どのようなまんが家になりたいのかによっても道は違います。
基本的な、ペンの使い方とかのレベルでのまんが家の入門書はいろいろとあります。
デッサンなども、勉強はしておいた方が良いはずです。
デビューが早いのは、ファミリー4コマ系です。
まんがタイム・まんがライフの系列です。
月例新人で入選して半年後に連載開始というのも、珍しくありません。
もちろん才能と努力があっての話ですけど。
ただしそのかわり、毎月連載されても、それだけでは食えません。
月に連載8ページでは、月収10万は無理ですから。
デビューが遅い代わりに当たると大きいのが、少年向け週刊誌です。
週刊少年ジャンプ・サンデー・マガジンなどです。
毎週連載できれば、家賃を払って一人で食べていく程度の収入にはなります。
万一、アニメにでもなると、年収一千万以上も夢ではありません。
ただ、売れることだけ考えないで、作品の傾向も考えてください。
女の子向け作品だと、少女向け雑誌の方が良いはず。
エロ専門とか、マージャン劇画とか、いろいろと路線はあります。
ともかく、自分に合った作風の作品が掲載されている雑誌の出版社に持ち込みや投稿をしてください。
どこの出版社も、親切に指導してくれます。
まんが家になるのだけならば割と簡単です。
ただし、それで食べていくのはかなり大変です。
まんが家で金持ちになるのは、夢だと思ってください。
運と努力と才能が無いと、無理です。
セーラームーンの武内先生は、他の人の代わりに引き受けた仕事がアニメになるという幸運で、年収1億円に達した時もあったそうですが…
毎月連載しているまんが家の半数以上は、それだけの収入では食べていけない人です。
売れたら売れたで、神経と体の酷使になります。
ここでは個人名は控えますが、業界では精神を病んでいるという評判の、現在も連載している作家や以前はアニメも放送された作家は何人もいます。
自殺された作家も、作品がアニメ化された人も含んで、何人もいます。
運と努力と才能と、強い精神力が必用です。
お礼
好きな仕事が本職なら幸せだと思っていたのですが、考えが甘かったみたいですね。貴重な情報をありがとうございました!