く内定させてしまいたいため、特に文系学生などを対象に、一時期、就職活動の開始時期が大学3年生くらいになっていたことがありました。しかし就職活動ばかりに没頭し、まともに学業を行わず、卒業論文も大したものを書かない学生が多くなり、研究機関としての大学の価値を損ねてしまうので、近年では、就職活動の開始時期を遅くするなど、企業側の対応も変わって来ています。 ですから、企業説明会などの日程が大学の実習や講義と重なった場合にどちらを優先するかはまったくの個人の自由です。しかしこの場合、企業の側も、大学の実習など、まずは学業を優先するよう促すのが普通です。 質問者さんの身分は「まだ学生」なのですから、学生本来の学業を優先するのがごく普通の姿勢ですし、企業の側もそういった事情を抱えた学生を採用するのですから、学業を理由に会社説明会に出席できないことは、採用に向けて考慮してもらう正当な理由となります。 さすがに会社説明会の日程をずらしてもらうことはできないと思いますが、説明会へ出席することが難しいことを、企業側に考慮してもらえるのかどうか掛け合った方がいいと思います。 説明会時に配布される資料等を自宅に郵送してもらえるかどうか、など、企業に問い合わせてみてはいかがでしょうか。 説明会などで顔を覚えてもらうことも後々の採用試験などを考えたら必要かもしれませんが、しかし、出席できなかったとしても「説明会は学業を理由に出席できませんでしたが、会社資料を送っていただきありがとうございました。あらためて、御社の丁寧なご対応に感激し…」などなど、説明会に行けなかったことを後の面接などで挽回することはいくらでもできますが、説明会を優先したがばかりに、大学の単位を落として卒業できず留年、資格もとれず、内定も取り消し…なんてことになったら取り返しがつきません。
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「就職活動等個人的な理由による欠席は認めない」というのは、建前上の規定だと思います。理由の如何を問わず、出席するか、欠席するかは、あくまでも、学生本人の自由であり、本人の判断です。例えば、冠婚葬祭と重なった場合とか、極端な例ですが、仮に「伝染病にかかった」場合にも、無理して出席しますか?ケース・バイ・ケースです。それはあなた自身が考え、選択していくことです。 「就職活動より授業が優先なのは当然のこと」……どちらも、大学の趣旨には、入っていないと思います。あなた自身のことです。あなたが、考えて、その時の状況に応じて選択すれば良いことです。 ただ、出席できなかったからといって、「後日、資料の配布や説明」を要求するのは、いかがなものかという気がします。大学側にそんな責任はないでしょう。 「職業選択の自由」の問題ではなく、あなた自身が考えて、どちらを選択していくか、ということではないでしょうか? 「就職活動のような個人的な欠席を行った場合は単位を与えない」……趣旨が理解できません。学生は、就活のために欠席することはいくらでもあります。ただ、単位を取得するために、出席日数、欠席日数にも限度が設けられているはずです。その規定の範囲内で、選択しているのではないですか? このご質問は、OKWaveよりも、大学側に直接質問すべき事項のように思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 冠婚葬祭や伝染病等・またその他の実習と重なっている場合には、後日対応して頂けるので、そういった生徒のためにもう一日予定日を作ればいいのでは? と考えていました。 (ちなみに実習に関する指導は必須参加で、個人的理由による欠席の場合「実習に行かせない=単位を認めない」という処置です) 確かに、大学側としてもやはり指導に来ないで就職活動を優先するような学生にいちいち対応する必要はないですね。 両立を頑張りたいと思います。ありがとうございました。
- goodbrother236
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大学は本来、就活のためにあるものではないですから。 でも、就職のため仕方なく通う学生のお陰で大学が潤っているのは事実。 適当かどうかと問われれば、ちょっとやり過ぎな気もします。 でも違法でも違憲でもないし、文句を言ってもどうしようもないですけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 絶対に認めないと言われ、先輩の話を聞いてもあえなくばっさり……。ということで、実際に面接と指導の予定が重なってしまったため、少し憤慨していました。 (企業側が面接の日時をずらしてくれたのですが、就職活動と指導の日時が重なるのはもう数回目なので……) 大学側も、おそらく就職活動でごっそり学生に休まれてはたまらないでしょうし、仕方ない処置かもしれないですね。 ありがとうございました。
補足。 >参加できなかった人に対し、後日資料を配布し口頭で説明することが困難とは思えないからです ええ,可能ですよ。ぼくは教職教育副委員長として,就職活動で無断欠席した学生に,後日に再度の説明を行いました。委員会では「欠席した学生は企業就職を優先させたんだから,教員免許なんか取らんでもいい」という意見もありましたが,大学執行部の「就職支援が大事だ」という意向に従わざるをえませんでした。学生のわがままで仕事の予定を狂わされ,おなじ話を2回するという馬鹿を演じました。 まだ,思い出すとハワラタが煮えくりかえりますよ。ぼくに対面でこんなことを言うと,ぶんなぐるぞ 爆。
妥当です。一生にかかわるほかの個人的理由をあげるなら,「恋人に結婚を切り出すかもしれない勝負デート」でも公欠が許されることになります 笑。権利のなんのという論法を持ち出すなら,むしろ「企業」のほうが,あなたの「学ぶ権利」を侵害していると解すべきじゃないですか? 単位をとるために必要な出席率は3分の2以上ですが,その制限ぎりぎりで就職活動を行う学生はいるようです。大学側も,「授業を1回でも休めば単位は出さん」と言っているわけではありません。 なお,ここ(OKWave)の質疑応答を読んでいると,驚くべきことに就職活動をも公欠扱いにする大学もあるようです。きっとアンポンタン私大なんだろうと思いますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >権利のなんのという論法を持ち出すなら,むしろ「企業」のほうが,あなたの「学ぶ権利」を侵害していると解すべきじゃないですか? 「学ぶ権利」……確かにそう感じます。本分は学業ですしおろそかにしたくないので、学生としては土日祝日に会社説明会等を開いて下さるととても助かります。新卒採用の方はお休みしたいとは思いますが……。 私も友人から就職活動を理由に大学を休むという話を聞いたり、実際に会社説明会等で就職活動証明書のようなものを社員の方に記入してもらっている学生を見たりして、不公平感を感じてしまいました。 やはり大学は就職のための予備校ではないと実感しました。学業も就職活動も頑張りたいと思います。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大学生でありながら研究という側面を見逃しており、非常に恥ずかしく感じています。 (就職活動で研究室をお休みすることがあり、申し訳なく感じていたのですが、そこで止まってしまっていた自身の至らなさに気付きました) 確かに、日本では「とりあえず」大学を出て就職するような風潮があり、そのために大学の本来の機能が損なわれているのではないかと感じます。 説明会等への欠席についても、企業側に対してそういったアプローチを試みていない自分自身にも問題があると分かりました。 大卒で就職するつもりではありますが、この一年間で少しでも社会に貢献できるよう研究をしていきたいと思いを新たにすることができました。ありがとうございました。