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STAP細胞の論文捏造はどのくらい問題なの?
捏造と判断されたということですが、これってどのくらい問題なんですか? もちろん然るべきところで発表している研究なので、論外なのでしょうが。 「修士論文でもそれはないわー」ってレベルなのか、「あーまぁ一般的にあるけど、分かりやすくやりすぎ!」ってレベルなのか。 なんというか、研究職の人たちの反応が知りたいです。 よろしくお願いします。 <STAP細胞>理研「小保方さんが捏造と判断」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140401-00000015-mai-soci
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今回の問題について、誰がねつ造だと判断したのかが問題です。メディアとか世論が判断したとなれば大問題です。なぜならメディアとか世論(一般人)は科学実験自体が出来ないのですからねつ造かどうか立証出来ませんので批判できる立場にありません。これが共同研究者からの発言であれば問題になってくると思います。ちなみに今回叩かれているコピペなどですが科学論文において言えばコピペは問題ありませんのでその議論は論外です。(文学論文であれば著作権等あり問題ですが) そして一番気になった事が理化学研究所の会見です。あの会見では責任は全て小保方さんにあるというニュアンスでしたがそれはおかしい事です。なぜなら小保方さんの上司が居るのです。研究所ですから個人で研究している訳ではありません。当然論文についても上司承認がなさせているはずなのです。あの会見は理研の利権と威厳を保たんがために行った不正会見にしか見えませんでした。
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- ga111
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結構見逃されているのですが、あの論文は、再現できることが命です。iPS細胞みたいなものが、簡単にできるというのがウリ(セールスポイント)なのです。 本人も再現できない(調査委員会の竹市氏、談)、世界中の第三者グループも再現できない、でもう絶体絶命ですね。 一方、山中さんのiPS細胞は比較的早く、第三者グループの再現性がとれていましたよね。たぶん。 また、実用性が低くてもNatureに掲載されるものがあります。こういった報告は、それほど話題にならないので、チェックを受けることも少ないでしょう。 こんなことを言ってはいけないのでしょうが、Natureクラスの報告でも再現性はあまりないそうです(半分くらい)。著名な研究者が言っていました。今回のは、とくに再現できることが命である技術的な論文なので、とても目立つし、かなり問題ということです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E6%BF%80%E6%83%B9%E8%B5%B7%E6%80%A7%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E7%8D%B2%E5%BE%97%E7%B4%B0%E8%83%9E#.E7.96.91.E7.BE.A9
お礼
>結構見逃されているのですが、あの論文は、再現できること>が命です。iPS細胞みたいなものが、簡単にできるというのが>ウリ(セールスポイント)なのです。 お礼遅れてすみません。 なるほど。 この視点はなかったです。 ありがとうございます!
- larme001
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研究の世界ってのは、まあある意味紳士協定みたいな部分もあるわけで、お互いのデータを基本的には科学的な根拠なしは批判したり差別したりしないという暗黙の了解があると思います。とは言っても現実的には、欧米の国からの論文とか、大御所と呼ばれる権威のラボからのデータと、得体の知れないアジアからの論文ってのは客観的に評価されるかというとそうでないこともしばしばあったりもするんですね。あなたが、中国韓国の科学技術に不信感をもったりするのと同様に、科学の世界でもその国やその論文のでてくる機関ってのは評価に一定のバイアスを生むわけです。 実際韓国は、iPS細胞の前に捏造事件を起こしたことによってiPS細胞技術にたいして非常に悪い印象を世界に与えました。山中先生が日本ではiPS細胞を発表したことによって世界的にもiPS細胞とか再生医療分野の評価ってのはそれなりに高いはずなんですが、今回のstap細胞によって今後こういうインパクトのある論文は批判的に受けられる可能性だってあるわけです。これは、「早稲田の博士号≒コピペでも通るのか?」と半分冗談に思われてしまうのとおなじように、結局本気で頑張っている他の多くの研究者の評価を落とすことにもなるわけです。それは真実な部分だけならばまだいいにせよ、主観も入ってくるわけで、仮にも非常に厳しい教育のラボが早稲田にあったとしてもそこで必死にやって博士号をとったとしても、世の中の人間が早稲田の博士号って簡単だという概念がったとすればその努力は評価してもらえないということなんですね。研究の世界でいうとそれは世界との戦い、ひいては国力とか国家の信頼にもなってくるわけです。 逆に言うとそういう捏造がないように制度を作ればいい、というのも事実なんですが、結局そんな都合のよい監視体制を引いたところで結局研究者の研究業務に支障が出る部分もあるわけです。痴漢が多いからといって厳しく取り締まると冤罪ができる。冤罪を防ぐために女性専用車両をつくったが、女性専用車両がガラ空きなのに周りはすし詰めで通勤しなくてはならないという悪循環が生むわけです。stap細胞の真偽はともかくとして、かりにも本当にユニークな発見をしたところで、その人が若手の研究者でまだ世間的に評価されていなかったら誰も相手にしたくない、そして結局重要な発見を見捨てることにもなる危険性もあるわけです。 今回の件は、まあアカデミックとか研究の世界でそういう意味でもどうしていくべきかという問題なんですが、ただ、一般の方だって結局他人事ではないとおもうんですけどね。偽ベートーベンとかと同類のも問題とか森口氏みたいな明らかに変な人扱いして笑われているのはともかくとして、メディアがどうでもいい部分で持ち上げてそれにのったけど都合が悪くなったら叩きに回って、結局研究者としてどうとか批判するのは構いませんが、結局日本の国力にもつながってくるんですよ。理研を単に叩くとしても、結局理研=捏造というレッテルを世界に植え付けてしまったことによって実際関係ない物理の先生方すら起怒っているんですよ。「理研、とうだけで論文が通りにくくなるのではないか」と。そのぐらい、理研がこの問題に対してどう世界で信頼を回復させるのかってのは重要な問題であって、結局そういうのをただ、割烹着だとかリケジョだとか理研の対応が悪いとか野次馬精神で批判している第三者だって、本来ならば日本という国の世界での地位を陥れる可能性さえある今回の事件については怒ってもいい問題だとおもいますけどねえ。 ま、研究じゃない人間の大半は偽ベートーベンと同程度の認識なんでしょうが。
お礼
ありがとうございます。 確かに。 そのときの話題性だけ狙って叩いているようでしたが、結局は日本の研究全体に悪いイメージを与えてしまいましたね。。
- qiqi555
- ベストアンサー率16% (18/110)
口止めされたことは理研側が疑問に思いますよ 小保方さんが弁明をするべきと思いす 出来ない以上にいい加減な調査でないか だから口止めされた
お礼
そうかもしれませんね。 回答どうもありがとうございました!
- mstk2
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この程度のことはよくあるという主張が多いようですが、意味不明。 今回の件は、例えていえば、五輪の金メダリストが万引きやらかして騒ぎになったとき、万引きなんてよくあるっしょと言っているようなもの。 一概に、その辺の学生やヘボ教授が論文剽窃しても、誰も歯牙にもかけないのは当たり前。(というか誰も読まない) 理研という超有名機関に籍をおく人間が、ネイチャーという檜舞台へ出した論文にゾロゾロ問題があったから、騒ぎになっているのです。 しかもそれが、ミスという次元ではなく、どうやらねつ造。 日本の研究者は残念ながら上から下までピンキリだけど、ねつ造する研究者というのはそういない。いやうちでは普通だよという人がいたら聞いてみたい。アンタどこの大学だよと。 むかし旧石器ねつ造事件というのがあったが、今回のケースはあれと近い。 およそ9割9分の研究者は、うっかりミスはやらかしてもねつ造はしないから、今回の件にどれほど厳罰がくだろうと困らない。むしろ悪い奴だなという目でみてる。 逆に、この後に及んでも小保方に同情的な研究者って、どういうこと。自分も身に覚えがあるわけじゃないよな。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにネイチャーまで出すうえで「間違ってました」はちょっと初歩的すぎると思いましたが、ミスではなくねつ造だったんですかね。 そのへんは良くわからないです。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2126/7992)
予算獲得が目的で不正な実験結果を提出し、信用を失ったり、罰せられる研究者は外国にもいるそうです。米国で生物の獲得進化研究で不正がおこなわれて事件になった例もあります。STAP細胞事件も同じレベルのものであれば、研究者が信用を失い、予算獲得も出来ないという事態が予想されますね。 何よりも大学や研究機関の顔を潰したわけですから、タダでは済まないでしょう。明らかに意図があっておこなったのであれば、処罰される事態になるでしょうね。企業で、こんな大失態をやったら、首が飛ぶでしょうし、上司も責任を取らされますよね。同じだと思います。 もっとも、外国では国が共犯になって捏造論文の大量提出をやっている例もあり、捏造は生命科学の分野では珍しくないのが実態です。捏造に関してモラルが低いのが生命科学研究者の体質かもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。 表舞台に出すものとしてはよくよく確認するのが基本中の基本ですよね。 おっしゃるように捏造だったとしたら許されがたいですが。
- Dieci_Quattro
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そんなの大した問題ではありませんよ。 ただ、日本人は他人の小さな過ちを寄ってたかって厳しく咎める国民性なだけですよ。 STAP細胞のこともよく知らないくせに マスコミに踊らせられて騒いでいるのを見ていると、すごく愚かに見える。
お礼
どうもありがとうございます。 >STAP細胞のこともよく知らないくせに マスコミに踊らせられて騒いでいるのを見ていると、すごく愚かに見える。 これは本当にそうですね。 会見でも本質と関係ない質問が飛んでましたしね。
- wakaranyo2
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各、学会誌に載ったこれが真実でマスコミが取り上げるに至った、事実関係を整理すると、では、学会誌は、偽物を載せることが簡単に、出来るのか?どう考えてもマスコミを操作しているとしか思えないのですがね。
お礼
>学会誌は、偽物を載せることが簡単に、出来るのか? ここ気になりました。そうですよね。 回答ありがとうございました。
- abewainpo
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時代が変わったということですかね。昔はコピペするインターネットもありませんでしたから。アホがすり抜ける余地があるのでしょうね。
お礼
確かに。。 ありがとうございます。
マスゴミのエサ程度の問題ではないですか? この種学術研究の分野では よくあることだそうですよ
お礼
ありがとうございます。 やっぱそうですよね。 まぁ正式なとこに出すのであれば良くチェックすべきではありますけど。
- dragon-man
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日本大学では、この程度のことはしばしば行われています。今朝の産経新聞に関西大学東京センター長・竹内洋氏が次のように書いています。 http://sankei.jp.msn.com/life/news/140401/edc14040103400000-n1.htm 今回のSTAP細胞論文は、著名なネイチャー誌に取り上げられ、マスコミが大騒ぎしたので大問題になっただけです。そうでなければ、何も起こらなかったでしょう。竹内氏が言っていることはそういうことです。
お礼
そうですねぇ。 いい記事を教えていただきどうもありがとうございます!
お礼
・誰がねつ造だと判断したのかが問題 ・理化学研究所の会見がおかしいのでは おぉ、なんかすごく同感しました。 確かに。 回答どうもありがとうございます!