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文化と経済は両輪
(1)文化と経済は両輪って聞きます。 本当でしょうか? また (2)文化芸術が辛さを超える 原動力になるって? 識者様!教えてくださいませ。
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美学ではないですけど、人間は機能や合理性、正しさだけを追求しても、幸せではありません。 真理をできるだけ本質に迫るというのは必要かとは思いますが。 人って心があるものです。 無機質な状態から生命を得ること。 これが文化であり、芸術であると思います。
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- Postizos
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補足ですが。 1.文化はどちらかというと経済の影響を受ける側にあると思われます。特に近代では。 政治や思想もそうです。 だからこの関係を逆転させようという発想(文化から思想や政治やひいてはそこから経済に影響を及ぼそうという発想)も出て来るのでしょう。 2.文化は無自覚に流されていたら一時的になごませる事はできても「超える原動力」にはなりづらいようにも思います。私はどちらかというと本質的には立場の弱いもののように考えています。文化であるかどうかより人間のこうしたいという気持ち、それが反映した作品や表現であるかがやはり重要なのではないでしょうか。 〈広辞苑〉【文化】 ○3 (culture)人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。 衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。 文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区別する。 ⇔自然。 日本語で今、文化というとこの語義よりも芸術や生活様式の意味に近いと思います。 西洋式の文化の考え方は人間を特別視してその他の動物と区別する観点や自然と対立的なものとする考え方が強いように私は思います。(肯定的に見るなら、人間を意識ある者と考えている。)
- Postizos
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1.例えば江戸時代に商業が発達すれば元禄時代のような豪華をよしとする文化が発達しましたし、そのために武士や農民が経済的に落ち込んで倹約令が出されれば文化文政時代のような派手さを強調しない文化が発達しました。 物をたくさん買わないと幸せでないような世の中ではそういう文化が発達します。例えば物を直して使うより買い替えた方が安ければ、合わせて作ったり直す技術より自分に合った物を探したり、細かくバリエーションが分かれた商品が発達するでしょう。 2.現実では無理でも芸術の中では許される事はいろいろあると思います。