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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「知覚」と「感覚」と「感じ取る」)

知覚と感覚と感じ取る

このQ&Aのポイント
  • 知覚と感覚とは異なる次元であり、感覚は生理的に刺激を受け取る次元であり、知覚はそれをもとにした情報処理の次元である
  • 「感じ取る」という言葉は感覚知覚認知を含んだ広い範囲の意味を持つ
  • 定義は難しく個人の捉え方に差があるが、知識のある人の意見を求める

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  • fujic-1990
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回答No.2

 共通点ではなく「両者の違い」という観点で述べると、「知覚」というのは、こちらから積極的に調べに行って得たもので、「感覚」というのは、なんとなく自然に得たもの、という使い分けをしております。あまり「知覚」云々とは言わないですけど。  ふつう、「知覚」は「する」んです。「知覚する」。「感覚」は「しない」んです。「感覚する」とは言わず、まあ、「感覚が生まれる」「生じる」かな。  違いを誇張して言うと、例えば小説を読んでいて、   「彼女が俺を嫌っている」のを「知覚」した・・・ という文を見たら、この男(主人公)は彼女に対して言葉や行動で働きかけ、その際の彼女の自分に対する言葉遣いとか態度とかを冷静に分析したり、また、ほかの男に対する彼女の言動と比較したりして、「嫌っている」という判断に至ったんだな、確信を持ったな、と理解します。  「彼女は俺を嫌っている」という「感覚」があった・・・ という文を見たら、この男(主人公)は、ハッキリした根拠は自覚しないで、ただなんとなくそう思っているだけで、積極的に調べてはいないな、確信はもっていないな、と理解します。  その後の、主人公の行動は、おおよそ推測できます。  「感じ取る」は、両者の中間、どちらかというと「知覚」に近い意味で使いますね。和語と言っていいかな。積極的に働きかけなどはしていないが、自然に集まった彼女の言動をいろいろ思い返してみると、そんなふうに思える、というような程度でしょうか。ある程度、論拠はある。  「なんでそんなふうに感じ取ったの?」と聞けば、それなりに説明らしい説明をしてくれると思います。聞いた人が納得できるかどうかは別にシテ。  「認知」は、「子供を認知する」「認知症」などという、意味が決まっている場合以外、一般では使わない言葉でしょう。私は哲学方面は興味がないせいか、使ったことがナイので、認知についてはわかりません。  

0517335
質問者

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その他の回答 (1)

  • kine-ore
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回答No.1

宮城音弥編「岩波小辞典 心理学第2版」では次のような仕訳を行っています。 「外界の性質をつかむ作用(認知 cognition )のうち、感官を通ずるものを知覚 perception というが、さらに知覚のなかで、生理的条件に直接条件づけられた状態を感覚 sensation という。」 「感じ取る」には、「感覚器官を通ぜずに自己の意識内部を知覚する能力を内官( innerer Sinn )という」(「岩波小辞典 哲学」)側面が強くあって、いわば主観的反応としての「察知する perceive 」あるいは「印象 impression 」「感覚感情 sense-feeling 」といった分野との相関がより強調されるのではないでしょうか。

0517335
質問者

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