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なぜ朝鮮総連は不服申立ができるの?

朝鮮総連のビルが22億円で落札されたとニュースになっています。 ところが朝鮮総連側は「安すぎる」として不服申立をしたようです。 これで疑問に感じたことがあります。 旧朝銀が破綻したとき、総連本部の土地建物は国によって抑えられたというか、差し押さえの状態になったのではないでしょうか? もしそうなら、土地建物に対する権利はもうないわけで、差し押さえられた不動産がいくらで落札されようと、もう現金が総連のフトコロに入らないし、総連にすれば関係ないということになりますよね。 どうして不服申立ができたのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • tarohkaja
  • ベストアンサー率29% (66/221)
回答No.3

債務者の担保を競売にかけることによって、 債権者は貸した金を取り戻すわけですが、 この時に、 国によって仕組みが違い、 アメリカなどでは(よく知りませんが)、落札金額が債権者に払われてそれで債務は終わりらしいのです。 ところが日本は、 落札金額が債務よりも安ければ、 その差額の負担は債務者に残るのです。 落札金額でおしまい、 という法律の国ならば、 担保がいくらで売れようと債務者はそれで解放されます。 ところが日本の法律では、 債務額に競売落札額が及ばなければ、 足りない分は債務者に請求され続けるので、 破産しない限り背負わなければならない。 だから、 総連としては債務額に見合った額で売れてほしいのは当然です。 不服申し立てをしないと破滅です。 また、 債権者にしてもこの担保からもっと返済額が得られるはずだと思えば、 債権者の方からの不服申し立てもあり得ます。 これでしょうがないか、 と思えば債権者は何も言いませんが。 だから総連はたいへんです。 ほかに間借りをして生き延びて、 残額を返済できればいいですが、 朝銀の破綻が総連の破綻になってしまいます。

m0a7c8
質問者

お礼

有難うございました。 私が質問に挙げたのは、アメリカの法律ならそうなるという事だったようですね。 日本の法律では、落札金額が安ければ、その差額が債務者にまだ借金として残るシステムになっているという事ですね。 だから総連としては1円でも高く落札してほしいし、また不服申立ても出来るというわけですか。 納得しました。有難うございました。

その他の回答 (2)

  • 1paku
  • ベストアンサー率21% (344/1575)
回答No.2

一般的に、お金を貸していた債権者は、競売で現金化したら、それで貸していたお金の一部を返してもらうことになります。 ですから、債権者は落札金額が不当に安ければ、不服を申し立てることもできます。 朝鮮総連は、その債権者の代理として、待ったをかけたのでしょう。 ま、建前というか口実にすぎませんが、、

m0a7c8
質問者

お礼

有難うございました。 競売で得たお金は一旦総連のものになって、それを右から左に返済として充てることになるわけですか。 それなら1円でも高く落札してほしくなりますよね。

  • sutorama
  • ベストアンサー率35% (1689/4748)
回答No.1

現行では、訴えることは誰でもできます

m0a7c8
質問者

お礼

有難うございました。

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